企業インタビュー
2014.12.10
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ゲームファンと新キャラを共創!大人気スマホゲームのクラウドワークス活用術:株式会社ワンオブゼム

スマートフォンを中心としたコンテンツを自社で企画・開発し、大ヒットタイトルを生み出している株式会社ワンオブゼム。そんな同社が手がける人気ゲーム「ガチャウォリアーズ」の新キャラクターのアイデアを募集するコンペがクラウドワークスで開催されました。

今回は、コンテンツ事業におけるクラウドワークス活用のヒントについて、プロデューサーの丸野宏之さんと、広報PRの石根友理恵さんにお話を伺いました。IMG_0238

世界累計350万ダウンロードの人気ゲームが、新キャラを募集

―株式会社ワンオブゼムについて教えてください

石根:当社はスマートフォンアプリを中心とした自社コンテンツを企画・開発している会社です。

2011年1月に創業し、2011年6月には初のオリジナルモバイルゲーム「海の上のカメ農園」を、2013年3月にタワーアクションデイフェンスゲームの「ガチャウォリアーズ」をリリースしました。現在も新規タイトルを続々と開発中です。

代表の武石は前職のサイバーエージェント社にて、アメーバブログに始まり、プーペガール、アメーバピグ等サービスの立ち上げ・運営に携わってきました。オリジナルのキャラクターコンテンツの制作が当社の強みですね。

そして、まだ4年目を迎えたベンチャー企業ですが、創業時から世界を見据えた事業を展開し、シンガポールやベトナムにも開発拠点を設置しています。今後もグローバルなステージに挑戦していく予定です。

―今回クラウドワークスで開催したコンペについて教えてください

石根:今回は、当社の人気タイトルである「ガチャウォリアーズ」の新キャラクターを募集するイラストコンテストを開催しました。

キャラクターのアイデアを気軽に応募してもらえるよう、ラフスケッチ(鉛筆書きの絵)の形式で募集。採用されたキャラクターは全世界へ配信する予定でアイデアを公募しました。

▼今回開催したイラストコンテストbanner-gotcha-warriors-big-c4173c0eeb283547d919cb276009f878

―クラウドワークスを利用したきっかけは何だったのでしょうか?

石根:クラウドワークスを利用した背景は2点ありまして、1つは当社が「PR」に力を入れていたこと。勢いのあるクラウドワークスは以前から注目していたサービスなので、何かできないかと考えていたのです。

あともう1つはアイデアのリソースを確保することです。当社には現在7名のデザイナーが在籍しており、基本は社内でキャラクターの企画からデザインまで内制しています。

しかし今回のように新キャラクターを構想するときなど、「アイデアの量産」が必要な際にとても有益なサービスだと感じ、利用しました。

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ゲームファンとの共創で生まれた新キャラはビジネス的にも大成功!

―実際にクラウドワークスでコンペを開催してみてどうでしたか?

丸野:率直な感想としては…「こんなにも作品が集まるのか!」と驚きましたね。今回のコンペでは全部で350件以上もの応募がありました。

「ガチャウォリアーズ」では、軍人・侍・忍者という3つのカテゴリーでキャラクター展開をしているのですが、今回のコンペでは、ある程度クリエイターさんの自由な発想にお任せする形で開催しました。

社内でキャラクターの構想をするときは、その3つの枠組みにとらわれてしまうことも多かったのですが、今回のコンペでは、まったく想定外のアイデアが多数集まり、それが新鮮で良かったですね。

もちろん数やバリエーションだけではなく、クオリティの高い作品も多かったのが印象的でした。今回は選考から外れた方でも、今後スカウトで個別にお願いしたいデザイナーさんもいらっしゃいましたね。

実際にすぐにキャラクターとして使えそうなデザインが何点もありました。イラストってその人の個性やスキルがとても出るので、この画風だったらあのゲームには合いそうだなっていうイメージが湧いたのが良かったです。

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―今回グランプリに選ばれたキャラクターはどのような作品だったのですか?

丸野:グランプリに選んだのはcopepeさんというデザイナーさんの作品で、ゴスロリ風の衣装を着た女の子です。

copepeさんから、「このキャラクターは性格がきつめの女の子」ということで、とても具体的なキャラクターのアイデアをいただいていたのですが、それがキャラクターの個性を重視する「ガチャウォリアーズ」の世界観に非常にマッチしていたため採用を決定しました。

実はcopepeさんにはこのゴスロリ風の女の子以外にも色々な作品を提案していただいていたんです。今回は「ガチャウォリアーズ」が好きなファンの方の応募も多かったようで、当社としては嬉しい限りでしたね。

▼採用されたキャラクターGosurori1_06

―では、キャラクターをリリースしてからの反響はいかがでしたか?

丸野:とてもよかったですね。色々なメディアで取り上げていただいて話題になりましたし、各方面から大きな注目を集めることができました。

社内でも今回の企画は大変好評で、当社のスタッフは今回採用されたキャラクターに愛着が沸きすぎてしまって(笑)思い入れの強さから、少しパラメーターが強力なキャラクターになりました(笑)

また今回採用されたキャラクターの名前を「ガチャウォリアーズ」のファンの方々から募集する企画を実施したのですが、その企画では日本だけでも450件近くの応募が集まりました。

最終的に今回の女の子のキャラクターの名前は「シャルロッテ」に決定したのですが、こうした企画を通じてキャラクターに親近感が湧いていたからでしょうか、「シャルロッテ」が登場した時のARPDAU(1人あたりのゲームへの課金額)は過去を見ても記録的な数字となり、ビジネス的にも良い結果を残すことができました。

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全国のクリエイターの才能を発掘し、スピーディーな事業展開に活かしたい

―今後クラウドワークスをどのように活用していきたいですか?

丸野:今回はイラストデザインの募集で利用しましたが、開発フェーズにおける活用も検討したいですね。

当社は海外の拠点とも連動して開発しているので、リモートでの開発業務に対する抵抗が少ない、ということもあり、クラウドワークスのような外部リソースの活用は人手が足りない状況では有効だと思っています。

また、今回のコンペでわかったことは、クラウドソーシングは全国のクリエイターの才能を発掘するのに最適な仕組みだということです。今後も、ゲームの世界観に合わせたデザインを生み出して行く際にクリエイターさんにお声がけしてくこともあると思います。

世界に通用するコンテンツの開発という明確なビジョンがある当社にとって、その実現に向けたスピーディーな事業展開は欠かせません。その際のリソースやスキルを確保する選択肢のひとつとして、クラウドソーシングの仕組みをこれからも積極的に活用していきたいですね!

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株式会社ワンオブゼム
事業:スマートフォンアプリケーション事業/ゲームコミュニティー事業/スマートフォン、BtoBマーケティング支援
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