誰でも「これはやりたくないな」という仕事はあるかと思います。嫌いな仕事はモチベーションも生産性も落ちてしまうものです。では、世間的に「嫌われている仕事」とはどのような仕事なのでしょうか?アンケート調査を実施した結果を発表します。
目次
80人にアンケート!あなたの職場の「やりたくない仕事」はなに?
現在、何らかの形で仕事をしている人80名に向けて、「1番やりたくない仕事」は何かアンケートを実施しました。
Q:あなたの職場の「やりたくない仕事」は何ですか?
※回答者の雇用形態内訳
正社員(50)/アルバイト(19)/契約社員(5)/派遣社員(4)/その他(2)
その結果、実に14.06%の人が「1番やりたくない」と答えた仕事は、書類の処理。次いで、電話対応という結果になりました。
やりたくない仕事No.1 は「書類の処理」
どんな職場でも発生するのが様々な書類の処理。やらなければいけない、と思っているだけに嫌いな方も多いようです。
「1人で100件以上の請求書作成をしなければならず、繁忙期は必ず残業になるから。」
「誰でも出来るような事務作業は気が進まないから。書類処理に通常の業務が圧迫されて、残業しないといけないことも多いので」
などのように、「業務量の多さや負担」に関して不満を感じている人が見られました。また、
「営業部の伝票処理や公用外出の交通費チェックなどが大変。人を増やしてほしいとずっと思っている。」
「システムを導入したら書類整理が楽になったのはいいが、今までなぜあんなに苦労していたのだろうと思ってしまった。」
といったように、増員・システム導入などによって改善できそう・実際に改善できたという声も寄せられました。
やりたくない仕事NO.2 は「電話対応」
2番目に回答数が多かったのは電話対応です。やはり、どんな職場でも必要な業務である反面、嫌い・苦手と感じる人が多く見られました。
「いちいち自分の業務が中断されてしまい、イラつくから。」
「どんな人から電話が来るのか分からないしその度に作業を中断しなければならないので。」
と、自分の業務ペースが乱されることがストレスだという意見が多数ありました。
他にもこんな「やりたくない仕事」が!
このほかにも、大人数の会議が嫌いと答えた方は、
「何か有益な発言をしなければとプレッシャーがあり緊張します。とくに同レイヤーの人間が有益な発言をした際は、比較されている気がして辛いです。」
といった理由を挙げています。
資料作成が嫌いと答えた方は、
「部のノルマ達成のために実施しているものの、お客様にはあまり喜ばれず、会社の売上にも自分のスキルアップにもつながらない」
と感じているなど、「やりたくない仕事」にも様々な理由があるようです。
やりたくない仕事との付き合い方を考えよう
やりたくない仕事を頑張ってみることで自信や経験につながるケースもありますが、本来やりたい業務が圧迫されて負担になっている場合は対策を考えなければなりません。
一般的に「やりたくない仕事」「嫌いな仕事」と思われていても、その仕事を得意としている人や、その仕事のプロがいることも確かです。そのため、業務の外注を検討することも重要です。残業規制や働き方改革が進み、効率的な働き方が求められる中、まずは「やりたくない仕事」から業務の見直しをしてみてはいかがでしょうか?