マーケティング
公開日: 2020.07.29 / 最終更新日: 2023.12.08

モチベーション管理システムとは?選び方のポイントとおすすめ5選

健康的な経営を推進することは企業が社会的な評価を得るための指標でもありますが、これを得るために役立つのがモチベーション管理システムです。職場環境の改善をはじめ、社員のモチベーション管理に重点を置くことを検討している企業に向けて、管理システムの選び方やおすすめのシステムを紹介します。

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モチベーション管理システムとは?


そもそもモチベーション管理とは「社員のモチベーションを見える化し、必要な対策を実施することで社員のモチベーション向上や会社全体の生産性向上を目標とするマネジメント手法」のことです。そこで、モチベーション管理の重要性やシステムの活用方法を詳しく説明します。

モチベーション管理が必要な理由

社員のモチベーションを知るうえで重要になる指標が、従業員満足度(ES)やエンゲージメントです。これらが低いと、会社が好きになれない・仕事にやりがいを持てないなどの生産性の低下や離職に繋がる原因となります。

とはいえ、経営者が社員に対して、上司は部下に対してなど、社員同士が互いの本音を常日頃から伝えられるような時間が十分にあるとは限りません。このような時、効率の良いモチベーション管理ツールを活用することで、社員同士のコミュニケーション時間がないとしても社員のモチベーションを可視化でき、一人ひとりが抱える問題をいち早く発見することができます。

従業員満足度を調査するにはこちらの記事をぜひ参考にしてください。
関連記事:従業員満足度を高める!調査の仕方や今からできる対策方法を紹介

モチベーション管理システムでできること

モチベーション管理システムに備えられている機能はおおむね以下のとおりです。

・アンケート機能・分析レポート
アンケートの質問設定やアンケート結果など、収集データの一括管理ができます。収集データは数値化・グラフ化されるため、課題や傾向を多角的に分析できます。

・コミュニケーション機能
チャットやスタンプを使った気軽なやり取りや、個人やチームを問わず部署間での報連相やフィードバックがしやすい環境整備などが行える機能です。上司に相談しづらい場合は、匿名で人事部にメッセージ送信できる機能が備わっていることもあります。

・ストレスチェック機能
ストレスチェックの準備・実施・報告までをサポートする機能です。社員の健康問題やストレス度の高さをモニタリングする際に便利です。

モチベーション管理システムの選び方


モチベーション管理システムを選ぶ時に確認しておきたいポイントは以下の3点です。

操作性の良さ

まずは、誰が使っても操作しやすいというような「操作性の良さ」です。操作が複雑で分かりにくいとアンケートなどの回答率が下がってしまう可能性があり、必要なデータを集めることができなくなります。システムの操作が苦手な社員であっても簡単に操作できるかを確認しましょう。

必要な機能の充実度

システムに求める機能はどの企業も同じとは限らないため、自社にとって必要な機能が搭載されているかの確認も重要です。社員がモチベーションを低下させる原因は企業により差があることから、どのような課題を解決していきたいのかによって管理システムに求める機能が変わるためです。

たとえば、社員のモチベーション変化を確認するには「定点モニタリング」機能がおすすめです。連絡回数を増やしたいならば、上司と部下間、チームと部署間で気軽にコミュニケーションが行える「チャット機能」が役立ちます。

価格の適正さ

初期費用や毎月の運用コストも外せないポイントです。管理システム費用は基本的に毎月のランニングコストとして発生するため、必要な機能をすべて含めたときに費用はいくらになるのか複数社から見積もりを取ることがおすすめです。

モチベーション管理システムおすすめ5選


特におすすめなモチベーション管理システムを5つ紹介します。

jinjerワーク・バイタル

jinjer(ジンジャー)ワーク・バイタル」は、定点モニタリングや集計データの可視化を可能にした管理システムです。個人・部署のモチベーション推移を確認できるほか、社員のモチベーションの変化を察知して管理者に知らせるアラート機能も搭載されています。オリジナルの設問や天気アイコンの中から直感的に回答を選べるような遊び心あるアンケート作成も可能なため、社員の回答率を高める工夫ができるのも特徴です。

モチベーションクラウド

モチベーションクラウド」は、膨大なデータベースをもとに企業の組織状態を客観的に評価できる、国内初の組織改善クラウドシステムです。役職・期間別や他社平均との比較も可能なため、より多角的な分析が行えます。現状把握・目標設定・実行・進捗確認にもとづいたPDCAを回す仕組みも整備できます。

We.

We.(ウィー)」は個人・部署間でのコミュニケーションをサポートするのに便利な管理システムです。コミュニケーションツールのSlackと連携でき、チャットデータを収集・解析することで、社員同士のつながりの度合いをグラフなどで可視化してくれます。週や月、個人や部署単位ごとにモニタリングすることで、コミュニケーションが改善された起点の把握・変化の推移を分析できます。

Carely

Carely(ケアリィ)」は長時間労働日数やストレスチェック、健康診断結果などの情報を一元化して社員の健康管理を重点的に行える管理システムです。社員のストレス・健康問題によるモチベーション低下が懸念される企業に特におすすめです。社員の健康情報を集約できることで労務のペーパーレス化を実現でき、アナログで作業していたような書類の印刷・郵送・ファイリングなどの業務を減らせます。

wevox

wevox(ウィボックス)」は社員のエンゲージメント向上を目的に開発されたシステムで、科学的根拠に基づくビッグデータ解析が可能です。生産性と相関関係が実証された職務・自己成長・健康・人間関係・環境などの9つの指標を採用しています。また、機械学習による未来予測機能を搭載しているため、サポートが必要になる社員をいち早く発見できます。英語・中国語・韓国語などの多言語にも対応しており、海外展開する企業にもおすすめです。

社員のモチベーションをより向上させるには?

社員のモチベーションや生産性をより向上させたいならば、社員の業務負担を減らしライフワークバランスを保つことが重要です。ノンコア業務の削減やリソース不足に悩む部署の業務効率化を図るためには、社内ですべてを行おうとせず、業務を外注して特定業務のプロに依頼してみると良いでしょう。

そこでおすすめしたいサービスはクラウドワークスです。同サービスはクラウドソーシングサービスのひとつですが、インターネット環境さえあればオンライン上でお仕事を依頼できます。たとえば、データ入力・営業リスト作成などの事務作業から、チラシ・ロゴ・ホームページ作成などデザイン領域の作業などまで、あらゆるお仕事を外注できます。専任のコンシェルジュが発注のやり方を電話口で教えてくれたり、セキュリティ面が心配ならNDAが締結できたりと、サポート面も充実しています。
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まとめ

モチベーション管理システムを導入することで、社員のモチベーションが低下している原因の究明と、その対策を行うプロセスがスムーズになります。また、社員の負担を減らすためには業務を外注することが解決策になることもあります。ぜひが外注を活用して自社の生産性向上や社員の離職防止につなげましょう。

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ippo(一歩)
ビジネス系Webメディアにて執筆を担当。カード決済会社など、複数のオウンドメディアでの執筆経験あり。自身が従業員の教育や指導で得た経験を活かした、業務効率化やビジネス知識の解説などのテーマを得意とする。ブログ運営やビジネス心理学講座で1年半以上学んだ知識や経験をもつ。

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