企業インタビュー
公開日: 2014.02.06 / 最終更新日: 2020.01.06

当社では考えられないアイデアがクラウドワークスで集まった: ライフネット生命保険株式会社

今回お話をお伺いしたのはTVCMなどでもおなじみの「ライフネット生命保険」。病気やケガで長期間働けなくなったときに、毎月お給料のように保険がもらえる「就業不能保険」を開発するなど、フリーランスの働き方を支援する商品を生み出しているのが同社の特徴です。

今回は、同社の岩田さんに、就業不能保険のことと、クラウドワークスの活用事例についてお伺いしてきました。

インターネットを通じて若い方に保険の大切さを訴求していきたい

ーライフネット生命保険について教えてください

リーズナブルで、わかりやすく、便利な保険商品をインターネットで提供する生命保険会社です。契約者の約7割超は20代・30代で、若い方に支持されている保険会社と言ってもよいかもしれません。

私達自身も「子育て世代の保険料を半額にして、安心して赤ちゃんを産み育てる社会をつくりたい」という思いのもと、若い世代の方々に当社のことをもっと知って頂きたいと思っており、マーケティング活動においても若い世代の方々に共感いただけるように意識しています。

例えば、「ハトが選んだ保険に入る」「納豆を10万回混ぜてみる」など、他の生命保険会社がやらないような企画も通してしまう社風です。会長の出口や社長の岩瀬なども、積極的にこうした企画に参加しています。

万が一の「働けない」に備える保険を提供

ーライフネット生命の「就業不能保険」について教えてください。
フリーランスとして働いている方の中には、ご自身が病気やケガなどで働けなくなり、収入が途絶えることへの不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

私達はそうした声を受け、病気やケガで長期にわたり働けない“就業不能状態”になった事態に備えるための「就業不能保険」を2010年に発売。2013年末には2万人を超える方にご加入頂きました。

特長としては、就業不能状態になった場合に10~50万円を65歳まで、毎月お支払いすることです。

普通、医療保険の支払いは入院給付金の日額が1万円として支払限度日数が1,095日で1,000万円程度なのですが、当社の就業不能保険の場合は保険期間を通じて通算で最大1億円までお支払い致します。詳しい条件などをご覧になりたい方は、ライフネット生命のWebサイト(http://www.lifenet-seimei.co.jp/product/disability/)でご確認ください。

バナーデザインのコンペでは自社では思いつかないアイデアが続々!

ーなぜ、クラウドワークスを使おうと思ったのですか?きっかけを教えてください。

一番最初にクラウドワークスを利用したのはスマートフォンのサイトの制作でした。スマホ版のスクラッチくじのようなもので、指でこすると画像が現れる…というものです。

より本腰を入れて活用していこうという機運が生まれたのは、クラウドワークス代表の吉田さんと当社の岩瀬による対談企画「21世紀の新しい働き方、保険について考えよう」を実施してからですね。

この対談を通じて、私達も、フリーランスの方々のワークスタイルを支援していこうというクラウドワークスのビジョンに共感しまして、コラボ企画として実施したのが「【ライフネット生命特別コラボ企画】バナー職人必見!ネット広告用バナーを募集致します!」というデザインコンペです。

結果としては沢山のご応募と反響をいただきました。

ー実際、クラウドワークスを使ってみていかがでしたか?

デザインコンペでは、今までの当社では考えられないアイデアが集まったのが収穫でした。なぜそのようなデザインにしたのかをデザイナーに尋ねてみると、それぞれロジックがあって「なるほど」と思いましたね。

また、コンペ形式にせよプロジェクト形式にせよ、実際にクリエイターさんと会わない非対面のお仕事では、受注者と発注者の双方がしっかりとした信頼関係を構築することがとくに重要だと思います。

バナーコンペに先駆けて実施したスマートフォンサイトの開発では、スマートフォンの端末によって挙動が違っていたのですが、今回依頼したエンジニアの方は、海外サイトの情報ソースまで調べて解決して下さり、とても助かりました。

こうした対応をしていただくと、こちらとしても継続してお仕事を依頼しやすいですし、発注者としての誠意を見せたいと思うものですよね。

企画の成否を左右するのは発注者側の「ディレクションスキル

ー次の発注時はこう工夫したい…など、今後の挑戦課題はありますか?

今回クラウドワークスを使ってみて、何かを制作する際にお声がけする選択肢の幅が広がったと感じました。まずは小さな企画で試してみて、PDCAを早く回していくようなプロジェクトには特に向いているのではないでしょうか。

また、クラウドソーシングはスピードや費用の側面がフューチャーされがちですが、使ってみて、発注する側のディレクションスキルがポイントになると感じましたね。

発注だけしてあとはお任せ…というのでは、集まるクリエイティブの質は運試しのようになってしまいます。
 私達が実施したバナーコンペでは、ターゲットやコンセプトを決めてからデザインを募りましたが、あまりにガチガチに仕様を決めてしまうとデザイナーが自由に発想できる余地がなくなるので、固める部分とデザイナーに委ねる部分のバランスを、ディレクターがいかに調整できるかがポイントかなと思いました。

この部分さえしっかり押さえておけば、想像以上に良いプロダクトを生み出せる可能性があるのがクラウドワークスの魅力だと思います。

 

クラウドワークスのサービス資料
サービス特徴、活用事例、発注相場などを紹介しています。

本資料ではクラウドワークスの特徴、事例、使い方、ワーカーの属性、発注相場などサービスの情報をまとめています。

【こんな方におすすめ】
・サービスを詳しく知りたい
・外部人材の活用を検討したい
・発注相場や事例を知りたい

掲載企業

ライフネット生命保険
インターネットを主な販売チャネルとする直販型の生命保険会社
・ライフネット生命保険
・クラウドワークス:プロフィール

コメントは受け付けていません。