「「心に響く一節、名作からの300-500文字」募集」へのfukusuke0904さんの提案一覧

fukusuke0904さんの提案

No. 提案内容 提案日時 お気に入り
30
作家名:谷崎潤一郎

本文:
「人間は、一生のうちにたった一度、自分の真実の姿を知ることができる瞬間がある。それは、他人との別れの時だ。」

コメント:
谷崎潤一郎の『刺青』からのこの一節は、大人の心に深く響く言葉です。別れの瞬間こそが、自分自身の本当の姿を見つめ直す絶好の機会であると語られています。

別れは寂しさや悲しみを伴うこともありますが、その中には気づかされるべき真理が秘められています。人との繋がりや時間の移ろい、自分の内なる感情を深く反芻することで、自らの本質に気づく瞬間があるのです。

谷崎潤一郎の繊細な筆致が、人間の複雑な感情や心の葛藤を見事に描写しています。この一節は、他者にも共感を呼び起こし、是非とも多くの人に読んでほしい名作の一部です。

別れや離別というテーマは、誰もが経験する人生の一部です。だからこそ、この一節は読む者の心に刺さり、何度も読み返したくなる言葉となることでしょう。
2023年07月22日 12:28 0
29
作家名:宮沢賢治

本文:
「雨はいつかやむだろう、いつか太陽が輝く。」

コメント:
宮沢賢治の童話『風の又三郎』からのこの一節は、大人の心に寄り添う温かな言葉です。暗い時期や辛い出来事があっても、いつか必ず良い時が訪れるという希望のメッセージが込められています。

主人公・又三郎が困難に立ち向かう中で語られるこの言葉は、読む者の心に勇気と希望を与えてくれるでしょう。どんなに厳しい現実があっても、雨はやがてやむし、太陽は必ず再び輝く。暗闇の先には光があることを思い出させてくれるような素敵なメッセージです。

宮沢賢治の作品は、豊かな想像力と感受性に溢れ、人間の心の成長や希望を描きます。この一節は、どんな困難な状況に直面しても前向きになる力を与えてくれるだけでなく、他の人々にも読んでほしいと思える素晴らしい言葉です。
2023年07月22日 12:25 0
28
作家名:芥川龍之介

本文:
「たとい愛などの絆で結ばれていたとしても、人間は、自分自身だけはいつでも孤独である。」

コメント:
この一節は、芥川龍之介の短編小説『羅生門』からの抜粋です。彼の作品は人間の心の葛藤や複雑な感情を巧みに描き出していますが、この一節は特に印象的です。

私たちは愛や友情によって絆で結ばれていることがありますが、どんなに深く結ばれているとしても、人間は一人ひとりが内面に抱える孤独を感じることがあるのです。この一節は大人の心に深く響き、共感を呼び起こすでしょう。

孤独という普遍的なテーマを通して、人間の複雑な心の在り方を考えさせられます。絆があるからこそ感じる孤独もあるし、逆に孤独だからこそ絆を求めることもある。この一節を読む度に、自分自身と向き合い、他人との繋がりを深く感じさせられる素晴らしい文章です。

芥川龍之介の作品は日本文学の巨人たちの中でも屈指のものであり、彼の洗練された文体と深い洞察力は多くの読者を魅了してきました。『羅生門』は彼の代表作の一つであり、その内容にはぜひ多くの人に触れてほしいと思います。
2023年07月22日 12:21 0
27
作家名:芥川龍之介

本文:
「彼は苦しい生活を楽しんでいるように見えるんですよ。それはまるで、真冬の夜に氷上を裸足で歩きながら、自らの足を見るのを楽しむかのように、苦しむのを楽しんでいるという風に見えるんです。」

コメント:
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」からのこの一節は、大人の心に響く力強い表現が見事に描かれています。登場人物の心情や状況を巧みに言葉にして、読む者に深い感銘を与えます。

「真冬の夜に氷上を裸足で歩きながら、自らの足を見るのを楽しむかのように」という比喩的な表現は、苦しい状況にある人物の心のありようを鮮やかに表現しています。それが生々しく浮かび上がり、読む者は共感を覚えることでしょう。

