愛犬と多くの時間を過ごしたくて独立。プロフェッショナルなUXデザイナーを目指す:Minimal Design 那須一憲さん

勤務先の合併を機に、愛犬と多くの時間を過ごしたいとの思いもあり独立

社員3名のWeb制作会社に勤めていましたが、営業不振が理由で他社と合併してしまい、今までの方針と変わってしまったため、社内での居づらさを感じていました。会社を辞めて、転職しようと思いましたが、フリーランスになるのも悪くないかなと思ったのが独立したきっかけです。2009年の終わり頃でした。 その頃たまたま犬を飼い始めて、犬が愛しかったため犬とできるだけ多くの時間を共に過ごしたいと思っており、時間の融通が利くフリーランスという形態は好ましいと思いました。元々独立したいと思ったことは一度もなく、当時はコーディングくらいにしか自信がなかったです。 独立当初は仕事があまりなく、月に2万円しか稼げないこともありました。twitterで「the SOHOに入居する」という誰かのtweetを見かけ、面白そうだったのでその方とtwitterでやり取りをして、the SOHOに遊びにいきました。その後、the SOHOの運営者の方と出会い、そこからthe SOHOのWebサイトのデザインを手掛けさせていただいたのを皮切りに、仕事を多数頂くようになりました。最近では2012年2月にオープンしたシェアオフィスのPORTAL POINTのWebデザインを手掛けています。

twitterがきっかけでクラウドワークスを知り、案件応募に至る

クラウドワークスは4月頃にtwitterで話題になっていたのを見かけて知って、登録しました。案件を眺めていると、自身がユーザーとして利用していたフード系ソーシャルアプリのmiilのデザイン案件の募集があり、「miilの案件に興味ある」とtweetすると、友人のカズワタベさんにRetweetされ、クラウドワークスの代表の吉田さんからも「ぜひ応募を!」とFacebook Messageをいただいたこともあり、応募しました。 miilの方と実際にお会いして私のポートフォリオをご覧いただくと「miilとテイストが合う」とおっしゃっていただき、お仕事をご依頼いただくことになりました。クラウドワークスは案件を掲載している方の顔が見えることが多いため、取引の信頼性がある点が良い点だと思います。クラウドワークスのサイト自体も、使い方がわからない際に「ご意見箱」から質問が容易にできる親切さがあり、使い勝手が良いと思います。 最近はクラウドワークスを通して依頼していただいているmiil、以前から手掛けているソーシャルギフトサービスのgifteeやコワーキングスペースのHUB Tokyoのwebデザインを中心に手掛けながら、単発のデザイン案件も何件か平行して手掛けています。クラウドワークスで募集している案件も、サイト内の機能である「気になるリスト」を使い、またクラウドワークスで仕事ができる機会を窺っています。

Webの世界に限らないUXデザイナーになりたい

今後の目標は、プロフェッショナルなUXデザイナーになることです。UXデザイナーを目指したい理由は、1つのプロダクトやプロジェクトの0から100まで関わることができる点に魅力を感じたからです。全体感を把握して仕事を進めていきたいと考えています。今は身近のUXデザイナーからいろいろと吸収しています。 フリーランスになって業務上良かったのが、デザインを担当する際にお客様と直接お話をして制作の意図を伺えるようになったことです。制作会社にいた頃は、お客様と打ち合わせする機会が少なく、フリーランスになって視野が広がり、UXデザインという幅広い領域に考えが及ぶようになりました。