「新規でデザイナーを採用することも検討しましたが、採用となると時間が掛かり、かつ当社の文化に合う方がすぐに見つかるとは限りません。」そんな課題を感じていた、株式会社マインドパレット戸叶拓郎さんにクラウドワークスの活用術を伺ってきました。
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デザイナーの採用に1ヶ月も待てず、クラウドワークスを利用し始める
クラウドワークスはネット上で代表の方の何かしらの講演を見て知りました。名前は聞いたことがあり、求人系のサイトかなと思っていましたが、見ていくうちにオンライン上で発注から入金まで完結できるサイトと知り、便利だと思いました。
当社はSnapeeeという写真共有アプリを展開しており、300万人以上のユーザーにご利用頂いています。
スタンプのようなデコレーション素材を継続的にリリースしていくことでユーザーの方々にお楽しみいただければと思い、デコレーションの素材制作が重要なデザインタスクでした。
社内のデザイナーは2名で、素材制作以外にもアプリの定期的なアップデートのタスクがあり、リソースが足りなくなってきていました。
新規でデザイナーを採用することも検討しましたが、採用となると時間が掛かり、かつ当社の文化に合う方がすぐに見つかるとは限りません。そんな時にクラウドワークスを思い出し、デコレーション素材の案件の募集を始めました。
30代男性デザイナーの「デザインのギャップ萌え」に恋して発注
案件募集に対して5名から応募があり、その中の2-3名の方に簡単な課題提出をお願いしました。どの方もレベルが高かったのですが、Kotaro K.さんのデザインに惚れました。
事前にポートフォリオを見ていて質が高くて良いと思い、こういうイメージで仕上げてくるのかなと思っていましたが、30代の男性とは思えない意外性のあるデザインを提案されてきました。
質はおろか、その幅の広さに惚れ込みました。課題に対して1パターンではなく、複数のパターンで提案して頂けた点も好印象でした。
これだけ幅広いデザインをされると、次はどんなデザインを提案して下さるのだろうと、ワクワクする気持ちを抑えきれないほどでした。
当社はデザイナー個人の趣向ではなく、ユーザー目線に立ってフラットな視点でデザイン制作ができる方を求めており、Kotaro K.さんはまさにそういうデザイナーでした。
Snapeeeは「Kawaii」写真を自慢し合うサービスで、ユーザーの「Kawaii」に対する意見は厳しいです。デコレーション素材のダウンロード率も素材によって明らかに変動します。
Kotaro K.さんのデザインは一目見て、ユーザーに受け容れられるデザインだと感じました。実際に素材をリリースした後のダウンロード率やその後の利用率も高いというデータが出ています。
遠距離恋愛や浮気もできるクラウドワークスは、仕事の恋人探しには最高
今回のKotaro K.さんとのお仕事には非常に満足しています。その後はスカウトメールでで継続発注もしており、継続的に仕事をお願いしていければと思っています。
しかし、腕の良い方なので、クラウドワークス上で人気になられてしまうと、少し嫉妬してしまうかもしれません。
Kotaro K.さんは九州在住の方なので、実際に採用となると採用面接や引越しなど、多くのハードルがあったと思いますが、クラウドワークスで出会えたことで、こういう形で仕事をすることができました。
恋愛で例えると、遠距離恋愛もできるクラウドワークスといったところでしょうか。
Kotaro K.さんに惚れ込んだ当社としてはできればKotaro K.さん一筋でお願いしていきたいところですが、お互いそうもいかないと思います。
あわよくば素敵なデザイナーさんとクラウドワークス上であと数名お会いしてお付き合いしていきたいです。
こうした「浮気」がお互いできるのもクラウドワークスのメリットです。浮気した結果はプロフィールページからの発注履歴でバレてはしまいますが。一筋な恋心を持ちつつ、他のデザイナーさんとも仕事ができる機会を模索していきたいです。