「朝日新聞×中古品買取マクサスのコラボレーション企画♪継続発注★50代以上への中古品買取の折り込みチラシ」へのmer_designさんの提案(No.1)

mer_designさんの提案

クライアントのお気に入り 1
提案日時 2017年06月09日 20:26
mer_designさんの
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メンバーからのコメント

はじめまして。
デザインのご提案をさせていただきます。
チラシデザインの経験が長いので、年代ごとのマーケティング分析も得意としています。
まず今回のポイントですが
(1)ターゲットは50代以上
(2)お問合せ率のアップ

訴求商品(サービス)は「出張買取」ですが、この商品によってエンドユーザーが
どのようなメリットを得られるかという事を明確に訴求する必要があります。
特に50代以上となると消費者としての経験値が高く、自分が得られる効果については
こだわりが強くなる傾向があります。
ですので、表面のメインキャッチコピーは「うれしい臨時ボーナス〜」を選び
「出張買取」という言葉より目立つようにデザインしています。
「出張買取や無料査定」という言葉は、あくまでサービス名であり
消費者の行動に結びつくキーワードではありません。
例を挙げると、過払い金請求のチラシなども「債務整理」ではなく、「払いすぎたお金が戻るかも」
といった具体的なメリットを売り文句にしています。

また50代以上に向けたチラシでNGな事があります。
●××歳の方へ!や、××歳代の方!と具体的な年齢を載せる
●明らかな中高年のイラストや写真を載せる(お年寄り向け感を出す)
この年代の方はまだ働いている方が多く、第一線であるというプライドがあるので
シニア層や高齢者層などと一括りにされる事への抵抗が強いです。
保険など具体的な年齢を対象にしている商品でない場合は、
50代向けであっても、それを直接表に出さないのがデザインとして受け入れやすくなります。
上記の理由から、今回のデザインには具体的に年齢を表記しませんでした。
その代わり、表面下部の吹き出しの中に「独立した子供〜」という言葉などを入れて
50代以上も使えるサービスという事をさりげなくアピールしています。


次にお問合せ率のアップですが、ポイントは「チラシで全て完結しない事」です。
チラシで全てが分からないからこそエンドユーザーは問合わせをします。
今回のデザインでは買取までの流れや、具体的な買取額までは載せていないのはそのためです。
必要最低限の情報と、エンドユーザーが得られるメリットを載せる事が
レスポンス率のアップに繋がります。
私が経験した仕事の中では、太陽光や自家発電システムなど高額な商品のチラシもありましたが
やはり訴求ポイントは「●円節約できる」「補助金がある」など分かりやすいメリットだけを紹介し
具体的な商品価格や設置条件を載せない方が、レスポンス率が良かったです。
また情報量の多いチラシは読まれにくい傾向があります。
ですので、今回のチラシデザインは表面は情報量を削りスッキリさせ、
裏面も必要最低限の説明と、安心材料(Q&A)のみに絞りました。


デザインは横向きを選びましたが、これは半分に折った時に情報が途切れる事を狙っています。
全てが読めないこそ、続きが見たくなるのが消費者の行動です。



説明が長くなりました…
ご提案段階なので、写真の切り抜きなどはざっくりになっています。
採用いただいた場合はブラッシュアップいたします。

ご検討のほどどうぞよろしくお願いいたします。

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