クラウドソーシングサイトの「ありがとうボタン」って?
大手クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」では、Facebookの「いいね!」のように、気軽に相手にお礼を言うことができる「ありがとうボタン」を導入しています。各会員のプロフィールページには「ありがとう」を押された総回数が表示され、その人の勤務態度や思いやりの姿勢などが垣間見えるようになっています。この「ありがとう」ボタンですが、たまに「なぜここで?」と疑問に思うようなタイミングで押されることがあります。どうやらありがとうボタンは、人によってはユニークな使われ方をしている様子。今回は、ありがとうボタンのさまざまな活用法についてリサーチしてみました。
使い方1:クラウドソーシングの契約相手に感謝を伝える!
まずはオーソドックスな「ありがとうボタン」の使用法をご紹介しましょう。ありがとうボタンが押されやすいタイミングとしては、「クライアント(ワーカー)に対してお礼を言いたい時」が挙げられます。皆さんも、契約がスムーズに進んだ時や、納期どおりに成果物を納品してもらった時、検収が終わって無事に契約が完了した時など、問題なく案件が進行・完了した際にポチッと押すことが多いのではないでしょうか。特に契約終了直後は相手にありがとうの意図が伝わりやすく、「なぜ今?」と首をかしげられることも少ないタイミングといえます。
使い方2:クラウドソーシング上の営業ツールとして!
意外な活用方法としては、「クラウドソーシング上の営業ツールとして使う」方法が挙げられます。たとえば、クライアントとして新しい案件を掲示した時は、できるだけ多くの人に案件ページを閲覧してもらいたいものですよね。そんな時に、気になるクリエイターのありがとうボタンを押し、サインを送ることがあります。ボタンが押された事はクリエ
イターへ通知されるので、通知を受け取ったクリエイターは該当クライアントのプロフィールページを確認する可能性が高くなります。知らない人からのありがとうは、もしかしたら「私の案件を見てみてください」というラブコールなのかもしれません。
引用元:無料写真素材 写真AC
使い方3:クラウドソーシングワーカー同士の交流ツールとして!
また、時にはワーカー同士で「ありがとう」を交換しあうこともあります。ワーカーの中には、素晴らしいスキルを持つ同業者と交流をはかりたいと考える人もおり、ありがとうボタンを通じてアプローチをする場合があります。しかし、脈絡もなく「ありがとう」を送られると、やはり戸惑ってしまうものですよね。たまたま案件で一緒になった時や、お仕事相談所の質問に答えてもらった時など、つながりがある状態で感謝を伝えるのがベターといえるでしょう。
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クラウドソーシングでもコミュニケーションを大切にしよう!
「ありがとうボタン」はシンプルなツールですが、タイミングよく使えば相手に好感を与えることができます。顔が見えないアウトソーシングサービスだからこそ、些細な交流をおろそかにせず、コミュニケーションをはかっていきましょう。