外注ノウハウ
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公開日: 2020.12.14

フライヤーデザインの参考に!自作する際のコツや外注の料金相場とは

「フライヤー」と「チラシ」は利用する目的やサイズの違いによって呼び分けられており、一般的にフライヤーとはデザイン性が高く比較的小さめなものをさしています。この記事では、効果の高いフライヤーをデザインするコツ、自作する流れ、外注先や料金相場などを解説します。

フライヤーとチラシはどこが違う?


フライヤーのことをチラシと呼んだり、またその逆のケースもみられますが、実はフライヤーとチラシの違いは明確に定義されていません。ただし、日常生活においては目的やサイズの違いによって呼び分けられていることが多いようです。

一般的にチラシというとA4・B5サイズ、二つ折りにしたA3・B4サイズが多いため、店頭での配布用や新聞の折込広告として主に利用されています。他のチラシよりもひときわ目立つようデザイン・キャッチコピーに工夫が凝らされていたり、大量配布を目的とすることからコストダウンのために薄い紙を利用していたりする特徴があります。

一方、フライヤーはA6程度のポストカードサイズが比較的多く、チラシよりも厚みのある用紙が使われる傾向にあります。用紙が小さめで含められる情報も少ないことから、デザイン性や独自性を出して作成されるため、設置広告としてお店やイベントなどといった特定の場所に置かれるケースが多いです。

良いデザインのフライヤーとは?


フライヤーの目的を果たすことができる「良いデザイン」とはどのようなものでしょうか。3つのポイントに分けて解説します。

目に留まりやすく、おしゃれである

フライヤーは、目に留まりやすいこと、安さや価格訴求型ではなくデザイン性を重視していておしゃれであることが大切な要素のひとつです。

具体的なやり方として、タイトルやキャッチコピーをロゴ風にする・装飾する・イラストを用いて表現することによってこだわった見出しにすることができます。その際、キャッチコピーなどに英文を挿入するのも有効です。また、テーマに合ったイラストやキャラクターを作る、かわいい・温かい・ゴージャスなどのイメージに合わせたモチーフを活用することも目を引く要素となります。

そのほか、ターゲットの願望に近い写真を掲載する、プロが撮影した商品写真などを使うという方法もあります。

PR対象のイメージと合っている

フライヤーのデザインは、PRの対象となる商品・場所・会社などのイメージと合っているかどうかも大切な要素です。特に、配色・フォント・レイアウト・画像がイメージとズレてしまうと一貫性のないフライヤーになってしまう可能性があります。

たとえば、暖色系には食欲増進の効果がありますが、寒色は逆効果となります。このような色がもたらす効果をはじめ、明るく楽しいイメージならばパステルカラー、清涼感ならばブルー系、力強い印象ならば原色系など、どのようなイメージをもたらしたいのかによって配色を意識することが大切です。

また、ポップな音楽イベントにもかかわらず和風のイメージを与えるような行書体のフォントを使うとミスマッチであるように、読み手に与えたい印象によってフォントも変える必要があります。フライヤーは情報を詰め込むことが目的ではないため、ゆとりのある余白設定や、何枚もの写真を載せずに効果の高い1枚にするなど、レイアウトや写真の選択も気をつけたいポイントです。

必要な情報が印象に残る

情報を詰め込まない=ポイントとなる必要な情報を上手にレイアウトして仕上げるということは、「必要な情報のみが印象に残りやすくなる」ということでもあります。そのためには以下のようなポイントを最低限知っておきましょう。

たとえば、表と裏に情報を掲載したい場合、伝えたい情報はそれぞれの面で分けて考えます。どちらも漠然とレイアウトを考えるのではなく、上段・中段・下段のようにパート分けし、場所ごとに内容を決めていくと整理しやすくなります。

また、フォント・色の選択、サイズの大小、レイアウトの方向などは、伝えたい情報の訴求力が変わる要素です。たとえば、明朝体よりもゴシック体のほうが線が太くなり、一字一字が見やすくなるというように、視認性の高さ・読みやすさなどはいくつかのパターンを見比べて確認しておくことがおすすめです。

フライヤーデザインを自作するコツ・流れ


続いて、デザインを内製する場合のコツや手順について説明します。

目的・コンセプト・ターゲットを明確にする

本格的にフライヤーのデザインを進める前に、まずはターゲットと目的・コンセプトを明確にしていきます。

たとえば、大学生向けにベンチャー企業の雰囲気を紹介するイベントが開催されるため、このフライヤーを作成するとします。しかし「ベンチャー企業に興味があれば誰でも参加可能」かのように伝えてしまうと、大学生以外の参加者が増加するだけでなく、ターゲットである大学生が自分事として捉えられずに興味を持ちにくくなる可能性があります。

また、ベンチャー企業の社員へ直接質問できるようなアットホームな座談会形式のイベントにもかかわらず、固い雰囲気のセミナー形式のイメージ写真が掲載されていたら、訴求ポイントを誤っているといえます。このように、誰にいちばん来て欲しいのか、なにをいちばん伝えたいのか整理することが第一ステップです。

