業務効率化
公開日: 2020.08.25 / 最終更新日: 2024.03.12

リサーチ代行を有効に使おう!依頼できる内容や料金も詳しく解説

企業が行うリサーチには多くの種類があり、自社で実施せずに外部へ代行を依頼することによって得られるメリットも存在します。ここでは、リサーチ代行へ依頼できる調査内容や料金、依頼によって生じるメリット、おすすめの依頼先などについてご紹介します。

リサーチ代行とは?


リサーチ代行とは、企業や法人、個人などに代わってリサーチ専門の事業者やスキルのある個人などが各種調査を行うことです。リサーチの内容や方法、結果の提出方法、料金などはさまざまで、依頼主との調整によって決められることも少なくありません。リサーチ代行業者のほうから目的に合った調査を提案するほか、分析やまとめ、コンサルティングなどまで請け負うケースもあります。

リサーチ代行に依頼できる主な調査


代行を依頼できるリサーチのうち、主な種類をご紹介します。

マーケティングリサーチ

マーケティングリサーチとは、企業が自社の商品(またはサービス)のターゲットとなる消費者のことを知り、商品開発・サービス改善などへ生かすために行うリサーチのことです。インターネットを用いて行う場合が多く、企業イメージのリサーチやブランド認知度調査、コンセプト受容性調査などのように、商品・市場に関する調査が中心です。日本国内だけではなく、海外在住者を対象とするインバウンド実態調査なども行われます。

満足度リサーチ

商品やサービスに対する満足度を顧客や消費者へ問うのが「顧客満足度調査(CS調査)」です。また、自社の従業員から会社に対する満足度や評価、意見などを聞く「従業員満足度調査(ES調査)」も満足度リサーチの一種です。得られた結果や寄せられた意見を働き方改革などへ活かす試みも行われています。

アンケートリサーチ

アンケートリサーチは、消費者、顧客、不特定多数の人などを対象としてアンケート形式で行う調査のことです。インターネットやアプリを使う場合、会場へ出向いて回答してもらう場合、郵送して回答してもらう場合などがあります。対象者の家に訪問して調査票を渡し、後日回収する「訪問留め置き法」で調査を行う場合には一定数の人手が必要となるため、リサーチ代行を依頼するケースが多くなっています。

アンケートリサーチ(アンケート調査)については以下の記事で詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

関連記事:アンケート調査にかかる費用や料金相場とは?外注のポイントも解説

リサーチ代行の依頼先や料金は?


次に、リサーチ代行の依頼先とおおよその料金相場を説明します。

リサーチ代行専門業者

リサーチ代行専門業者とは、各種リサーチの代行を専門に行う業者です。自社で開発したツールなどを用いて効率的に調査を行うなど、リサーチに関するノウハウを豊富に持っています。しかしその分、依頼費用が高額になるケースも少なくありません。リサーチそのものにくわえて結果のまとめや分析・資料作成などまで依頼すると料金も上乗せされ、納品までの日数もかかることがほとんどです。

「設問数×獲得サンプル数(または調査対象人数)」などの形式で料金が設定されることが多く、10問×100サンプルで10万円前後~が目安です。調査の設問作成やデータ集計、報告書作成などをあわせて依頼する場合にはオプション扱いで別料金となり、作業内容や納品までの日数によって費用は異なります。オプション料金については公開していない業者も多いため、あらかじめ費用を知りたい場合には見積もりを依頼することとなります。

リサーチ専門機関

リサーチ専門機関とは、その機関の会員になって会費を支払えばリサーチの依頼が可能となる機関のことです。代表的な機関として、「日本マーケティングリサーチ協会」などが挙げられます。リサーチ専門機関の多くは複数の関連団体を持っているため、多数のサンプルを必要とする大規模調査や、広範囲を対象として行うエリア調査などといった大がかりなリサーチを依頼できるのが特徴です。

正会員になるにはまとまった金額の年会費が必要となることが多く、日本マーケティングリサーチ協会の場合は企業の売上に応じた年会費が設定されています(売上が2億円以下の企業である場合、年会費は40万円弱)。また、賛助会員の年会費は法人が1口12万円、個人が1口1万円などとなっています。

クラウドソーシングサービス

クラウドソーシングサービスとは、仕事を外注したい人・受注したい人をインターネット上でマッチングするサービスのことです。特定のスキルを持つ人(リサーチャー、マーケターなど)や、集計したデータの分析を得意とする人材などが登録しているため、リサーチに関連する業務を幅広く依頼することができます。アンケート調査のみ任せたり、簡易的なリサーチ業務のみ依頼したりなど、依頼内容や料金、納期を柔軟に相談することも可能です。料金は1リサーチあたり50,000円~、1hあたり3,000円~程度が目安といえます。

リサーチ代行を依頼するメリットは?


リサーチ代行を利用すると、次のようなメリットを得ることができます。

時間の節約になる

リサーチの実施や集計、分析、報告書の作成などは、多くの企業にとってノンコア業務にあたります。こういった業務の代行を外部へ依頼すれば、社員は企業の売上に直結するコア業務へ多くの時間を割くことができます。また、社員がほかの業務と並行してリサーチ業務を行うより、納期を指定して代行依頼をした方が短期間で仕上がる可能性もあるため、時間の節約につながります。

専門家のノウハウを活用できる

リサーチの代行を頼むことによって、依頼先に蓄積されたノウハウや独自の開発ツールなどを駆使した結果が得られる点もメリットです。リサーチに長けた人材が社内にいない場合、特に外部への依頼が有効です。ただし、依頼先独自のマニュアルやツールを利用してリサーチを行うと、固有の要望や詳細な要件・特殊な要件などには対応できないケースもあるため、リサーチの内容については事前に認識合わせを行っておくことが勧められます。

ニーズに合ったリサーチ代行なら「クラウドワークス」がおすすめ

自社のニーズに合ったリサーチ代行先を選びたい場合、細かな要望にも応じてくれるクラウドソーシングサービスを利用する方法がおすすめです。なかでも日本最大級の「クラウドワークス」は登録者数480万人を超えており、さまざまなスキル・実績を持つ人材が多数登録しています。

クラウドワークスを活用すれば、簡易的なリサーチ作業やアンケート調査、モニター調査などをスムーズに依頼することができます。また、リサーチ・データ分析・レポート作成を同じ人物に依頼して納期までの時間を短縮したり、それぞれのタスクをより高スキルの人物に依頼して全体のクオリティを上げたりなど、自社の要望に合わせて柔軟に活用できることがメリットです。そのほか、海外在住のワーカーやビジネス英語に詳しい人材もいるため、海外向けの現地調査・アンケート調査や、多言語を用いたリサーチなども依頼可能です。

【クラウドワークスでの発注事例】
・一般的な事務代行(データ入力や資料作成、リサーチ業務など):時給1,000円前後
・リサーチ業務代行(データ集計や分析、レポートの作成など):時給1,000~1,500円
・アンケート調査:1回答あたり5~100円程度
・モニター調査:1,000~5,000円程度

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まとめ

リサーチ代行にはさまざまな調査を依頼することができ、依頼先には専門の業者や機関、クラウドソーシングサービスなどがあります。リサーチ代行を利用する際のメリットや料金相場も踏まえ、ニーズに合った依頼先を選ぶようにしましょう。

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クラウドソーシングTimes編集部
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