人気のクラウドソーシング案件の条件とは
クライアントとしては、自分が出した案件には多くのワーカーに注目して貰いたいものですよね。ワーカーの分母が大きければ大きいほど、人選の幅もひろがり、外注が成功する可能性がアップします。今回は、人気を集めやすいクラウドソーシング案件の特徴についてご紹介しましょう。
引用元:無料写真素材 写真AC
クラウドソーシングの依頼内容が明白
ひとつめのポイントは、「依頼内容に具体性があること」です。クラウドソーシングはクライアントとワーカーが一時的にチームを組み、クライアントの指示のもとでひとつの成果物をつくりあげる場ですよね。では、募集文に書かれているクライアントの「希望成果物」の指示が曖昧であった場合はどうでしょうか。ワーカーは「この人は一体なにをつくりたいんだろう?」という時点から探らなければならなくなり、掲載主であるクライアントとパートナーとなること自体に懸念をいだいてしまいます。クラウドソーシングの募集文を書く時は、作って欲しい成果物の内容・レギュレーション(制作ルール)・納期・納品方法・報酬額・作業中の連絡方法などを明確に提示しましょう。
クラウドソーシングの発注実績がある
また、クライアントがワーカーのこれまでの受注実績を気にするように、ワーカー側もクライアントの実績を気に掛けています。たとえば大手クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」の各クライアントプロフィールページには、契約を完遂したワーカーからのコメントおよび評価が掲載されますよね。新規受注を考えている人は、同じ「ワーカー」という立場で働いた人々の意見を閲覧し、クライアントと友好的な関係を結べていたかどうかをチェックします。ひとつひとつの案件を丁寧に完遂し、新規ワーカーからも信頼を得られるプロフィールを作ってみましょう。
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クラウドソーシング案件として魅力がある
また、案件に付加価値的な魅力がある時も、多くのワーカーから人気を集めることができます。付加価値的な魅力とは、「案件としておもしろそう」「単価がよい」「発注者が大手企業であり、クリエイターのブランディングになる」などが挙げられます。また、案件の内容が簡単であり、だれでも仕事を完遂しやすい仕事も、自然とワーカーの分母が大きくなります。
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人気を集めやすいクラウドソーシング案件を提示しよう
「依頼の指示内容がはっきりしている」「報酬単価がよい」「案件の内容が誰にでもこなせるものである」「クライアントの評判がよい」これらの条件のうちいずれかを満たしていれば、ワーカーにとっては不安が少なく、スムーズに交渉に入りやすい案件といえます。上記の内容に気をつけて、魅力的なクラウドソーシング案件を提示してみてはいかがでしょうか。