また、この一節は著者の巧みな筆致と文学的なセンスが感じられます。言葉の選び方やリズムが心地よく、何度も読み返したくなるような魅力があります。

この作品は日本文学の名作として名高く、芥川龍之介の代表作の一つです。その優れた表現力は、時代を超えて多くの人々に感動と共感を与え続けています。他人にも是非勧めたい一節です。
2023年07月22日 12:20 0
26
作家名:夏目漱石

本文:
梅雨の晴れたる日、私は鎌倉の材木座にある若い弁護士の家に転がり込んでいた。庭は狭かったが石榴の実は赤く、藤の花も綺麗に咲いていた。私はこの時、しきりに西洋の水彩画にでもあるような感じを受けた。

彼は仕事で多忙なので、普通は私と対面する暇がない。しかし、習慣として夜は必ず戸をノックしてくれる。彼の善良な妻とも徐々に顔を合わすようになった。私は彼女にいろいろ話をすることがある。けれども、ただ静かに座っていることが多い。彼女も私に無理を聞いてくれた。私はこの人をすこぶる愛でるようになった。彼女は私の母親と年も少し変わらないらしいが、私はそれをよしとしている。いつか、彼女の膝の上に頭をおろして、子供のように泣きたいと思っている。しかし、愛情の限界は一歩こえると愛情は裏切る。吾が友の妻に対して愛を持ってしまえば、それは彼に対して友情とならざるをえない。それは、私の忍耐力の限度によるところもあろう。

この家に来ると、いつも私は千代君のことを思い出す。私は一つこの子の姿を描いて見たいと思って、図案を考えるがよい。横顔である。吾が友の妻と大分似ている。幼い男の子はみんな、幼い女の子のようには発育しないものである。そしていつも乳の多い母親にねだっているものだ。千代君はきっと体に勢がある。弁護士の家に来るたびに、私は彼を背中で追っている。けれども彼は遠くに行くとても大きな後頭部をもっているから、追いつくことはない。

コメント:
夏目漱石の『こころ』からの一節です。繊細な心情の描写と、鎌倉の風景が美しく織り交ぜられたこの一節は、大人の心に響く力強い情感を持っています。友情と愛情の葛藤が描かれつつも、優しさと理解が溢れる場面は心に残り、何度でも読み返したくなる素晴らしい一節です。ぜひ他人にも勧めたい、名作の一部です。
2023年07月22日 12:18 0

