「兄弟姉妹への出産祝いのお返し（内祝い）のストーリー」へのyukari.ksさんの提案一覧

私の家族はとても仲の良い家族でした。家の中はいつも会話で満ちあふれていて、笑いの絶えない家庭でした。私と姉がまだ学生だった頃は、夏休みになると毎年必ずどこかへ家族旅行に出掛けていました。毎年の家族旅行が家族の恒例行事でした。そんな家庭で育った私と姉は、２人姉妹ということもあって、小さい頃からとても仲の良い姉妹でした。毎日、学校で起きた出来事や友達の話はもちろん、お互いの恋愛相談もし合うほど仲良しでした。そんな仲の良かった家族ですが、姉が高校を卒業し社会に出て働くようになってからは、家族全員の休日が合わなくなってしまい、恒例だった家族旅行も行けなくなってしまいました。そして、姉が結婚して家を出て行く頃には、家族旅行の話題すら出なくなっていました。その頃には私も社会に出て働き始めていたので、仲の良かった姉が家を出てしまった寂しさを感じる余裕もないほど日々の生活に追われるようになっていました。恒例だった家族旅行のことを考えることもなくなっていました。そんな頃、姉が妊娠したとの連絡が入り、両親と私との会話は生まれてくる赤ちゃんの話が多くなりました。無事赤ちゃんが生まれてきてくれた時は、家族みんなで喜んだのを覚えています。そして、両親と私との会話は、ほぼ全て赤ちゃんの話になりました。

喜びと嬉しさを込めて、姉夫婦に出産祝いを渡すと、お返しにとカタログギフトを贈ってくれました。何にしようかなぁと思いながらカタログギフトを見ていると、「熱海後楽園ホテル（ペア日帰り温泉）」のページで手が止まりました。このホテルは、小さい頃の家族旅行で何度か訪れたことのあるホテルでした。他にも素晴らしい商品はたくさんありましたが、家族の思い出の場所へ再び訪れたくなり、母親に一緒に行こうと誘ったところ、快諾してくれたので、この商品を選びました。商品を選択してからは、母とほぼ毎日旅行の話をしました。過去に訪れたところはどこだったかや、旅行中に起きた出来事など、たくさんの思い出話をしました。過去の家族旅行の時も今回と同じように、旅行へ行くまでの何日もの間、家族の中ではいつも旅行の話をしていたように思います。思い出の地へ出発した時は母も私も大興奮でした。過去の家族旅行で訪れた熱海の観光名所をいくつか周り、昔の思い出を思い出しながらの旅はとても楽しかったです。ホテルで温泉につかりながらの母親との会話もとても楽しく、心も体も癒やされました。温泉での会話は、もちろん姉夫婦の赤ちゃんの話題がほとんどでした。

思い出の地へ出掛けてから数日後、家族で集まることがあったので、その時に姉夫婦にカタログギフトで旅行を選んだことを伝えました。この日に間に合うように写真を用意していました。過去に訪れた時と比較できるよう、母と思い出を掘り起こしながら撮ったことを姉に伝えると、本当に比較してみようという話になり、母に家族旅行のアルバムを出してもらいました。過去の家族旅行の写真と今回の写真、この写真たちは家族の思い出話に花を咲かせてくれました。私たちが楽しく思い出話をしていることがわかったのか、みんなが笑顔で会話していることが嬉しかったのか、姉の赤ちゃんも私たちが長い時間思いで話をしてしまっていたのにも関わらず、終始ご機嫌でした。思い出話をしている中で、誰からともなくまた家族旅行を恒例行事にしようという話が出ていました。そして、家族旅行復活の第一弾としては、熱海へ行こうという話にもなりました。そこからは思い出話ではなく、今度は将来の家族旅行の話で持ちきりになりました。

旅行はやっぱりいいものです。出発する前から楽しく、旅行中ももちろん楽しく、帰ってきてからも楽しい、そして何年たってもその時の思い出話をするのは楽しいものです。楽しさと同じ数だけの思い出も作られます。そして、思い出は消えることなくずっと残っていきます。そんなことを思い出せたのも、母と久しぶりに出掛けた旅行がきっかけでした。そしてその旅行は、赤ちゃんが生まれてきてくれたことで実現できたものでした。赤ちゃんはたくさんの幸せを運んできてくれるものですね。その恩返しといってはおかしいかもしれませんが、将来の家族旅行でたくさんの思い出を作ってあげたいと思います。その日がくるのを家族全員楽しみにしています。

私の家族は、とても仲の良い家族でした。常に家族間で会話をし、笑いの絶えない明るい家庭で、夏休みには毎年必ず家族旅行をすることが恒例行事でした。そんな家庭で育った私と姉は、２人姉妹ということもあって小さい頃からとても仲の良い姉妹でした。いつでも仲の良かった家族でしたが、姉が社会に出て働くようになった頃から、家族全員のお休みが合わなくなり、毎年恒例だった家族旅行もなかなか行けなくなっていました。そして、姉が結婚して家を出たことをきっかけに、家族旅行の話題すら出なくなっていました。日々の生活に追われ、旅行のことを考えもしなくなっていました。そんな頃、姉夫婦に赤ちゃんが生まれました。両親と私との会話は姉夫婦の赤ちゃんの話題ばかりになりました。

喜びと嬉しさの気持ちを込めて姉夫婦へ出産祝いを渡すと、お返しにカタログギフトを頂きました。その中身を見ている時に、「熱海後楽園ホテル（ペア日帰り温泉）」のページで手が止まりました。夏休み恒例の家族旅行で何度か訪れたことのあるホテルでした。他にも素晴らしい商品はたくさんあったのですが、思い出の家族旅行で訪れた場所へ再び訪れたくなり、この商品を選びました。母親とスケジュールを合わせ、思い出の地へ出発しました。小さい時も家族で楽しめた所でしたが、大人になってから訪れてもとても楽しい場所でした。温泉につかりながらの母親との会話もとても楽しく、日々の疲れもとれ、心も体も癒やされました。

旅行から帰ってきてから、家族で集まることがあり、姉夫婦にカタログギフトで旅行に行ったことを伝え、旅行で撮った写真を見せました。過去に訪れた時と比較できるよう、母親と思い出を掘り起こしながら撮った写真は、家族の思い出話に花を咲かせてくれました。家族で楽しく思い出話をしていることが分かっているのか、姉の赤ちゃんも終始ご機嫌でした。そして、将来この子が大きくなった時に、家族みんなでまた旅行へ行こうという話になりました。旅行はやっぱりいいものです。大切な思い出がたくさん作れます。そんなことを思い出せたのも、久しぶりに出掛けた旅行がきっかけでした。そしてその旅行は、赤ちゃんが生まれてきてくれたことで実現できたものでした。