小笠原には、美しい星空や夕景、豊かな海や固有の生きものたちなど、多くの魅力があります。
一方で、おがさわら丸を見送る船団の風景は、小笠原の人々が受け継いできた文化そのものであり、人と人とのつながりが生み出した小笠原ならではの景色です。
本作品では、その見送り船団をメインビジュアルに据え、船が海に残す航跡をモチーフとして11枚の写真をひとつの流れとして再構成しました。
船の航跡はやがて海へ消えていきます。しかし、その航跡とともに交わされた想いや記憶は、人から人へ受け継がれ、未来へ続いていきます。
世界自然遺産として守り続けたい自然の美しさだけでなく、人々の暮らしや文化もまた、小笠原の大切な財産であると考えています。
そのテーマを、自然・文化・人々の想いが航跡で結ばれていく姿として表現いたしました。
メンバーからのコメント
フォトコンテスト受賞作品の魅力を活かしながらも、観光ポスターとして最も重要な「小笠原」という地域名の視認性を重視して構成いたしました。
11枚の写真を整理しながら配置することで、遠くからでも「心、動く島。小笠原」のメッセージが明確に伝わるレイアウトを目指しました。