【見積もりに関する相談】

こんにちは。
どのような目的で使用するかにより、相場も変わってくると思います。
もっと言えば、どの程度のレベルを求めているかが、価格設定で重要なポイントになるのではないでしょうか。
前提として、

23,000字/本×12本＝27万6000文字＝原稿用紙換算で690枚相応（小説の単行本換算で2～3冊分）　3週間での納期

となるので、この量を3週間で仕上げるのは一人では難しいかと思います。
一人にお願いする場合は、他の仕事を入れられなくなる恐れがあるので、その分少し単価を上げる必要があるでしょう。
ますはあなた様の出された条件から、見積もりの目安を書いておきますね。


《とりあえず、ですます調にまとめてほしい》文字単価0.5円前後・主婦など、ライターが本職ではない人　
読める最低限レベルのリライトで価格設定するならば、1文字単価0.3～0.6円で済むと思います。
一通り読んで、違和感がないレベルにものに仕上げてくれるでしょう。
もちろん、文字単価0.3円を下回る価格でも受注する人もいるでしょうが、意味や漢字を間違えていないかの再チェックをあなた様ご自身がしないといけなくなるため、結構大変かもしれません。
信じられないかもしれませんが、完成原稿として提出されたはずのものに、手直しが必要なレベルの人はまあまあの割合でいます。
価格としては、276000文字を最低価格の文字単価0.4円で仕上げるとなると、11万0440円となる見込みです。


《自社ホームページに掲載するレベル》文字単価0.7～2円・ライター歴1～数年くらいの人
あなた様の用意したものを、
・自社のホームページに掲載するもの
・お客様に提供するもの（メルマガなど）
などのように、見て下さる方に失礼がないレベルに仕上げてほしい場合は、このくらいは必要だと思います。
同じリライトでも、読みやすい文章で仕上げてくれるでしょう。
もちろん元原稿がある状態ですので、交渉次第では文字単価を下げてくれることもあります。
価格としては、276000文字を文字単価1円で仕上げるとなると、27万6000円となる見込みです。


《お客様が購入するレベル》文字単価1～3円以上・出版社の元ライター、元編集者、元記者など
たとえば同じリライトでも、
・商品やサービスとして、お客様に対価を支払っていただき提供するもの
・会報や冊子のように、印刷して配布するもの（WEB上のように後で修正・削除できないもの）
・講座の教科書のように、正しい日本語が必要なもの
などのものはリライトとは言え、文字単価1円より高い金額が必要かもしれません。
同じリライトでも、どこに出しても恥ずかしくないレベルのものに仕上げてくれると思います。（もちろん、あなた様の話した内容に誤りがある場合、『福岡県鳥栖市→佐賀県鳥栖市』のようにさりげなく訂正してくれるはずです。）
流れや構成に違和感がなく、漢字や表現に誤りもなく、さらに12本全体に統一感が出るように仕上げてくれる方は、この価格帯にいると思われます。


リライトであり元原稿があるため、安い価格で外注することも可能と思いますが、どのレベルの仕上がりがほしいかで変わって来ますので、あくまで上の価格は目安と思って下さい。
文字単価0.4円くらいの安さでもいい仕事をしてくれる人もいるので、運の要素も絡むと思います。

良い方が見つかりますよう、心よりお祈りいたします。

専門性が低い内容であっても、少なくとも「最低時給」を下回らないような予算設定が必要です。
CWやフリーランス市場の相場は非常識なので自社基準を持つべきだと思います。

それは「あなたの求めるクオリティ次第」です。
実質文字単価0.1円～10円以上まであります。
その中でも個人的には「小学生の作文程度の文章力」の場合は0.3円程度みたいです。

ただし文章作成というのは「本人は出来てるつもり」の人が多いみたいですから、文字単価1円でもクオリティが高い人が来るとは限らないと思います。
例えば「よろしくおねがいします」みたいな「よろしく部分が絶対にひらがなでなくてはならない言葉」でも漢字変換するような人が居たり『基本的なことさえ知らない人がいる』のは事実です。

クライアントの中には「少しでも文字数を少なくカウントする人」を求めるクライアントが居るみたいですから(文章力とか日本語の書き方とか関係なく)、テレビ→TV・よろしく→宜しくと「知らずに間違った変換」をしている人も多いみたいです。
だから正確には「どんな文章でも日本語として通じればOK」なのだと思いますが、少なくとも文字単価2円以上だったら「正確な日本語」である必要性が有ると思います。