「YouTube広告動画のストーリーアイデア募集」へのsuimitumomoさんの提案一覧

二つ目のストーリーを提案致します。

■■フリ■■

ユウキ　どうしよう、この猫
（ユウキの腕の中にいるのは子猫）
ユウキNA　捨てられていた子猫を見つけて、友達のダイキと猫を飼ってくれそうなところを昨日から探しているけど、全然見つからない
ダイキ　うちでも飼えないし
ユウキ　うちでも無理だよ、お母さん猫アレルギーって言うし
ダイキ　だから、ここだろ！この猫屋敷。猫たくさん飼ってるし、もう一匹くらいいいんじゃねぇ？
（家の塀の上には猫が通り、にゃーと鳴いている）
ユウキ　でも、ここのおばあちゃん怖そうだし。声掛けたら怒鳴られたって人もいたって聞いたし
ダイキ　じゃあ、他に案があるのかよ。友達の家、全部だめだったろ？他のペット飼ってるから、とか、アパートだから飼えないからって
ユウキ　ないけどさ
ダイキ　保健所で殺されちゃうぞ、まだこんなに小さいのに。捨てられたところに置いてくわけにもいかないし
ユウキ　それもそうだけど、急に来ても追い返されるかもしれないし
ダイキ　じゃあ、ユウキ！ピンポン押せよ
ユウキ　ダイキ、やってよ
ユウキ　お前が猫持ってるんだし、やった方がいいだろ
ユウキ心の声　絶対おばあさんが怖いからだろ。ダイキ強そうなくせに、本当は根が怖がりだからな。でも、猫玄関に置いていったら、どっか行っちゃうかもしれないし
（インターフォンを押すユウキ）
（しばらく経っても何の反応もない）
ユウキ　留守みたいだね
ダイキ　話してみたかったんだけどな、猫のばあさんと
ユウキ心の声　だったら、自分でピンポン押せばよかったのに
（突然玄関からおばあさんが出て来て、びっくりするユウキとダイキ）
おばあさん　一体何の用だ？
ダイキ　あ、じゃあ、後は頼んだ、ユウキ
（逃げ出すダイキ）
ユウキ　あ、ちょっと、ダイキ！？え！？
おばあさん　何か用があったんだろ、早く言いな。じゃなきゃさっさと帰りな！玄関にいつまでもおられたら、邪魔なんだ！
ユウキ　あの、お願いがあって
おばあさん　もしかして、猫飼ってやれないかって話じゃないだろうね！？今までたくさんそういう話は持ってこられたんだ！迷惑だよ！
ユウキ　あの、うち猫飼えなくて
おばあさん　だから言っただろ？迷惑だって
ユウキ　でも
（おばあさんが家の中に入り、ぴしゃりとドアが閉まる）
（かと思えば、またドアが開く）
ユウキ　え？
おばあさん　早く猫連れて中に入りな
ユウキ　？？？

■■オチ■■

おばあさん　どこで誰が聞いてるかわからないからね、１回は断るようにしてるんだ。だって可哀想だろ？
（おばあさんの腕の中には子猫がいる）
ユウキ　はあ？
おばあさん　私のことを優しいって勘違いしてもらっちゃ困るし、猫連れていけば直ぐ飼ってもらえるって思われるのも嫌だし
ユウキ　はあ
おばあさん　捨てられてたんだろう？可哀想なことをする奴はどこでもいるね
ユウキ　ほかっておけなくて、でも、うちお母さん猫アレルギーで駄目だし
おばあさん　まあ、アレルギーじゃ仕方ないね。名前は？
ユウキ　名前？
おばあさん　つけたんじゃないのかい？
ユウキ　クロ
おばあさん　そのままじゃないか。クロはもういるから、クロスケにしようか
ユウキ　飼ってくれるんですか？
おばあさん　どこも駄目だったんだろう
ユウキ　ありがとうございます！
おばあさん　代わりに私がクロスケ預かったって話はしちゃ駄目だからね
ユウキ　何でですか？
おばあさん　いざとなったら、猫はこの家に連れていけばいいなんていう、無責任なペットの飼い主が現れたでもしたら猫が可哀想だろ。気付いたら玄関の前に子猫が5匹も置いてあったりしたんだよ。一言言うのが普通だろ。全く。怖いおばあちゃんって思われとくくらいが私にはちょうどいいんだよ　
（おばさんは猫のおやつをクロスケ以外の猫にあげ始める）
ユウキ　わかりました

よろしくお願いします。

■■フリ■■

アンナ　来ちゃった。お姉ちゃんの家。何も言わずに来ちゃったけど、たまにはいいよね。妹なんだし。久し振りだからお姉ちゃんの私の顔見たら嬉しいだろうし。
（スペアキーで家の中に入るアンナ）
（そこにはアンナの知らない若い男性が何かを探しているようだった）
アンナ心の声　え、泥棒！？
アンナ　ちょっと何してるの！？警察呼ぶわよ。
男　え！？え！？
（カンナも部屋から出て来る）
カンナ　あれ、アンナ？うち来たの？
アンナ　お姉ちゃん、この人泥棒だよね？今から警察に電話するから。
男　警察呼ばないで。
アンナ　うるさい！お姉ちゃんが人がいいのを利用して、部屋に上がり込んで、何か盗もうとしたんでしょ！
カンナ　アンナ、落ち着いて。
アンナ　落ち着いてなんかいられないよ！？だって明らかにシチュエーションおかしいのに。
カンナ　話聞いて。あの人は泥棒じゃないから。
アンナ　泥棒じゃないって、じゃなかったら何をしてたの！？明らかに何か探してたし。
男　何だかよくわからないけど、ちょっと落ち着いて話でもしようか。
カンナ　ごめん、ちょっとだけ二人にしてくれる？

■■オチ■■

カンナ　あー、アンナに行ってなかったけど、あの人は私の彼氏で。
アンナ　男っ気なかったお姉ちゃんに彼氏？しかも、私に黙って？
カンナ　何かアンナには話しづらくて。
アンナ　何で？
カンナ　いつもお姉ちゃんって男みたいだねとか言っていた姉に彼氏ができるとか、恥ずかしいというか。
アンナ　別に恥ずかしいことじゃないよ。でも、ほんとびっくりした。お姉ちゃんの家に男の人がいるとか、普通だったら彼氏とか思うのに、何かお姉ちゃんそんな気配昔からなかったから、変な事思っちゃった。えー、やだな、私の第一印象最悪だよね？まあ、昔に比べたらお姉ちゃん確かにちょっと女っぽくなったかもだけど、でも、彼氏だんんてお姉ちゃんびっくりさせようとしたら逆に驚かされちゃった。
カンナ　ねえ、ちょっと私に対する言い方ひどくない？
アンナ　ごめんごめん。それだけ驚いたって事で。でも、何彼氏は探してたの？
カンナ　適当に置いておくと、後でどこやったかわからなくなる事ない？
アンナ　それは、ある。
カンナ　あまり使ってないから自転車の鍵どこに置いたのか忘れちゃったんだって
アンナ　それは…ドジだね。
カンナ　本当にね。
アンナ　じゃあ、お姉ちゃんの彼氏を紹介してくれる？

相手の家にお邪魔する、という状況が家族だと自然かなと思い、こちらの話を考えました。

以前も提案させて頂きましたが、もう一度軽く自己紹介させて頂きます。
suimitumomoと申します。
最近、crowdworksで仕事をするようになりました。
ネーミングやキャッチコピーを中心に仕事をしていますが、ストーリーを考えるのは好きです。