「企業PR(イメージ)ポスターのデザインの依頼(保険代理店)」へのlittlesenseさんの提案一覧

littlesenseさんの提案

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    提案日時 2023年01月21日 16:23

    メンバーからのコメント


    営業の呼称が「ライフ・アドバイザー」に変わったからといって
    できる営業マンを気取った風にパソコンを挟んでのシーンや
    スマホを片手に颯爽とした姿で営業を鼓舞するような
    印象を与えてしまうポスターにするのは少し違和感を感じます。

    そもそも「ライフ・アドバイザー」という存在がなぜ必要なのか?
    保険は難しくてよくわからない、知っているようでもよく理解できない商品だからこそ
    シンプルにわかりやすく伝えて安心を与えることができる
    高い専門知識を持った保険のプロフェッショナルが求められているからだと思います。

    NHKの番組ではありませんが、その安心を与えるプロフェッショナルとは・・・

    その問いの答えになるような「ライフ・アドバイザー」が目指すべき姿を
    ポスターを目にした時に大切なのはこれだよなぁと喚起できるる、
    “お客さまと営業の関係性” を問うようなイメージで制作いたしました。

    ・・・

    写真は、縁側らしきところに腰掛けてお茶をいただきながら
    世間話をしている営業のヒトコマで想像を膨らませます。

    たまたま近くまで来たんでと寄ったら「お茶でも飲んでいったら・・と」となって、
    話してるのは、保険のことではなくお客さまの夫の事だったり、テレビドラマのことかもしれない
    もしかしたら営業マンの娘の話なのかもしれない・・・

    手に持っているのは企画書でもなく湯飲み。
    そこに切り取られているシーンには、大げさな笑顔や空を指さして未来へ導くような姿でもない。
    たわいもない会話がそこにはあり、気負うことなくお客さまと向き合う真摯な姿
    この距離感こそ目指すべき営業の本質ではないかと思います。


    ・・・

    ノートパソコンや企画書をださなくても会話ができる関係性を築き
    お客さまにそっと寄り添っていくことで安心をもたらし
    その安心を積み重ねていく地道な営業活動が地域全体の
    しいていは社会の大きな安心につながっていく。
    そう捉えると「ライフ・アドバイザー」は,なんと素晴らしくやり甲斐のある仕事なんでしょうか。

    このポスターを見て、保険の更新の時にしか顔を出さない、会っても商品や契約のことしか話してなかった
    自分のスタイルを振り返ったり、営業の本質・初心を気づかされたり・・・

    そして、今回の目的であるスタッフ皆様の士気高揚へ
    静かにでも語りかけれる役目のポスターになれば幸いです。

    説明が長くなりましたが、よろしくお願いいたします。

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