枚数、予算、スケジュールを決める

次に、フライヤーの枚数や制作スケジュール、制作にかかる予算を決めます。

フライヤーの枚数は最終的な目的に応じて決めます。たとえば、イベントの目標集客数が1,000名の場合、歩留まりを考えて印刷枚数を算出します。その指標となるのが一般的な反応率ですが、業種や内容によるもののフライヤーの反応率は1%以下、場合によっては0.1%にも満たないケースもあります。

つまり、1,000名集めるには1%で見積もっても10万枚を印刷しないといけない計算になります。もし過去に同様の事例がある場合、その結果をもとに歩留まり率を出してみるとよいでしょう。

また、フライヤーの制作にはおよそ2週間~1カ月をみておく必要があります。原稿の整理・レイアウト決め・初校を出すのにおおむね1~2週間、そこから修正・校正作業を行うのに1~2週間が必要です。印刷は最短2日程度で可能ですが、色校正を出す場合・折りや加工が必要な場合はさらに時間が必要です。

制作予算は大きく制作費・印刷費・送料に分かれますが、デザインのレベルやクオリティ、外注の有無によって異なります。デザイナーなどのプロへ外注する場合、デザイン費や、ライターやカメラマンの手配にかかる費用が別途発生します。印刷費は、サイズや用紙の種類、色数、印刷部数によって料金が変わります。地方への発送など、別途運送費がかかることもあります。

テンプレートやアプリ、ソフトを活用する

一からデザインを内製することが難しい場合には、テンプレートやデザインアプリ、ソフトなどを利用して作成できます。無料のツールなども出回っているため、すでにある素材やレイアウトを利用すれば簡単にデザインすることも可能です。

フライヤーデザインの外注先や料金相場は?


こだわりが強く訴求力の高いフライヤーを作りたい場合、テンプレートやデザインアプリだけでは難しいこともあります。社内にデザインできる人材やフライヤー制作のノウハウをもつ人材がいない場合、以下のような外注先にアウトソーシングすることが可能です。

印刷会社

中には印刷のみを行う印刷会社もありますが、会社によってはデザインを含めて依頼できるところもあり、ワンストップの依頼で済ませることができます。こうした印刷会社はデザインと印刷をセット料金で設定していることが多く、たとえばA4サイズの標準紙で両面カラー1,000部を依頼する場合、相場は35,000円~50,000円程度が多くなります。

デザイン会社

グラフィックデザインの制作会社にデザインを依頼する方法もあります。凝ったデザインにしたい・依頼したいテイストやタッチが限定されているような場合、印刷会社よりも専門のデザイン会社に依頼するほうがより細かく希望を伝えられる可能性は高いです。A4サイズの両面カラーの場合、デザイン相場はおおむね80,000円~100,000円(印刷費は含まれません)が多く、撮影が必要な場合は別途撮影料金が発生します。

クラウドソーシングサービス

デザインを依頼する方法として、クラウドソーシングサービスを利用する方法もあります。フリーランスや個人として活動する全国のグラフィックデザイナーが多数登録しているため、インターネット環境さえあれば自社の希望に近いデザイナーを探し出すことが可能です。相場や納期がすでに決められているデザイン会社に比べ、個人と直接やりとりできることから報酬や納期などの交渉を行いやすいという特徴もあります。

効果的なフライヤーデザインなら「クラウドワークス」


クラウドソーシングサービスを活用してフリーランスや個人のデザイナーを探したい場合、日本国内における利用者数No1の「クラウドワークス」がおすすめです。

クラウドワークスにはフライヤーのデザインにおいての実績をもつデザイナーが多数在籍しており、ウェブサイト上からデザイナー一覧を確認することができます。気になるデザイナーがいる場合、気軽に質問したり、「スカウト」機能を使って直接指名したりすることも可能です。

また、デザインを依頼するやり方として、特定のデザイナーに依頼する「プロジェクト方式」、多数案を募集してその中から1つを選ぶ「コンペ方式」があります。デザインを依頼したい個人の目星がついている・自社と近い業界のデザインを多く手掛ける人が良いなどの場合はプロジェクト方式、デザインの方向性やテイストなどが決まっていない・多くの案の中からもっとも近いものを選択したいなどの場合はコンペ形式が良いでしょう。

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まとめ

フライヤーにはデザイン性の高さ・おしゃれさが求められると紹介してきましたが、ターゲットの心に刺さるような訴求度の高いものにするには、フライヤーの制作目的やコンセプトを明確化しておくという工程が欠かせません。ノウハウや経験者がいないような場合、クラウドソーシングはコスト面や納期面で融通が利きやすいため、ぜひ検討してみてください。

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coolpolaris
広告代理店でマーケティングやストラティジックプランナー、ライター等を長年担当。専門は統合マーケティングコミュニケーションで、リサーチ実施・分析及びWEBも含めたトータルコミュニケーションプランの構築やブランディングを得意とする。WEBマーケティング経験も多数。

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