インターネット環境が向上した現在では、在宅で仕事をしたいと考える人も増えています。
在宅の仕事は、仕事を自分で探すという最初のハードルをクリアしなければいけませんね。
そんな時に便利に使えるのがクラウドソーシングサイトです。
初心者の方にも使いやすく分かりやすい、クラウドソーシングサイトについて紹介します。
クラウドソーシングの概念とは?
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クラウドソーシングとは、不特定多数の見知らぬ他人同士が集まる場です。
その場で行われるやり取りは、個人間の取引です。
物やサービスの売買ではなく、主に仕事の取引を行います。
こんな仕事をしてほしいという案件を提示するクライアントと、
案件を受ける受注者の集まりの場を取り持つサイトの総称です。
※個人間に限らず、企業対企業や企業対個人の取引もあります。
どんなふうに運営されているの?
運営の方法は様々ですが、
日本のクラウドソーシングの最大手クラウドワークスの運営方法は以下のようになります。
- クライアントの案件をカテゴリーに分けて公開しています
デザインの募集、ネーミング公募、システム開発から記事の作成まで、
主にウェブに関わる作業の担い手を広く募集しています。サイトを運営するためには多くの分担作業が発生します。
映像コンテンツが得意な人、開発担当者、クリエーターから記事の執筆まで多岐にわたります。そこで、特定のジャンルに詳しい人、特定のジャンルが得意な人を広く集めるために、
クラウドソーシングサイトで仕事の募集を行います。 - 仕事を探す受注者(メンバー)が集まります
デザインが得意、ライティング好き、開発を自宅で請け負いたい。
そんなメンバーが一つのサイトに集まってきて、仕事を探すことができます。案件の内容を吟味し、多くの案件を比較して、
自分で行える仕事を発見したらクライアントに応募することができます。 - クライアントとメンバーで契約を結びます
双方の同意によって案件ごとに契約を結びます。
報酬や納期が取り決められます。
初心者にお勧め!クラウドワークス
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日本最大級のクラウドソーシングサイト、クラウドワークスのお勧め4点を紹介します。
クラウドワークスの4大メリット
- 案件カテゴリー180以上!登録ワーカーは83万人以上!
仕事を提案するクライアントは12万社、登録メンバーは83万人にもなるので、仕事量が豊富です。
案件を見比べて検討することも可能です。(※2016年2月現在) - プロジェクト方式なら仮払い制度があるので、報酬は確実です
個別に契約を結んで仕事を行うプロジェクト形式なら、
クライアントは事前にクラウドワークスに報酬を仮払いする制度になっています。これは、制作物を納品し終えたのに支払いがされなかった場合に備えた、
メンバーに対する保証として機能しています。
安心して仕事を請け負い、作業を開始しましょう。きちんと納品した制作物に対しての支払いは確実に行ってもらえます。
※コンペ形式やタスク形式のお仕事も仮払い後にお仕事が公開されます。 - クライアントの評価をチェックできます
仕事を請け負う前に、クライアントの評価をチェックできます。
過去の実績を閲覧できるようになっているので、クライアントがどんな会社なのか、
どんな評価を得ているのかを、あらかじめ知ることが可能です。
クラウドワークスの仕組み
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クラウドワークスの基本的な仕組みは以下のようになっています。
- 無料のメンバー登録から行います。
登録後にすぐに仕事を探し、仕事を請け負うことが可能です。 - 支払いは銀行振り込みです。
登録した銀行口座に、15日締めの月末払いか、または月末締めの翌月15日払いか、
どちらかを選んで登録します。 - 報酬からはシステム利用料が徴収されます。
案件報酬額が10万円以内なら報酬額の20%, 20万円以内なら10%,
20万円を超えたら5%の利用料が差し引かれます。
他にはどんなサイトがあるの?
システム利用料がちょっと痛いと思われるかもしれませんが、
このような仮払いシステムを採用していないサイトでは、支払いへの保証がない点でリスクがあります。
仮払いの仕組みがない場合、納品したにも関わらず報酬が支払われない場合や、
仕事の途中でクライアントと連絡が取れなくなってしまうなどのリスクが伴います。
国民生活センターへ、「連絡が取れなくなってしまった」
「報酬を支払わずに成果物だけを取得して逃げてしまった」という相談が複数寄せられているそうです。
きちんとした保証内容で仕事を行い、支払いをしてもらうためには、
クラウドワークスのような丁寧なシステムと一定の利用料は営業経費だとお考えいただけると良いでしょう。