「YouTube広告動画のストーリーアイデア募集」へのtacotacさんの提案一覧

～恋人未満～
■■フリ■■
プルルルル　　プルルルル
－あなたのおかけになった電話番号は…－
リナ：はぁ…
リナNA：ヒロト君とコンパで出会って一ヶ月。
　　　　　毎日連絡するようになって三週間。
　　　　　連絡が来なくなって三日。
　　　　　いい感じかもって思っていたのは私だけ…
　　　　　その時、友達のミサキからメッセージが。
ミサキメッセージ：今、ヒロト君とスムージー飲んでるよ～リナにも持っていくね！
リナ：えっ、どういうこと…
リナNA：ヒロト君と出会ったコンパは、ミサキが主催した。
　　　　　てことは、ミサキもヒロト君の連絡先くらい知っている。
　　　　　デートしてるんだ、二人。
　　　　　そっか…私一人で舞い上がってバカみたい。
　　　　　返信には時間がかかった。
　　　　　結局「ヒロト君と仲良くね」とだけ送った。
　　　　　これでいいんだ。
　　　　　そもそもヒロト君は、私のことを好きだって言ってないんだから。

【ピンポーン】
リナNA：ミサキとヒロト君がモニターに映っている。
リナ：え、どうしたの…？
ヒロト：リナちゃん、部屋に入れてもらってもいいかな。
リナNA：二人で一緒に来て、付き合うことになったっていう報告？
リナ：帰って。
ヒロト：リナちゃん、お願いだ。入れてほしい。
リナNA：私はヒロト君の気迫に押され、二人を部屋に入れてしまった。
リナ：洗面台はこっちだよ。
　　　ヒロト君は、これも使ってみてね。(商品へ誘導する)
リナNA：これは、ヒロト君に使ってほしくて買っておいたものだった…　
ヒロト：うん。ありがとう。
　　　　(商品を使う)
　　　　スー　ハーッ(深呼吸する)　よし！！


■■オチ■■
リナ：えっと、それで何だっけ？
ヒロト：リナちゃん。
リナ：うん…
ヒロト：俺と付き合ってください！
リナ：へ？
ヒロト：俺、リナちゃんのことが好きなんだ！
リナ：ちょ、ちょっと！ヒロト君はミサキと付き合ってるんでしょ！？
ヒロト・ミサキ：はぁ？
ミサキ：ヒロトとは幼なじみで、それだけだよ？
　　　　ヒロトはリナのことが好きなの。
　　　　でも勇気がなかったみたい。
　　　　私は相談にのってただけだよ。
リナ：だって三日も連絡が無かったし…
ヒロト：ホントにごめん！スマホが壊れちゃってさ。
　　　　リナちゃんのデータも消えちゃって。
　　　　さっき新しいスマホに替えたからもう大丈夫！
リナ：なんだ…そっかぁ。良かった…
ミサキ：で？リナ、返事は？
リナ：私もヒロト君のことが好き！大好きなの！
(リナがヒロトに抱きつく)
ヒロト：わっ！リ、リナちゃん！
ミサキ：はいはーい、お幸せに－♪

～彼女の新しいオトコ～

■■フリ■■
ユウタ：…なんだよそれ
(ガチャ：電話を切る音)
サキ：ユ…ユウタ？
ユウタNA：なんでこんなことになったんだ。くそっ。

＜回想シーン、電話で会話中＞
ユウタ：サキ、午後から会わない？
サキ：えっ、今日！？ゴメン、予定があって…
ユウタ：え、なにそれ。また？最近予定ばっか入っているけど、なんなの？
サキ：えぇっと…それは…人と会ったりとか…
ユウタNA:オトコか？最悪なシナリオが頭をよぎった。
＜回想シーン終わり＞

ユウタNA：重い気分をなんとかしようと、俺はひとり街へ出た。
　 ふらりとブランドショップが立ち並ぶエリアへ入っていく。
　　　　　すると、とあるショップでサキを見た。
　　　　　いや。正確には、サキは若いオトコといたのだった。

ユウタNA：サキとオトコは店を出た。鼓動が早くなる。やっぱりオトコか。
　　　　　二人がサキのマンションに入っていく。

【ピンポーン（インターホンを鳴らすユウタ）】
サキ：（モニター越しに）え！？ユウタ！？
ユウタ：中に入れてくれ
サキ：え、だって…今
ユウタ：入れてくれ！

【ガチャ（サキがドアを開ける）】
サキ：どうしたの、一体…　怖いよユウタ
オトコ：あれ、どうしたの？お客さん？
ユウタ：！！お前！！（オトコにつかみかかる）
オトコ：えぇっ！？
サキ：ちょっと！ユウタ、弟に何するの！？
ユウタ：…え？おとうと？

