フロントエンド開発のリソース不足をクラウドワークスで解消。
EC事業を手掛ける株式会社ネットプライスドットコム様にインタビューを致しました。
開発案件を安心して発注することができた発注のコツと、実際の発注経験をご紹介します。
まずはトライアルとしてスキルチェックになる軽い案件で募集
ークラウドワークスの利用を決めた背景を教えてください
ECが当社のメイン事業であり、サーバーサイドのエンジニアは社内にいるのですが、キャンペーンなどのフロントエンドの小規模開発がスポットで発生することがありました。
今後、キャンペーンなどのスポット的なタスクが発生してくるため、プロジェクトベースでお願いできるエンジニアを探そうと思っていた頃にクラウドワークスを知りました。
ーどのような仕事を発注したのですか
今回はまず3〜4時間程度でできるJavascriptでのHTML5/jQuery/CSS3のスキルを要する開発案件を3案件募集しました。
こういった軽い案件をトライアルでやってみることにより、エンジニアやクリエイターのスキルセットやコミュニケーションの取りやすさが把握でき、より大きな案件を発注する際のリスクヘッジになります。
同じ案件にエンジニアとデザイナー両方からの応募
ー実際に発注してみていかがでしたでしょうか
募集してみて面白かったのが、同じ案件に対してエンジニアとデザイナー両方からの応募があったことです。
募集した案件は実はエンジニアとデザイナーの領域の線引きが曖昧な案件でした。エンジニアを抱える会社に外注した場合は、エンジニアだけではなくデザイナーも案件にアサインされることがあるでしょう。こうした境界線が不明瞭な案件は多いです。
実際にコーディングができるデザイナーがベストであるような案件であり、デザイナーに発注して当社内のサーバーサイドのエンジニアとやり取りしてプロジェクトを進めていくと円滑で良いかと思います。

クラウドワークスでの地方のフリーランサーの仕事増加に思いを巡らす今井さん
もう一つ感じたのは全国各地から応募があり、地方のエンジニアにとってはクラウドワークスは大きなチャンスになり得る点です。
私も地方でエンジニアとして働いたことがあるので実感値を持っています。案件が東京に集中してしまうため、地方のエンジニアに案件情報があまり流通せず、地方でフリーランスで生計を立てていくのは厳しいかと思います。
地方の企業でも、東京に支社を作り、その東京支社から地方に案件を流すという無駄な構造が発生していることもあります。クラウドワークスで地方のエンジニアにダイレクトに仕事をお願いできる形は、地方でフリーランスが成立する一助を担えるのではないでしょうか。
受注実績や評価精度によりほどよい緊張感がある
ークラウドワークスを利用してみて感じたことを教えてください
今回は応募頂いた方の中から6名程度の方にお願いをしました。クラウドワークスに登録している方は実績をお持ちの方が多く、登録している方の質が高いなと思いました。お願いした方々の半数以上が自分のドメインを持っており、そこで今回の成果物を公開していました。
今までフリーランスの方に仕事をお願いして、ある日突然消えてしまう人もいれば、できないものをできると言われ、最後の方にお互い苦しむという苦い経験がありました。クラウドワークスに登録されている方は質が高いので、そういうリスクも低いのではないかと思っています。
実際にエンジニアやクリエイターの「受注実績」や「評価」を発注側が書き込めて可視化できる機能により、いい加減な仕事をすると次の案件獲得に響くという点が良い緊張感を生み出していると思います。
今後はキャンペーンサイトやスマホアプリの開発を募集することを考えています。本格的な案件が発生する場合は、まずは今回応募頂いた方からスカウト機能でお声掛けさせていただくと思います。