この場をお借りして、このプロジェクトを考え実行なさったお嬢さんとお母様の知恵と勇気に尊敬と感謝の気持ちを送らせてください。
わたし自身も子供の頃に痴漢被害にあい、もう何十年も経っているのにいまだにフラッシュバックがあるほどの精神的な被害を受けています。
そして、いまだに同じようにつらい思いをしている子たちがいるということを、痴漢の問題を改善できていないということを大人として恥ずかしいと思っていました。
あんな屈辱的な思いを女の子たちにさせないために、自分が何かできることはないかと考えていたところ、目に飛び込んできたのがこのプロジェクトでした。微力ながらイラストレーターとしてお役に立てればと思っています。
バッジのデザインについてですが、意思の強い目を描きたいと思いました、卑怯な痴漢に屈しない目です。
女の子たちの共感を得られるようなかわいい、でもかわいいだけじゃない強い目が描けたと思います。
これを身につけることで気持ちを強く持てるように、応援する気持ちで描きました。
文字もかわいらしい物にしようと思ったのですが、あえて明朝体にすることで真面目な意志の強さを表現しました。
巻きの部分はカットしてありません。巻き部分に色をのせてあります、いろいろな色を展開したら選ぶ楽しみ、服や鞄の色に合わせてコーディネーとできる楽しみががあっていいかなと思っています。
メンバーからのコメント
パステルカラーでやわらかい雰囲気のものも作ってみました。