「心に響く一節、名作からの300-500文字」募集」への全ての提案

No. 提案内容 ユーザー 提案日時 お気に入り
119
作家名:新見南吉 本文:「ほんとうに人間はいいものかしら。ほんとうに人間はいいものかしら」 コメント:29歳という若さで没した新見南吉、その短い人で多くの作品を残してくれました。南吉の作品で...
2023年07月31日 23:42 0
118
作家名:太宰治 本文: 「私を殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。君が若もし私を殴ってくれなかったら、私は君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。」 セリヌンティ...
2023年07月31日 21:36 0
117
私の青春はいつまでも夢であった。夢には自由と永遠があった。けれども、目覚めて見ると、世の中は決してそんなに広くなく、自由でも永遠でもなかった。けれども、夢のおかげで、目覚めた私は、少しだけでも自...
2023年07月31日 20:44 0
116
「いま曲がり角にきたのよ。曲がり角をまがったさきになにがあるのかは、わからないの。でも、きっといちばんよいものにちがいないと思うの。それにはまた、それのすてきによいところがあると思うわ。その道が...
2023年07月31日 19:57 0
115
【本文】 (清は)出立の日には朝から来て、いろいろ世話をやいた。 来る途中とちゅう小間物屋で買って来た歯磨はみがきと楊子ようじと手拭てぬぐいをズックの革鞄かばんに入れてくれた。 ...
2023年07月31日 19:31 0
114
 前略、いつもお世話になっています。 さて、心に響く一節を提案します。 〈作曲家・ベートーヴェン〉 〈本文〉  日本では「楽聖」と呼ばれているベートーヴェンは、九つの交響曲を残し...
2023年07月31日 17:02 0
112
・本文:「私は、私のことを、人間だとは、一度も思ったことがなかった。」 ・コメント:この一節は、主人公である斎藤という男性の内面の葛藤を描いたものです。『人間失格』は、社会の枠にとらわれず自由...
2023年07月31日 10:08 0
111
・本文:「どうだ、君、人間というものはな、心で動くものなんだよ。」 ・コメント:この一節は、主人公である先生が友人に語る言葉です。『こころ』は、主人公の内面の葛藤や孤独、そして人間の心の奥深さ...
2023年07月31日 10:06 0
110
本文: 「……白い羽根をつけた黒い翼、それが人間なのだろう。」 (『羅生門』より) コメント: 芥川龍之介の『羅生門』は、現代日本文学の名作として知られており、その一節は人間の複...
2023年07月31日 08:37 0
109
「檸檬」からの一文を提案します。 ご検討のほど、よろしくお願い致します。 作家名:梶井 基次郎 本文:その日私はいつになくその店で買い物をした。 というのはその店には珍しい檸檬(...
2023年07月31日 05:41 0
108
よろしくお願いいたします。
2023年07月31日 01:16 0
106
本文:それは、上の階の彼の奥さんが風邪で寝ているので、面白いことを知らせてやろうと、元気に鈴を鳴らしに行ったのである。ふとしたことで人間の心は動く。誰かに面白いことを言って、それを喜ばせたい、と...
2023年07月30日 09:28 0
105
「闘牛」の一文を提案します。 ご検討のほどよろしくお願い致します。 作家名:井上 靖 本文:津上の愛情は燃える底のものではなかった。いつもどこかに燃えきらない芯があった。 躰...
2023年07月30日 07:05 0
104
お忙しいところ恐れ入ります。 下記の通り提案します。ご検討のほどよろしくお願い致します。 作家名:井上 靖 本文:女が人生の終りで、静かに横たわって死の壁の方に顔を向ける時、 ...
2023年07月30日 05:19 0
103
作家名:オーヘンリー (O. Henry) 本文: 「それでは僕が書き直そう。君に与える道徳的な教訓として、僕は言いたいんだ。もしその魔女が今でも生きているとしたら、彼女に会いに行け。お...
2023年07月29日 23:40 0
101
漱石もたくさん読んだ。露伴も大好きだ。でも文章を読んで鳥肌が立ったのは荷風だけ。酒好き、女好きの、あまりイケメンでもない荷風。文庫本を開くとページの中から気品が立ち上がり、私を包み込む。 ...
