10年間、名古屋のテレビ局で報道記者をしていた木下さん。育児に専念するためにテレビ局を退職し、現在はクラウドワーカーとして働く2児のママです。気さくで話し上手な方で、快くインタビューを受けてくださいました。
そんな木下さんに、報道記者時代とクラウドワークスでの働き方のちがいや、今後のキャリアについてお話をうかがいました。
バリキャリ報道記者から2児の母に
-経歴を教えてください
新卒で名古屋のテレビ局に就職して、ちょうど10年間報道記者としてバリバリ働いていました。出産を期に育児休暇を取得したんですが、育休中に2人目を妊娠して、そのまま退職しました。
-育休を延長して復帰するご予定はなかったんですか?
わたしは0か100かという性格なので、両方とも中途半端になるのが嫌だったんです。仕事は楽しかったんですが、不規則な報道の仕事と子育てとの両立は無理でした。育休後は違う部署で復帰する人がほとんどなんですが、わたしは報道にしか興味がなかったので、違う部署で働くのも想像できなくて。
保守的かもしれないけど「母親が子どもを育てるんだ」っていう考えもあったので、「それならきっぱり辞めて育児に専念しよう」と思って退職しました。報道記者はずっと夢だった仕事なので、辞めると決めたときは正直悔しくもあったんですけどね(笑)
テレビ局とクラウドワークスでの働き方のちがい
-退職されてからはどうされていたのですか?
今まで仕事に100%を注いでいたんですが、それを0にして、100をすべて育児にまわしました。それはそれで充実していたんですけど、上の子が小学校に上がって下の子も幼稚園に行く年になると、社会から孤立しているんじゃないかと思うようになったんです。もっと人とかかわりたいなって。
-そんなときにクラウドワークスに出会ったんですか?
はい、本当に偶然でした。本屋でたまたま手に取った経済雑誌で、クラウドソーシングについての特集があったんです。そこではじめて、クラウドワークスを知りました。
「じゃあやってみるかな」って感じで、その日に登録して次の日から記事の執筆をはじめました。
-クラウドワークスで働くメリットはなんだと思いますか?
オンライン上とはいえ人に関わることができて、自分で稼ぐ手段を手に入れられることです。クラウドワークスは、社会から取り残されてる孤独感を取り去ってくれたんです。子育てと両立できるのも大きいですね。記者だった時は出来なかったので。
いままでは100%の力を仕事に注いでいて、現在は100%育児を中心にしています。ですがクラウドワークスは、100%の育児をしながらでも、空いた時間に自宅でお金を稼ぐことができます。あくまで育児に専念しながらも他の人と関わってお金を稼げることが、クラウドワークスをやっていて1番よかったと思うところですね。
あと、ライティングのスキルやリサーチ力を下げないないように、トレーニングとしても役立てさせてもらっています。そういう使い方ができるのも大きなメリットですね。
-テレビ局でのお仕事と比べてどうですか?
テレビ局で働いていた時は、いままでのキャリアや肩書きが使えます。直接会うので、人となりもわかります。でもクラウドワークスはオンラインだけで信頼関係を築かなくてはいけないので、そこは大きな違いですね。だからわたしも、最初は1000字200円の案件からのスタートでした。10年のキャリアがあるのに!笑
その分単価を上げてもらえた時は、「記事を認めてもらえたんだ」と思ってうれしかったです。肩書きに頼らずオンラインだけで信用を得て、純粋に記事だけを評価してもらうというのは、新鮮な経験でした。
クラウドワークスをステップアップにつなげたい
-今後はどのようなお仕事をしたいと思っていますか?
人と話すのが好きなので、企業の広報に興味があります。企業のプレスリリースだったり、新製品のPR記事だったり。報道記者のキャリアも活かせますしね。人と関わる取材の仕事をしたいというのは、報道記者のときから変わっていません。
-今後クラウドワークスをどのように使っていきたいですか?
クラウドワークスって、いろいろなクライアントの方と出会えるじゃないですか。以前、たまたまクライアント様と共通の友人がいたりしたこともあって(笑)クラウドワークスは色々な人とつながることが出来るツールでもあるので、そういう間口として使っていきたいと思っています。今後外で働くようになっても、クラウドワークスは続けていくつもりです。
-快くインタビューを受けてくださって、ありがとうございました
(ライター:雨宮 紫苑)
▼木下さんへのお仕事依頼はこちら
https://crowdworks.jp/public/employees/199351