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公開日: 2020.07.31 / 最終更新日: 2023.12.08

営業リスト作成代行を頼むには?料金相場やおすすめの依頼先を解説

営業リストとは、各企業の営業ターゲットとなる会社・法人・個人などをピックアップしたリストのことです。自社で作成する場合もありますが、外部へ作成代行を依頼する企業も少なくありません。この記事では、営業リストの作成代行を依頼する際のメリット・デメリットや費用、おすすめの依頼先について紹介します。

営業リスト作成代行とは?


営業リストの作成代行を依頼すると、自社の業種や規模、方針などを踏まえて営業先に適した会社・法人・個人の洗い出しを行い、リストを作成してもらうことができます。営業先のリサーチ方法はさまざまで、ある程度大量の件数をピックアップしたい場合にはシステムやツールが用いられます。

また、リサーチ対象となる会社・法人・個人について詳細な情報を得たい場合や、より効果的な営業先のみに絞ってリスト化したい場合は手作業や目視で行うこともあります。リストの作成代行にかかる料金、期間などは依頼先やリサーチ件数などによって異なるため、事前の確認が必要です。

営業リスト作成以外に依頼できる業務は?


営業リストの作成代行先には、リスト作成のみを単体で依頼することもできますが、他の業務をあわせて発注することも可能です。リスト作成以外に依頼できる業務として、以下のようなものがあります。

連絡・アポイント

営業リスト作成のためにピックアップされた会社・法人・個人へ連絡をし、営業のアポイントを取る業務です。通常であれば、営業先への連絡や先方のスケジュール確認、アポイント確保などの業務は営業担当者が行いますが、営業リスト作成の延長線上で代行してもらえる場合があります。

営業リストを作成する際、あらかじめ先方についてリサーチを行うことからスムーズにアポイントが取れるケースも多く、自社の営業担当者の負担軽減にもつながります。

コンサルティング

営業リスト作成とあわせて、営業に関するコンサルティングを行ってくれる代行先もあります。コンサルティングまで依頼することを前提とした場合、営業リスト作成時のリサーチもより営業戦略に沿ったものになり、営業成功率の高いリストの提供が期待できます。実際の営業結果をもとにリストをアップデートし、営業方針の見直し・新たな営業先の提案などが行われていくため、ある程度長期的な依頼となる場合がほとんどです。

営業リスト作成代行の依頼先や料金の相場は?


営業リストの作成代行には、いくつか依頼先があります。それぞれの特徴や料金の相場は以下の通りです。

営業代行会社

営業代行会社とは、上記でご紹介したような営業先への連絡・アポイント、戦略的なコンサルティングなども含めて営業業務全般を代行してくれる会社です。

基本料金として初期費用や月額料金が設定されており、依頼業務の内容や対応件数に応じて追加料金を支払う形態が一般的です。料金体系に「営業先のアポイントを1社取るごとに〇円、営業契約成立ならば〇円」のような成功報酬型を取り入れている会社もあります。

営業リスト作成業務のみを単体で請け負ってくれることもありますが、具体的な料金は非公開とされていることも多く、事前見積もりが必要です。初期費用と月額料金の合計が5万円前後から、成功報酬は1件あたり1~3万円前後が料金の相場です。

クラウドソーシングサービス

フリーランスなどの個人が登録しているクラウドソーシングサービスを利用して営業リスト作成代行を依頼することもできます。営業に関する知識が豊富な人材やリスト作成業務経験者などに絞って依頼相手を探すことが可能で、依頼業務や納期に融通が利きやすい点が特徴です。

料金は交渉次第ですが、多くの場合は営業代行会社より安価に依頼することが可能です。発注例として「営業リスト1本の作成で2~3万円」「営業先のリサーチ1件あたり10円×リストアップ件数」などの形式が挙げられ、依頼件数や納期との兼ね合いによって料金を決定します。

営業リスト作成代行依頼のメリット・デメリット


次に、営業リストの作成代行を依頼する際のメリットとデメリットをご紹介します。

メリット①:時間の節約になる

代行を依頼するとそれまで営業リスト作成にかかっていた時間が不要となるため、営業活動そのものに専念することができます。営業リストの作成には情報の収集や取捨選択、営業先に適した企業のピックアップなどを行わなければならないため、多くの時間を必要とします。その点、作成代行を依頼すれば指定した期限内にリストを納品してもらえるため、時間の節約になるとともに営業活動の見通しも立てやすくなります。

メリット②:反響率の良いリストが得られる

外部へ依頼することによって、従来より反響率の良い営業リストが得られる場合もあります。営業リストの作成ノウハウを持つ個人や代行会社へ依頼すれば、経験や知識をいかして的確なリサーチを行い、クオリティーの高いリストを作成してくれる可能性が高まります。

また、客観的な視点で営業先の調査や選定を行ってもらえるため、顧客の新規開拓につながりやすいというメリットもあります。

メリット③:最新の情報を入手出来る

営業リスト作成を定期的に依頼すれば、営業先である会社・法人・個人の最新情報をその都度入手できるという利点もあります。所在地の移転などは先方から案内があることもありますが、営業の成功率にもかかわる資本の増減・吸収合併の有無などといった情報はリサーチを行わないと得られないケースも少なくありません。そのため、営業リスト作成代行の依頼によって最新の情報を反映したリストが入手できるのは大きなメリットといえます。

デメリット①:情報漏洩のリスクが生じる

クオリティの高い営業先リストを作成してもらうためには、自社の情報を依頼先へ知らせる必要があります。特に、コンサルティングなども含めて依頼する場合、より詳細な情報(業績や過去の営業先など)を提供することが望ましいため、情報漏洩のリスクが生じることになります。

営業リスト作成を依頼する際には、万が一情報漏洩が発生したときの対応や、依頼先のセキュリティ対策について確認しておきましょう。

デメリット②料金が高額になる場合がある

営業リストの作成代行料金は依頼先によって異なりますが、依頼時に初期費用や月額料金が必要な営業代行会社は高額になりやすいといえます。営業効果をアップさせるために他の業務もあわせて依頼するとさらに料金が加算され、成功報酬なども発生するため、全体的に費用がかさむ傾向にあります。

営業リスト作成代行依頼なら「クラウドワークス」へ

クラウドワークス」は、日本最大級のクラウドソーシングサービスです。登録している個人のなかから希望の条件を満たす人に絞って検索することができるため、依頼業務の内容や要件をより理解し、的確な営業リストを作成してくれる人材を探したい場合に適しています。

また、プロジェクト、コンペ、タスク等の形式で営業リストの作成を発注できるため、納期や件数との兼ね合いでよりニーズに近い依頼方法を検討できます。依頼時(契約時)に決定した金額へ料金が上乗せされることはなく、成果報酬なども発生しないため、予算内で精度の高い営業リストを入手したいときに向いています。

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まとめ

営業リスト作成代行はいくつかの依頼先があり、依頼できる業務や料金が異なります。作成代行を依頼するメリットやデメリット、依頼先別の特徴などをあらかじめ知っておき、ニーズに合った代行依頼を行いましょう。

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