2023年07月29日 21:05 0
100
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」から、大人の心に響く一節を挙げたいと思います。 「ジョバンニ、この星は、苦労の星です。この星の人々は、つらいことをたくさん経験しています。でも、その中でも、希...
2023年07月29日 17:25 0
99
作家名:夏目漱石(Natsume Soseki) 本文: 「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」 コメント: 夏目漱石の代表作である『吾輩は猫である』の冒頭です。この一節は、登場人物で...
2023年07月29日 15:43 0
98
芥川龍之介の「羅生門」より、下記の一節を選んでみました。ここに描かれるのは、登場人物の内面と、その周囲の厳しい現実との間で引き起こる葛藤です。この一節は読者に、人間の脆弱さと強さ、そして何よりも...
2023年07月29日 13:41 0
97
Power
力強さ
(退会済み)
2023年07月29日 12:28 0
96
作者、夏目漱石 題名、こころ 本文 先生はこれらの墓標が現わす人さまざまの様式に対して、私ほどに滑稽もアイロニーも認めてないらしかった。私が丸い墓石だの細長い御影の碑だのをさし...
2023年07月29日 11:31 0
95
作者、夏目漱石 題名、坊ちゃん 本文 清が物をくれる時には必ずおやじも兄も居ない時に限る。おれは何が嫌いだと云って人に隠れて自分だけ得をするほど嫌いな事はない。兄とは無論仲がよ...
2023年07月29日 10:39 0
94
よく聞け、少しばかり奥深いところをだ。およそ目に見えるものなど、ボール紙で作った仮面にすぎん。だが、ひとつひとつの出来事にはーーーつまりひとつひとつの行動、疑いのようのない行為というものには何か...
2023年07月29日 09:21 0
93
中島敦 「飢え凍えようとする妻子のことよりも、己の乏しい詩業の方を気にかけているような男だから、こんな獣に身を堕すのだ。」 学生時代に演劇でやったのでとても印象的。心理的な解釈などとても...
2023年07月28日 23:19 0
92
作家名:芥川龍之介 本文: ある日、ある男の鼻が突然伸びてきた。男は、自分の鼻の大きさに悩み、人目を避けて暮らすようになります。しかし、ある日、男は、自分の鼻の大きさを逆手にとって、...
2023年07月28日 16:59 0
91
作家名:夏目漱石 本文:「先生は云った。「人間はみんな自分を知らない。だから人の心を知らないのさ。自分の心さえよく解っていないのに、人の心を解ろうなんて、たわけた話さ。」」 コメント...
2023年07月28日 15:38 0
90
太宰治『きりぎりす』より
作家:太宰治 本文: 私は、あなたを、この世で立身なさるおかたとは思わなかったのです。死ぬまで貧乏で、わがまま勝手な画ばかり描いて、世の中の人みんなに嘲笑せられて、けれども平気で誰にも頭を下...
(退会済み)
2023年07月28日 10:12 0
89
太宰治『駈込み訴え』より
作家名:太宰治 本文: 「おまえにも、お世話になるね。おまえの寂しさは、わかっている。けれども、そんなにいつも不機嫌な顔をしていては、いけない。寂しいときに、寂しそうな面容をするのは、それは...
(退会済み)
2023年07月28日 09:51 0
88
太宰治『待つ』より
作家名: 太宰治『待つ』 本文: いったい、私は、誰を待っているのだろう。はっきりした形のものは何もない。ただ、もやもやしている。けれども、私は待っている。大戦争がはじまってからは、毎...
(退会済み)
2023年07月28日 09:36 0
87
作家名:夏目漱石 本文  ただ楽である。否いな楽そのものすらも感じ得ない。日月じつげつを切り落し、天地を粉韲ふんせいして不可思議の太平に入る。吾輩は死ぬ。死んでこの太平を得る。太平は死なな...
2023年07月27日 15:12 0
86
作家名:芥川龍之介 『河童』という小説より
本文: 人間は自分の幸福だけを考える動物である。だからこそ人間は自分の幸福を妨げるものに対しては何でも蹴散らそうとする。たとえそれが自分の子供であっても、自分の親であっても、自分の友達であっても...
(退会済み)
2023年07月27日 07:07 0
85
作家名:夏目漱石の『こころ』から、私の心に深く響いた一節は次のようなものです。 本文:“ただ、あの人の過去を思うと、涙が出るのです。あの人の過去は、きっと愚かしいこと、危険なこと、いろいろあっ...
