お世話になります。Ukiyo Designと申します。
クライアントの方に意図を知っていただくことでより愛着を持ってロゴを使っていただけるのではないかと思っていますので、資料にてロゴに込めた意味を簡単にではありますがまとめています。
なのでこちらでは補足するような形になります。
Agingという革のもつ特性をフルに活かした製品を作りたいという想いが第一のはずなのに
それが連想ゲームを繰り返した結果よくわからない方向に進んでしまっているように僕の目には見えました。
というのも、エイジングだから時計はギリギリ理解できるとしても、ただ時間が過ぎればエイジングする訳ではなく、大切に使っていただいてこそのエイジングですよね。
また、銀の金の部分にフォーカスしてそれをAuとし、ロゴに取り入れることや
どこから出てきたかわからない日の丸を入れたりするというのは抽象的というよりもむしろカオスだなと感じています。
せっかくロゴを作るのだから!と張り切る姿勢はとてもいいなと思います!!
しかし意味を詰め込みすぎて結局何が伝えたいのか分からないロゴとしてしまうのはとても残念な気がします。
そこで、原点に立ち返り、AgingのAg(銀)の間にginが入っている!これ面白い!という部分が名前における遊び心が見出せる部分であり、そこに込めた想いを特に大切にし、エイジングしていく商品に刻印されても耐えられる強度のあるロゴとするべきではないかと考えました。
銀という字の角字を参考にしたものをベースとし、外側をAgで囲い、その中によく見るとginが入っているというロゴを作りました。
名前の面白さをフルに活かしたデザインとしています。
エイジングの要素はそのAgingの文字が入っている以外にはありませんが、製品そのものが使われていくうちにどんどんいい味を出していくというその事実の方が、ロゴで表現したエイジングよりも説得力があると思うので問題ないのではないかと思っています。
といったように意味を加え続けるのではなく、元々ある意味を強めるような形でのロゴの提案とさせていただきました。
説明は以上になります。
ご要望ありましたらお気軽にお申し付けください。
ご検討のほどよろしくお願いします。
メンバーからのコメント
革に刻印した際のイメージ画像になります。
刻印するとginの文字がより浮かび上がってくるのがわかりますね。