「日本酒ラベルデザイン:秋限定販売のお酒」へのyoshiiihさんの提案一覧

yoshiiihさんの提案

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    提案日時 2023年08月14日 23:18

    メンバーからのコメント

    最後の投稿では、秋空の奇跡「阿佐緒」のデザインの詳細をお示しします。

    女流歌人の「原阿佐緒」の名前を冠したお酒で、しかも秋限定の「秋空の奇跡」ですから、それに因んだデザインを考えてみました。秋空が起こす奇跡は色々あるでしょう。昼間の秋空の奇跡。夕暮れ時に刻々と表情をかえる秋空の奇跡。そして、夜の静謐な一時に起こる秋空の奇跡。このデザインでは、上記の3つ目の夜の設定です。秋空に昇った月は静謐な夜を明るく照らし、その月光を浴びた枯れススキの穂が、あるときはゴールデンイエローに光、あるときはオレンジ色に光り、秋風に揺れながら互いに頭(こうべ)を寄せて囁き交わすように見える風景です。秋空がもたらすささやかな奇跡がそんな風景となって現れることがあります。原阿佐緒がこんな夜の秋空の奇跡に遭遇したなら、どのような叙情的な歌を詠んだことでしょうか?「阿佐緒」のボトルを横に置きながら、こんな月夜を眺めて過ごすのも風情があってよいですね。想像してたら、本当に飲みたくなりました.......

    画面をある種の技法で処理することにより、絵画的なテクスチャーになっております。月光がススキに降りかかる様子をデザインのメインに置いたため、商品名の「阿佐緒」を中央に配置することができませんでした。そのため、「阿佐緒」の文字が画面から手前に浮き出るような工夫をすることで中心から外れた位置にあっても商品名に視線が行くようにしてあります。画面を凝視せず、放心したようにボーッと眺めると奥行き感がよく分かります。イラスト内の山が最も奥、ススキがその手前、「秋空の奇跡」の字がススキよりも少し手前、そして「阿佐緒」が画面より浮き出て一番手前に見えます。
    全体が横長ですが、ボトルへのラベル貼付けに合わせて左右の切り縮めが可能な余裕は確保してあります。

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    提案日時 2023年08月14日 23:17

    メンバーからのコメント

    第2の投稿では、秋上がり「こんこん」のデザインの詳細をお示しします。

    作成時のイメージと次のようなものです。
    黄色い落ち葉で敷き詰められた地面があります。その、屋外のガーデンテーブルを囲み紅葉を愛でつつ皆で酒を酌み交わす前のシーンとお考えください。テーブルの上には真っ赤な落ち葉が載って彩りを添えています。酒の肴の料理がまだ揃わず待ちきれない面々の一人が、「取りあえず、秋上がりのこんこんの口でも切って、ちびちびやってましょうや」と言って飲み始める。辺りを見回すと、黄色、赤、茶など、色とりどりの枯れ葉がいかにも壮観です。
    そんな屋外での酒宴前の一コマを思い描きながら作成したデザインでございます。中心に配置した商品名「こんこん」は、上の「こん」が小さくて奥にあり、下の「こん」は大きくて手前に見えます。勿論、目の錯覚ですが、清水が向こう側からこちらの方向に「こんこん」と湧き出るような奥行き感をイメージした演出となっております。お酒を飲みながらラベルもじっくり眺めてもらうと、そのようなデザイン上の趣向もお楽しみいただけるかもしれません。

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    提案日時 2023年08月14日 23:15

    メンバーからのコメント

    コンペに参加させていただきます。

    3つの投稿に分けてデザインを提案いたします。
    まず、「こんこん」と「阿佐緒」のモックアップを並べたものです。
    それぞれボトル色を考慮したデザインになっております。
    一方は華やかな印象で、他方は落ち着いた印象ですが、2本並べても色や彩度、明度に反発するような違和感は感じられず、適度な調和感があろうかと思います。

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