2023年07月27日 02:57 0
84
作家名:夏目漱石 本文:“私が人に親しみしいと感じるのは、その人が喜んでいるときだけでなく、その人が悲しんでいるときである。” コメント:この一節は、人間の複雑な感情や共感の大切さを深く描い...
2023年07月27日 02:54 0
83
呑気と見える人々も、心の底を叩いてみると、どこか悲しい音がする
2023年07月27日 01:44 0
82
作品名:「1984年」 本文: 「自由とは、二つ足る二で四だと認識できる能力を持つことだ。それが全てだ。それが必要なだけだ。そこに真理がある。それによって、どんなものも勝利する。」 コ...
2023年07月26日 22:06 0
81
作品名:「ハムレット」 本文: 「人間とは何か?なんという高貴な生き物か。なんという無限の知性、何という気高さと形、動きの優雅さ、そして行動の力と高さ。世界の傑作、動物界の最も尊い存在。そし...
2023年07月26日 22:05 0
80
作品名:「罪と罰」 本文: 「私たちは皆、何かに追われて生きている。そこに目的があればあるほど、生は美しくなる。目的がなければ、生は退屈だ。だからこそ、人間は常に何かを求め、何かを探し求めて...
2023年07月26日 22:04 0
79
作品:『吾輩は猫である』より 本文:「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」 コメント:夏目漱石の『吾輩は猫である』は、日本の文学史において非常に有名な小説です。この作品の冒頭に登場する...
2023年07月26日 14:18 0
78
作家名:川端康成の『伊豆の踊子』 本文:人生には、いくつかの大きな岐路がある。その岐路を選ぶことが、人生を決定づける。 コメント:誰しもがくる人生の選択について考えさせる一節だと思います。
2023年07月25日 17:21 0
77
ご提案させて頂きます。 作家名:夏目漱石「こころ」 本文:人間は、自分が思っているほど、強くもなく、弱くもない。ただ、自分が思っているより、ずっと強くなりたいと思うだけである。 コメント:...
2023年07月25日 17:13 0
74
"彼女は自分の愛情を夫に対して振りまいたが、それを受け取ることのない彼女は、一生懸命に一緒になろうとしている夫に対して彼女が手を差し伸べようとしているのだと理解できないのだろうかと思った...
2023年07月25日 15:30 0
73
"何かが、何かであることを止めたとき、どうしても別の何かでなければならないということを知っているのかな? たとえば、わたしが寝台に横たわるとき、私は木の上で寝ているわけではないのだから、...
2023年07月25日 15:29 0
72
『走れメロス』は、太宰治が書いた短編小説であり、友情と信念を描いた名作です。その中で、主人公メロスが友人セリヌンティウスに対して語る心に響く一節をご紹介いたします。 「僕は、信じて...
2023年07月25日 15:28 0
71
作家名:宮沢賢治 本文:ジョバンニは、ああ、と深ふかく息いきしました。 「カムパネルラ、また僕ぼくたち二人ふたりきりになったねえ、どこまでもどこまでもいっしょに行こう。僕ぼくはもう、あの...
2023年07月25日 13:43 0
70
作家名:宮沢賢治 本文:「ぼくはおっかさんが、ほんとうに幸さいわいになるなら、どんなことでもする。けれども、いったいどんなことが、おっかさんのいちばんの幸さいわいなんだろう」カムパネルラは...
2023年07月25日 13:42 0
69
メッセージ欄に記入しています。よろしくお願いいたします。
作家名:サン=テグジュペリ(サン=テグジュペリの星の王子さま) 本文: 僕はバケツを王子さまの口元に持っていきました。王子さまは、目を閉じて水を飲みました。お祝いのように愛が込もっていたのです...
(退会済み)
2023年07月25日 11:47 0
68
作者名: 宮沢賢治 本文: 「ホモイ。お前はもう駄目だぞ。今日こそ貝の火は砕けたぞ。出して見ろ」 お母さんが涙をふきながら函を出して来ました。お父さんは函の蓋を開いて見ました。 す...
2023年07月24日 22:42 0
65
私は人間というものを信用していない。人間は自己の利益のためなら何でもする。自己の利益のためなら他人を欺くことも厭わない。自己の利益のためなら他人を害することも厭わない。そのくせ人間どうしは互いに...
