「個別指導塾のHPサイトで保護者や生徒と惹きつける文章作成」へのJvisart55さんの提案一覧

「人間万事塞翁が馬」中国の故事で「人の幸不幸は予測し難い」という意味です。

「昔、中国の要塞の近くに老人と息子が住んでいました。ある日、老人が大切にしていた馬が脱走しました。（不幸な事象）周りの人々は、老人を気の毒に思い慰めました。老人は、落胆することなく「そのうち良いこともある」と言いました。やがて、脱走した馬が駿馬を連れて戻ってきました。一頭だった馬が二頭になりました。（幸福な事象）人々が祝うと、老人は「今度は、不吉な予感がする」と言いました。ある日、老人の息子が駿馬に乗馬中、落馬により足を骨折しました。（不幸な事象）気の毒に思った人々が見舞うと、老人は「今度は、良い予感がする」と言いました。その後、戦争が勃発しました。徴兵された多くの若者が戦死しましたが、骨折で徴兵を免れていた息子は戦死しませんでした。（幸福な事象）」

人生の良い時をプラス事象として、悪い時をマイナス事象として時系列のグラフに表すと、三角関数のサインカーブに似た一連の曲線になります。曲線の形状は、十人十色に異なるため、サインカーブのように規則正しい軌跡にはなりません。「人生曲線」は、人生の経緯（良い時、悪い時）をグラフに示すのみならず、人生全体の評価を表します。全体の評価は、プラス領域全体（良い時）とマイナス領域全体（悪い時）の積算値で見ることができます。納得のいく人生ならプラスになり、そうでなければマイナスになります。積算値を「S」とすれば、納得のいく人生は「S ≧ +1」という数式で表すことができます。人生の積算値がプラス1以上であれば、過去にマイナス事象があろうが紆余曲折があろうが、人生は充実したものになります。要するに、人生の評価は、その時々の事象において一喜一憂するのではなく、全体を見て判断を下すのが正しいということです。

それゆえ、不調な時は落胆せずに前向きな気持ちを保ち、好調な時には有頂天にならず謙虚な気持ちを保つという心がけが大切です。如何なる時でも、自身の心を適切にコントロールしながら、人生を歩んでいきましょう。また、人間関係においては「感謝、敬愛、慈愛」の心を持ちながら素敵な関係を築いていきましょう。

当塾は、勉強を通じて子供達の「素敵な人生」を応援いたします。
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