デザインを提案させていただくことでテーマにしたのは、従来のいわゆるクラシックオーケストラのアルバムには絶対に見えないデザイン、ということでした。つまり、今までに無かった新時代の音楽性がビジュアルイメージとして明確にリスナーに伝わるデザインでなければならない、ということでした。
オーケストラとロックの融合をバイオリンとエレキギターを象徴的に有機的にからめることで、誰も見た事のない新しい世界観を表現しています。アメリカンコミックを思わせる力感溢れるラインをつけることで躍動感が増します。上部はギターは炎の、バイオリンは水の龍に変化しています。センターには立体的でメタリックな質感でロゴの存在感を強調。背景にはボストンのランドスケープをコラージュで重ね、天井画のようなな雰囲気の大空にはオーケストラの荘厳さを、数個の稲妻にはロックのダイナミズムを同じステージで表現しています。この世界では照明すら飛行物体と化しています。イマジネーションの集大成です。
質の高いライブの音源と映像を拝見した上で、私の中にわき起こった『新しくで洗練されててかっこいい!』というバンドイメージをCDジャケットのカバーに込めました。どうぞよろしく。
尚、細部の修正、ご提案やご相談がありましたら柔軟に対応いたします。
メンバーからのコメント
同じく、CDパッケージの裏面のイメージです。表面の背景のトーンを生かして惑星、もしくはエネルギーの球体をモチーフにした中にボストン・シンフォニーホールの建物を映し込んで、VGOのロゴが光ります。リスナーが気になる収録曲もバランスよく記載しました。