2023年07月24日 16:19 0
64
下人は、ふと見ると、門の上の梁に、蝙蝠がぶら下がって眠っている。下人は、この蝙蝠を見ていると、さっきから忘れていた羅生門の怪気を思い出した。するとその怪気が、今度は、眼の前の蝙蝠にうつった。蝙蝠...
2023年07月24日 16:19 0
63
私はその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない。これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。私はその人の記憶を呼び起すごとに、...
2023年07月24日 16:18 0
62
作家 若山牧水
本文 其處へぐら/\ツと來たのであつた。  生來の地震嫌ひではあるが、何しろ半分眠つてゐたのではあるし、普通ありふれたもの位ゐにしか考へずに、初めは起上る事もしなかつた。ところが不圖ふと見る...
(退会済み)
2023年07月24日 08:10 0
61
「人とは、時という歯車の片側に立っているものである」 この一節は芥川龍之介の作品からの抜粋ですが、大人の心に響く一節といえるでしょう。 この言葉には重要なメッセージが込められています。人...
2023年07月24日 00:44 0
60
作品名はわすれましたが「トンネルを抜けると雪国だった」が好きです
2023年07月23日 19:01 0
59
作家名:太宰治 本文:私たちは皆、疲れている。生きることに疲れている。けれども私たちは生きる。苦しい。とても苦しい。けれども美しい。 コメント:太宰治の『人間失格』の中からの一節。太...
2023年07月23日 17:02 0
58
作家名:宮沢賢治 本文:さっきから僕たちは、どんどん森の中を歩いている。さっきから僕たちの足の下には、黄いろや緑や、赤いろや、青いろの野草の花が、きれいにならんで咲いていた。 コメン...
2023年07月23日 17:00 0
57
作家名:芥川龍之介 本文:或る日の事でございます。御釈迦様が鷲峰の頂上に坐禅をなさっていらっしゃると、遥か下の河原の方で「チン、チン、チン」と音がしました。その音が続く度に、御釈迦様の坐禅...
2023年07月23日 16:57 0
56
作家名:夏目漱石 本文:吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というも...
2023年07月23日 16:54 0
55
作家名:中島敦(『山月記』) 本文:己は詩によって名を成そうと思いながら、進んで師に就いたり、求めて詩友と交って切磋琢磨に努めたりすることをしなかった。かといって、又、己は俗物の間に伍すること...
2023年07月23日 15:10 0
54
test
2023年07月23日 14:09 0
53
ご提案させていただきます。 宜しくお願い申し上げます。 作家名:宮沢賢治 本文: 雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫なからだを持ち 欲は無く ...
2023年07月23日 11:33 0
52
作家名:村上春樹 本文:「ノルウェイの森」からの一節 コメント:村上春樹の代表作である「ノルウェイの森」からの一節です。この小説は、主人公の青年トオルが、愛する人々との関係や自己のアイデンテ...
2023年07月23日 09:12 0
51
作家名:宮沢賢治 本文:「銀河鉄道の夜」からの一節 コメント:宮沢賢治の代表作である「銀河鉄道の夜」からの一節です。この物語は、少年ジョバンニと新しくやって来た少年カムパネルラが、銀河鉄道を...
2023年07月23日 09:11 0
50
作家名:夏目漱石 本文:「こころ」からの一節 コメント:夏目漱石の代表作である「こころ」からの一節です。この小説は、主人公の内面の葛藤や孤独を描きながら、人間の心の奥深さを追求しています。 ...
2023年07月23日 09:10 0
49
作家名:ルイス・キャロル 作品:『不思議の国のアリス』 本文: "だって、どこまでも走り続けても、元の場所に戻ることはないんだもの。" コメント: ルイス・キャロルの『不思議の...
2023年07月23日 09:08 0
48
作家名:芥川龍之介 本文:「蜘蛛の糸」からの一節 コメント:芥川龍之介の代表作である「蜘蛛の糸」からの一節です。この作品は、人間の欲望や罪悪感を描きながら、人間の心の闇を浮き彫りにしています...