■■オチ■■
サキ：すこしは落ち着いた？
　　　先に洗面台で手を洗って、それから、これでうがいしてね（商品へ誘導する）
ユウタ：あ、あぁ…

サキ：ちゃんとうがいもしたよね？
ユウタ：もちろん。
サキ：あのね、この人は私の弟。
オトコ：どうも、初めまして。姉がお世話になっています。
ユウタ：い、いえ、こちらこそ…っていうか、さっきはすみませんでした。
オトコ：大丈夫ですよ。それより、ねーちゃん愛されてんな♪
サキ：ちょっと、からかわないでよ～
ユウタ：えっと、今日は二人で買い物してたの？
サキ：え!?えーと…　そう。
オトコ：ちゃんと言いなよ～
ユウタ：え？
サキ：えっとね、ユウタの誕生日がもうすぐだから、サプライズしようと思って。
　　　男目線でのアドバイスが欲しくて、弟に付き合ってもらってたの。
　　　不安にさせてごめんね。
オトコ：そうそう。なかなか決められなくて、休みのたんびに駆り出されてさ。
　　　　で、今日やっと買えたんだよね。
ユウタ：そうだったんだ…　俺のためにありがとう…
　　　　あと、サキに新しいオトコが出来てなくて良かった…
　　　　はぁ～～～（安堵からの長いため息）
サキ：ユウタ！今の息、すごくいい！
　　　　もっと顔を近づけて！
ユウタ：え？こ、こう？
サキ：そうそう、やっぱりユウタが大好き～！
オトコ：あーはいはい、ごちそうさま　　　　

～彼女の新しいオトコ～

■■フリ■■
ユウタ：…ちょっと気分わりぃから帰るわ。
サキ：ユ…ユウタ？
ユウタNA：なんでこんなことになったんだ。くそっ。

＜回想シーン始め＞
ユウタ：ねぇ、サキ。今度の連休だけどさ、どっか行かない？
サキ：えっ！？れ、連休！？連休はちょっと予定があって…
ユウタ：え、なにそれ。また？最近予定ばっか入っているけど、なんなの？
サキ：えぇっと…それは…
ユウタNA:オトコか？一番考えたくない答えが頭をよぎる。
＜回想シーン終わり＞

ユウタNA：俺は真相を確かめるため、当日、サキを尾行することにした。
　　　　　電車に乗ったサキは、とある駅で降りた。そこで俺が目にしたのは、サキに手を振っている若いオトコの姿だった。
　　　　　若いオトコとサキは楽しそうに話ながら、住宅地の中のおしゃれな一軒家に入っていく。
　　　　　サキ、どういうことだ！？

【ピンポーン（ユウタがインターホンを押す）】
【ガチャ（サキがドアを開ける）】
サキ：ユウタ！なんでここにいるの！？
ユウタ：サキ！聞きたいのはこっちだよ！なんでこんなところにいるんだよ！
オトコ：あれ～、お客さん？なんか騒がしいけど…
ユウタ：お、お前！お前だなー！
ユウタNA:俺はオトコにつかみかかった！
サキ：きゃー！ちょっとやめてよー！！弟になにしてんの！！
ユウタ：え……おとうと？
サキ：とにかく、入って！

ユウタ：えっと、ごめん…
ユカ：それより、洗面台で手を洗ってきて。それから、これを使ってちゃんとうがいもしてね（商品へ誘導）
ユウタ：あ、あぁ…


■■オチ■■
ユウタNA:通されたリビングには、サキのご両親がいた。殴りそうになった弟も。そう、ここはサキの実家だったのだ。
ユウタ：あ、あの、すみません。弟さんにまでひどいことを…
サキ母：うふふ、いいのよ～それにしても、ねぇあなた。
サキ父：そうだな、それほどユウタ君がサキのことを大事に思ってくれているなんて…
弟：ホントホント。俺もびびったけどさ、ねーちゃん愛されてんじゃん♪
サキ：ちょっ、やめてよもう～
ユウタNA：サキの家族が盛り上がっている中、呆気に取られている俺
サキ：ユウタ、ごめんね。近いうちに言おうと思ってたの。
　　　…あのね、ユウタを実家に呼ぼうってなって。でも実家に行くってなったらユウタ、緊張するでしょ。
　　　だから緊張させずに楽しませようと家族で考えてたんだ。今日も打ち合わせしてたの。
ユウタ：そうだったんだ…　はぁ～～なんか今までの緊張が取れて力が抜けてきた…
サキ：本当にゴメンね！…でも、今ユウタが吐いた息って好き。（小声で）…キスしたくなっちゃう。
ユウタ：え！？こ、ここで！？
サキ父母弟：いや～邪魔してゴメンね～？