「【最大30案採用予定／継続依頼あり】「天気、環境でふだん気になること」を教えてください!!」へのkiku0101さんの提案一覧

林業、農業、漁業の環境保全に関する内容で、600字程の記事です。

記事の情報ソースは、
北海道を旅したときに、現地の人達から聞いた話を
まとめてみました。

よろしくお願いいたします。
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林業、農業、漁業は繋がっている。

北海道を旅したときに地元の林業、農業、漁業関係者から聞いた話をまとめてみました。
端的に言えば、林業、農業、漁業、それらはみな連関しているということです。
風が吹けば桶屋が儲かる連関の仕方に似ています。
まず、豊かな森があります。
木々の落ち葉は、様々な虫や微生物によって分解されて腐葉土になります。
腐葉土は森の滋養です。
雨が降り、森の地下水に滋養が染み込みます。
それらは川へ流れ、海へと流れて行きます。
森で育まれた滋養が海の滋養になるわけです。
プランクトン等の海の微生物が滋養を吸収し、小魚が微生物を食べ、その小魚をひと回り大きな魚が食べます。
いわゆる食物連鎖へと展開します。
そこに滋養があるから、その連鎖が生まれることになります。
森から海への滋養の累積の流れがあるかぎり、魚たちは育ち、数を増やします。
森の木々が健全にたくさんあれば、林業が栄えます。
魚が増えたら、漁業が潤います。
森の滋養は地下水を経由して森の周辺の田畑の滋養にもなります。
そうすれば、森の周辺の農業が豊かに実ります。
すべては繋がっているということになります。

でも、森の木々が伐採されたら、どうなるでしょうか。
森の滋養は満足に作られず、田畑の滋養も薄れ、海の滋養も薄れます。
やがて、肥沃な田畑はなくなり、海の魚は激減します。
森の消滅は、林業、農業、漁業の消滅を導く結果に。
そんなことにならないように、森の環境は守らねばならないという話です。