2023年07月23日 09:07 0
47
作家名:芥川龍之介(Akutagawa Ryunosuke) 作品:『羅生門』 本文: "それはもう、誰もが、幻想と化してしまっていたのだ。" コメント: 芥川龍之介の『羅生門...
2023年07月23日 09:06 0
46
作家名:夏目漱石 本文:「吾輩は猫である」という一節 コメント:夏目漱石の代表作である「吾輩は猫である」からの一節です。この小説は、猫の視点から人間社会を風刺的に描いた作品であり、その中で猫...
2023年07月23日 09:05 0
44
太宰治『走れメロス』から抜粋しました。
2023年07月23日 07:40 0
43
はじめまして。夏目雪加と申します。この度のコンペに参加させて頂きます。 作家名:太宰治 本文:お父さん、お父さん。夕焼の空は綺麗です。そうして、夕靄は、ピンク色。夕日の光が靄の中に溶...
2023年07月23日 06:20 0
41
福沢諭吉の作品「学問のすすめ」(1875年)からの一節: 「天賦の特権なきを悲しむな、天賦の特権ありと悔ゆるな。ただ学び習い、心をつくし、功を立てて人に民に奉仕せよ。此こそ、人間の生れたる所以...
2023年07月23日 05:27 0
40
作家名:高村光太郎 本文: ああ 人類の道程は遠い そして其の大道はない 自然の子供等が全身の力で拓いて行かねばならないのだ 歩け、歩け どんなものが出て來ても乘り越して歩け こ...
2023年07月23日 02:59 0
39
“我輩は猫である。名前はまだ無い。” これは夏目漱石の小説『吾輩は猫である』の冒頭にあたる名文句です。この一節は、物語の主人公である猫の視点から始まり、その独特な語り口が読者を引き込みます。 ...
2023年07月22日 21:07 0
38
「私はその時、自分の心の中に深い静寂を感じました。それはまるで、深い深い森の中にいるような静寂でした。私はその静寂の中で、自分自身を見つめていました。私の心の中には、何もかもが明らかに見えていま...
2023年07月22日 18:06 0
37
「私のいた事を先生が問うてから、ほとんど一年がたったと思う。だからそれから一年の後の四月になって、私はついに家を出る決心をした。私はこの間に何を考えていたかを言う事ができない。ただ私は家を出て行...
2023年07月22日 17:34 0
36
作者名: 永井荷風 本文: 竜子は母が病気の折にも、翌朝学校へ行くのが遅れるといけないからと言われて極まった時間に寝かされてしまう所から、十七になる今日が日まで、夜半にしみじみ母の寐顔...
2023年07月22日 16:10 0
35
作家名:谷崎潤一郎 本文:私は、吸い物椀を前にして、椀が微かに耳の奥へ沁むようにジイと鳴っている、あの遠い虫の音のようなおとを聴きつゝこれから食べる物の味わいに思いをひそめる時、いつも自分が三...
2023年07月22日 14:00 0
34
作者 小川未明 本文 星の光を浴びてしばらくいると、そのうち何かが胸に染みこんで来た。それは、きれいな空気と澄みわたる青い光とが、深い谷間にある街をきれいに照らし出して、その谷の向こうにある山...
2023年07月22日 13:53 0
33
作者 川端康成 本文 彼はぼんやりと水面をながめて、喉につかえるものがあるようだった。それはどうかしたものかと思うような気配が、突然ぽっかりと水面に開いて、彼の顔を覗き込んでいた。彼はよく見る...
2023年07月22日 13:50 0
32
作者 川端康成 本文 紙鶴を折っているうちに彼は思い出した。一度、父に連れられて自動車の旅に行ったことがあった。父は自動車の運転をやめると、丘の上に停車した。すると彼は思わず駆け出して行って、...
2023年07月22日 13:49 0
31
作者 夏目漱石 本文 芥川龍之介は誰だれの事ことも軽侮けいぶしてゐるのでない。其彼の道徳の観念があまりにも剛かたく、又彼の自由の思想があまりにも逸れたかたちであるのは、恰好いいものと思ひたが、...
2023年07月22日 13:47 0
30
作家名:谷崎潤一郎 本文: 「人間は、一生のうちにたった一度、自分の真実の姿を知ることができる瞬間がある。それは、他人との別れの時だ。」 コメント: 谷崎潤一郎の『刺青』からのこ...
2023年07月22日 12:28 0
29
作家名:宮沢賢治 本文: 「雨はいつかやむだろう、いつか太陽が輝く。」 コメント: 宮沢賢治の童話『風の又三郎』からのこの一節は、大人の心に寄り添う温かな言葉です。暗い時期や辛い...
