外注ノウハウ
公開日: 2020.05.22 / 最終更新日: 2024.03.12

採用代行(RPO)とは?費用相場や活用のメリット、おすすめの依頼先を紹介

人事の主要業務のひとつが「人材の採用」ですが、近年の人手不足の影響もあり、採用業務の代行を依頼する企業が増えています。今回は、採用をアウトソーシングするメリットや採用代行の料金相場、おすすめの依頼先などについて紹介します。

採用代行とは?


採用代行とは、企業の採用業務を代行してくれるサービスのことで、RPO(Recruitment Process Outsourcing)とも呼ばれています。

採用業務は、「コア業務」と「ノンコア業務」に大きく分けられます。コア業務とは、採用計画の立案や面接官トレーニング、広報ツールの作成、説明会やインターンシップの運営、人材選考~内定者フォローなどの業務のこと。一方、ノンコア業務には受付・エントリー者管理、説明会・面接の日程調整、応募者・問い合わせ対応などが該当します。

通常はノンコア業務をアウトソーシングすることが多いですが、社内の人手不足やノウハウ不足により、コア業務の一部も外注する企業が増えています。なお、採用代行の依頼は職安法の「委託募集」に抵触する可能性があるため、労働大臣または就業地を管轄する都道府県労働局長の許可を取得する必要があります。

採用代行を利用するメリット


採用代行を利用するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

採用のプロに任せられる

採用代行サービスを提供している会社およびそのスタッフは、専門性が高く豊富な経験を有するため、自社で行うよりもミスが少ないうえ、スムーズな進行を期待できます。ノウハウがない企業にとって、採用のプロであるスタッフは心強い味方になることでしょう。

コア業務の時間が増える

採用代行を導入すると、本来そこに割いていた時間がなくなり、取り組むべきコア業務に集中することが可能です。人事戦略の立案や合否判断などは熟考が必要な業務であるため、これによって業務の効率化や生産性向上にもつながります。

コスト削減につながる

新卒採用などは1年がかりの業務となるので、慣れない作業の場合、自社内スタッフの時間と労力、コストがふくらむ原因になります。これを専門家に委託すると、短時間で効率の良いサービスを得られ、結果コストダウンにつながります。

採用代行の費用相場


続いて、採用代行の費用相場を確認してみましょう。

一般的な採用でかかる費用

通常の採用にかかる費用は、求人広告費や説明会運営費なども含めて、新卒採用で1人あたり約50~55万円、中途採用で約80~300万円前後といわれています。もちろん職種や採用方法によって異なりますが、採用代行を利用しなくても1人50万程度がかかることを認識しておきましょう。

採用代行で発生する費用

採用代行サービスの場合、アウトソーシングする業務の範囲や代行会社によって料金設定が異なるため、一概には言えません。一例としては、「月額管理費用20万円」といったように月額でサービスを提供している企業もあれば、「面接実施1回1万円~、合否連絡月2万円~」など、業務内容に応じて料金設定をしているところもあります。代行サービスを利用するならば依頼したい業務を明確にしておき、必ず複数社から見積もりを取りましょう。

採用代行の選択肢とは


続いて、採用代行の依頼先についてご紹介します。

RPOサービスを活用

採用を効率よくスムーズに進めるには、採用代行を専門としているRPOサービスの活用をおすすめします。PROサービスは効果的な手法やノウハウを蓄積しているところが多く、希望する採用業務を円滑に進めることができます。会社によっては社内常駐による代行サービスを提供しているところもあるため、必要であれば相談してみましょう。

クラウドソーシングサービスを活用

クラウドソーシングサービスとは、仕事を外注したい人・受注したい人をインターネット上でマッチングするサービスのことです。採用代行だけでなく、事務や営業代行、SNS運営、クリエイティブ領域などの関連業務を幅広く依頼することができます。採用代行やサポート業務を依頼する場合、応募者とのアポ取りや日程調整のみ任せたり、オンライン面接の代行を依頼したりなど、依頼内容や料金、納期を柔軟に相談することも可能です。

採用代行の依頼なら「クラウドワークス」がおすすめ

採用代行や事務領域の仕事を外注したい場合、クラウドソーシングサービスを利用する方法がおすすめです。なかでも日本最大級の「クラウドワークス」は登録者数480万人を超えており、さまざまなスキル・実績を持つ人材が多数登録しています。

クラウドワークスを活用すれば、事務や採用業務を得意とする人材や、秘書経験者などを広く探すことができます。スカウト候補の選定や、スカウト文面作成・送信、募集文面作成、面接選考など、採用に関する業務を部分的に外注することも可能です。そのほか、応募者からの問い合わせ対応、日程調整やアポ取りなどの進行管理を依頼することもできます。

【クラウドワークスでの発注事例】
・事務代行(データ入力や募集文面の作成、リサーチ業務など):時給1,000円前後
・経理代行(仕訳や記帳、領収書の精算、給与計算など):時給1,000~1,500円
・秘書代行(日程調整やアポ取り、問い合わせ対応など):月額3~15万円

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クラウドソーシングTimes編集部
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