今回は事業立ち上げ時にサイト制作をする際にクラウドワークスを利用したグルメイノベーション株式会社の代表取締役社長である井上琢磨さんにインタビューをしました。
事業立ち上げで自社にエンジニアやデザイナーがいない方は是非参考にしてください!
募集の際に仕様書を添付し業務を明確化
社員4名でお店のラーメンの味をそのままご自宅にお届けする宅麺.comを運営しています。社員は営業やマーケティングなどのビジネスサイドの人間で、エンジニアやデザイナーが社内におらず、案件が発生するたびに知り合いのフリーランスの方にお願いしていました。
いつも知り合いのフリーランスの方にタイミング良くお願いできるわけではなく、別のルートを探していた時にクラウドワークスに出会いました。
今回はサイトリニューアルを担っていただくデザイナーの募集をしましたが、その際に工夫したことは、 ワイヤーフレームを添付したことです。
おそらく応募者にとってはワイヤーフレームがあった方が、業務のイメージが沸きやすく、応募のハードルを下げることができるのではないかと思いました。結果的には6名から応募いただき、詳細な実績の明記があった方にお願いしました。
元々の知り合いではないので遠慮せず仕事できる
今までは元々の知り合いにお願いする場合が多かったため、どうしても頼みにくいところがありましたが、今回はそういう気をあまり使わずに聞きたいことを聞きやすい雰囲気で仕事ができています。
エンジニアは現在は大手企業が良い待遇で採用している例が多いですが、実力のあるフリーランスの方は色々な案件に関わることを好む方が多いように見受けられます。
実力のある方であればフリーランスの方が結果的には稼げる場合が多く、仕事を選べる立場にあるのではないでしょうか。フリーランスの方によっては大手とスタートアップで時間単価を変えている方もいるようです。
取り組む案件として我々が魅力的なスタートアップであることを伝えることが、スキルの高いフリーランスの方と仕事をする際に必要な心構えであると思います。

井上さん「クラウドワークスを使うことで、聞きたいことを聞きやすい雰囲気で仕事ができている」
システムやデザインが事業の肝ではないスタートアップにクラウドワークスはお勧め
ビジネスモデルの構造にもよりますが、スタートアップのステージでは資金がないため人件費を抑えた経営を心掛けた方が良いかと思います。当社でも一番最初に立ち上げたサイトは外注でお願いしていました。
システムやデザインが事業に中核ではないWebサービスの立ち上げ期には、いきなり正社員でエンジニアやデザイナーを雇うのではなく、まずは案件ベースで仕事をお願いすると良い思います。
案件ベースで仕事をしていく延長線上に社員になっていただくのが一番マッチングの精度が高いのではないでしょうか。

井上さん「クラウドワークスは資金の少ないスタートアップにも適していますよ!」
宅麺.comは主に個人の方にお買い上げいただいています。人気店のラーメンを100種類扱っており、並ばずに自宅で食べることができるという点がウケています。
ラーメン自体の消費比率は男女比が9:1にも関わらず、宅麺の売上は男女比が2:1であり、特に女性に人気があることが伺えます。今後はオフィスグリコ的な形での法人販売にも力を入れていく予定です。ぜひ一度、宅麺を食べてみて下さい!