2023年07月22日 12:25 0
28
作家名:芥川龍之介 本文: 「たとい愛などの絆で結ばれていたとしても、人間は、自分自身だけはいつでも孤独である。」 コメント: この一節は、芥川龍之介の短編小説『羅生門』からの抜...
2023年07月22日 12:21 0
27
作家名:芥川龍之介 本文: 「彼は苦しい生活を楽しんでいるように見えるんですよ。それはまるで、真冬の夜に氷上を裸足で歩きながら、自らの足を見るのを楽しむかのように、苦しむのを楽しんでいる...
2023年07月22日 12:20 0
26
作家名:夏目漱石 本文: 梅雨の晴れたる日、私は鎌倉の材木座にある若い弁護士の家に転がり込んでいた。庭は狭かったが石榴の実は赤く、藤の花も綺麗に咲いていた。私はこの時、しきりに西洋の水彩...
2023年07月22日 12:18 0
25
「あなたは私の書いた手紙を読んで、どんな気持ちになったでしょう。私はあなたに手紙を書くとき、あなたが私の手紙を読むときの気持ちを想像することができませんでした。私はただ、自分の心の中にあるものを...
2023年07月22日 11:49 0
24
芥川龍之介 杜子春 金持ちの息子、杜子春が財産を使い果たし途方に暮れていると、見かねた仙人に大金を授けられる。しかし、金の有無で態度を変える人間に嫌気がさし、仙人へ弟子入りを志願した。そんな...
2023年07月22日 09:51 0
23
ご検討をお願いします。
2023年07月22日 09:38 0
22
宜しくお願い致します。
2023年07月22日 09:14 0
21
小説は始めから終わりまで読んでみないと意味がないです。
2023年07月22日 07:49 0
20
この一節は、小説の冒頭に登場する猫が語る言葉です。短くてシンプルな一文ですが、その深みと哲学的な意味には心が打たれます。この一節には、自己の存在についての問いと謙虚さが込められていると感じま...
2023年07月22日 07:08 0
18
作家名:住野よる 本文:  クラスメイトであった山内桜良の葬儀は、生前の彼女にはまるで似つかわしくない曇天の日に執り行われた。  彼女の命の価値の証として、たくさんの人の涙に包まれてい...
2023年07月22日 03:45 0
17
作家名:川端康成『雪国』 本文: 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。  向側の座席から娘が立って来て、島村の前のガラス窓を落した。雪の冷気...
2023年07月22日 03:17 0
15
作家名:有島武郎 本文: 十分人世は淋しい。私たちは唯そういって澄ましている事が出来るだろうか。お前達と私とは、血を味った獣のように、愛を味った。行こう、そして出来るだけ私たちの周囲を淋し...
2023年07月21日 23:44 0
14
ご提案させていただきます。
2023年07月21日 23:43 0
13
作家名:信濃前司行長(有力説)-平家物語 本文: 祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者もつ...
2023年07月21日 22:38 0
12
作家名: 夏目漱石 本文: 「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」 コメント: この名作『吾輩は猫である』の冒頭文は、猫の視点から独特な世界観が描かれています。作者の夏目漱石は、猫を通じて人間...
2023年07月21日 22:35 0
10
朝霧がたちこめ、東のかなたに徐々に紅く着色し始めた空に、五絃琴の音をひびかせてわが庭の松が、青々と映えて見えた時、私は突然、いかにも大きな石が胸を押し潰そうな重圧を感じ、がくぜんとなってしまいま...
2023年07月21日 18:25 0
9
★★はじめまして!! 私の考案は以下の内容です。よろしくお願いいたします!★★  ■はじめに神は天と地とを創造された。 2地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてを...
2023年07月21日 17:25 0
8
初めまして。 ライター名、Naoki113と申します。 心に響く名作からの一節をお探しとのことで、少々趣旨とは違うかも知れませんが、『それでも作家になりたい人のためのブックガイド』という...
2023年07月21日 16:35 0