企業インタビュー
公開日: 2014.02.13 / 最終更新日: 2020.01.06

社内の編集チームと優秀なクラウドライターのタッグが生み出す人気乙女ゲーム: アクセーラ株式会社

「クラウドワークスにはその仲間候補が沢山いますし、スピード感もある。アクセーラではすでにシナリオライティングから開発まで多岐に渡って仕事を依頼しています。」今回は、スピード感が求められるゲーム業界でのクラウドワークス活用術についてお話を伺いました。

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乙女ゲームや占いコンテンツなど、女性に特化したサービス展開

-御社の事業内容についてお教えください。
2004年に企業向けのコンサルティングサービスの提供を始めましたが、ちょうど3年ほど前、mixiアプリなどが出てきた頃にコンテンツ事業を立ち上げました。現在は後者の事業が主軸になっています。

25歳以上の女性をターゲットにした、恋愛コンテンツ、乙女ゲームや占いなどをスマートフォンアプリとして提供しています。この業界にはガラケーまでさかのぼる長い歴史がありますし、その分、競合プレーヤーも大勢います。

そこはターゲット年齢層を高めに設定することで差別化し、シリアス、メロドラマなどの要素を取り入れることでアプリにも特徴をつけています。

-クラウドワークスはいつ頃から使い始めたのでしょうか?
クラウドソーシングのクラウドワークスを使い始めたのは1年くらい前ですね。昨年末に無料キャンペーンを実施したため、同時に20件ほど募集をかけました。

そうでなくても、平均して同時に10件ほどの案件を発注している状態です。ゲームのシナリオライティング、イラスト制作、システム開発など多岐にわたって募集をかけますが、中でもシナリオライティングの仕事が多いです。

社内体制は制作や編集に携わる人間を中心に、現在20人ほど。シナリオライティングは外部に依頼する体制で制作しています。

これまでも、いくつかのクラウドソーシングのサービスを活用してきました。現在でも、それぞれのプラットフォームで出会った方ともお仕事を継続していますが、サービス自体のメディアパワーが弱いためか応募者数が少ないことに課題を感じていました。

そんな中、クラウドソーシングのクラウドワークスでシナリオライターの募集をかけてみたところ、掲載までのスピードも即時で、一定数以上の応募があったんです。

これまでは、そもそも選べるほど人材が集まらなかったのでとても助かっています。

数分後には返ってくる、圧倒的なユーザーサポート

-利用してみてメリットだと感じている点があればお教えください。
ゲーム制作はスピードが求められるので、何事もスピーディなクラウドワークスには助けられています。

こちらの準備さえ整えば、ボタン一つで瞬時に案件を進行できて、タイムラグがない。仮払いの確認なども早い。また、ユーザーサポートにも驚きました。

早いときにはこちらが投げた質問に対して数分後には返事があり、待つもどかしさがなくて気持ちいいですね。

また、受注者さんとは、クラウドワークス上のチャット機能も頻繁に使っています。相手がオンラインであることがわかれば、その場で必要事項を確認することができるので重宝しています。

こうした点を含め、サービス全体を通じた、圧倒的なスピード感を感じますね。

-発注方法などで工夫している点はありますか?
シナリオライターさんへの案件の場合、大まかな筋書きだけを掲載するようにしています。相性の良いライターさんが見つかれば、あとはその方のやりたい方向を尊重したいと思っているので。

ライターさんの得意分野やセンスを活かしていただくやり方が双方にとって望ましいですよね。発注先の決め手としては、やはり何より実績です。

あとは、ドラマや演劇の脚本とはまた違う、アドベンチャー要素や分岐点を持つ乙女ゲームのフォーマットを理解していただけるかですね。

アプリのお仕事は、実際にそのライターさんのシナリオでどれだけ数字が出たかを確認できますから、結果を見た上で、次もお願いするか判断しています。

今は公募がほとんどですが、これからは特定の方のスカウトもしていきたいと思っています。

Uターン・田舎暮らし・子育て…多彩な環境で執筆に取り組むシナリオライターたち

-ゲームの根幹であるシナリオを外注するというのは斬新ですね!
今の乙女ゲームの事業に関しては、少し出版社に近いかもしれないです。絶対的な編集機能が社内にあって、その他のライターさん、イラストレーターさんなどは企画ごとに適切な人を見つけて来て商品に落とし込み、お客様にお届けするというスタイルです。

将来的にはシナリオライターを社内に持つという選択肢もありますが、まだ会社規模が小さいため、現段階ではニーズに応じて外部に発注する形が適していると思っています。

また、ライターさんにはオフィスよりも、自宅などそれぞれか好む自由な環境で書く方が捗るという方も多いです。

実際にお願いしているシナリオライターさんには、Uターンで戻って実家にいながら仕事をしたい、田舎暮らしが好きでそこにいながら稼ぎたい、子どもの面倒を見ながら仕事をしたい…といったように、さまざまなニーズを持った方がいらっしゃいます。

良い物語を生み出していただけるなら、皆さんの希望を尊重する形で気持ちよく仕事してもらった方がいいですよね。

多国語展開にもクラウドソーシング活用の余地

-シナリオ以外にも多彩なお仕事を依頼なさっていますね。
社員の中には開発者もいますが、彼らは既存サービスの運用や開発で手一杯です。それぞれスケジュールに沿って動いているので、そこをズラすことはできない。

そこで、ちょっと試してみたい実験的なプロジェクトに関しては、クラウドソーシングのクラウドワークスで発注したりもしています。過去には、パズル形式のミニゲームを開発してもらったり、脱出ゲームも作ってもらったりしました。

社内で確保できるリソースは既存サービスの拡充に充てて、それ以外のトライアル的な取組みにはクラウドソーシングを活用しています。

私は前職で社内ベンチャーを立ち上げたことがあるのですが、プロジェクトごとに仲間を見つけてきて強いチームを作るのは簡単なことではないですよね。

クラウドワークスにはその仲間候補が沢山いますし、スピード感もある。アクセーラではすでにシナリオライティングから開発まで多岐に渡って仕事を依頼していますが、今後は翻訳作業や翻訳のダブルチェックなどにも活用していきたいと考えており、すでに着手しはじめています。

乙女ゲームの多言語展開にはこれからも力を入れていきたいので、これからもクラウドワークスで優秀な方との出会いに期待しています!

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