外注ノウハウ
公開日: 2021.06.23 / 最終更新日: 2021.12.28

Webでデザイナーに名刺作成は依頼できる?メリット・注意点も紹介

見栄えや実用性に優れた名刺がほしい場合、デザイナーやその他の外注先へ作成を依頼することができます。今回は、Webから依頼できる名刺作成の外注先や依頼時の注意点、デザイナーに名刺作成を依頼するメリットなどを紹介します。

Webから名刺作成を依頼する手段は?

まずは、Web上で名刺作成を依頼する方法や外注先を紹介します。

デザイン会社に依頼する

デザイン会社には豊富なデザインのパターンがあるため、名刺作成を依頼するとクオリティの高い名刺や、オリジナリティのある名刺を作成できます。

デザインのパターンが多いだけでなく、名刺に使用する紙質(和紙・クラフト紙・光沢紙など)や、表面の加工(立体的に仕上げるエンボス加工、箔押しなど)も選べるため、業種や個人に合わせた名刺作成が可能です。ただし、名刺作成の料金以外にデザイン料が発生するケースもあり、他の依頼先よりも料金が高い傾向にあります。

印刷会社に依頼する

印刷会社のなかには、Webから名刺作成を発注できる会社もあります。各社のホームページに掲載されたテンプレートから好みのデザインやフォントなどを選択し、記載してほしい内容や発注枚数を指定して名刺作成を依頼するケースが一般的です。

印刷会社へ名刺作成を依頼するメリットとして、デザインと印刷を同時に依頼できる点が挙げられます。ただし、テンプレートをベースにした名刺だとほかの利用者と類似したデザインになる可能性があり、オリジナリティが出しにくいというデメリットもあります。

デザイナー個人に依頼する

個人で活動しているデザイナーに名刺作成を依頼することもできます。SNSやDMでフリーランスのデザイナーと連絡を取る、クラウドソーシングサービスで名刺作成を請け負ってくれるデザイナーを探すなどの方法があります。

料金体系は各デザイナーごとに異なり、着手金などがかかるケースもあるため、依頼前に料金の総額を確認しておくことが大切です。また、個人へ依頼する際には、印刷を別の事業者に頼まなければならないケースも多いため、注意しましょう。

デザイナーに名刺作成を依頼するメリット

続いて、デザイナーに名刺作成を依頼するメリットを紹介します。

トレンド感のある名刺にできる

デザイナーに依頼すると、その時々で流行している色・モチーフなどのトレンドを取り入れた名刺を作成してもらえるメリットがあります。

また、海外ビジネス向けの名刺作成を依頼することも可能です。日本の一般的な名刺サイズ(縦幅55mm×横幅91mm)と比べて、海外で使用される名刺は小さい傾向にあります。標準サイズも各地で異なるため、名刺を使いたい国や地域に合わせたサイズで作成する必要があります。

【参考:海外の一般的な名刺サイズ】
・ヨーロッパ:55×85mm
・北米:55×89mm
・南米:50×90mm
・アジア:54×90mm

おしゃれな名刺にできる

デザイナーに名刺作成を依頼することで、配色や文字のフォント、レイアウトのバランスを考慮してもらえるだけでなく、名刺そのものを特殊な形にしたり、加工(穴あけ・切り抜きなど)を施したりするなど、よりおしゃれな仕上がりが期待できます。

センスや感性が問われる仕事(クリエイティブな仕事、ファッション関連の仕事など)をしている人であれば特に、おしゃれな名刺を持っているとイメージアップにつながるというメリットがあります。

スタイリッシュで高級感のある名刺にできる

デザイナーへ名刺作成を依頼すると、スタイリッシュで高級感のある仕上がりにしてもらうこともできます。紙以外の素材や特殊コーティングなどを使用する、シックな配色にするなど、デザイナーならではの知識やスキルを活かして上質な名刺を作成してもらえるでしょう。

スタイリッシュな名刺・高級感のある名刺を持っていると役立つ職業として、高額な商品・サービスを販売する仕事、信用がビジネスの結果を左右する仕事などが挙げられます。

Webで名刺作成を依頼する際の注意点

Web上で名刺作成を依頼する際は、以下のような点に注意しましょう。

必要な内容が記載されているか

依頼時には名刺に記載してほしい内容を伝えておき、過不足がないかどうか確認することが重要です。仕事用・営業用などの用途によって違いはありますが、名刺として必要な項目は以下のとおりです。

・氏名
・肩書き
・会社名
・会社の所在地
・仕事上の連絡先(電話番号やメールアドレス)

営業ツールとして名刺を活用する場合は、顔写真や会社のSNSアカウント、QRコードなどを載せると興味を持ってもらいやすく宣伝効果も期待できます。

個人情報の取り扱い

個人情報・企業情報などが第三者に漏えいすることを防ぐため、名刺に載せる情報の取り扱いについても注意が必要です。トラブルを回避するためにも、依頼先における情報の管理方法・処理方法(名刺情報はデータベース化して管理し、名刺作成後一定期間が経過したら破棄する、など)をチェックしておきましょう。

納期や料金

納期や料金についても、依頼前の確認が重要です。名刺を使いたいタイミングまでに納品してもらえるか、最終的に支払う料金はいくらになるのか、確実な回答を得ておきましょう。

完成前にデザインを途中チェックできるか、修正依頼が可能かどうかなどの点についても確認しておければ安心です。また、事前に総額の内訳(デザイン費、加工・特殊素材使用の料金、着手金・大量発注割引・その他オプション料金の有無など)を提示してもらえる依頼先を選ぶのもよいでしょう。

名刺作成の依頼なら「クラウドワークス」

名刺作成を個人のデザイナーに依頼したい場合、仕事を依頼したい人と受注したい人をマッチングするクラウドソーシングサービスが便利です。業界最大手のクラウドワークスには400万人以上のクラウドワーカーが登録しており、うち個人で活動するデザイナーが約12万人もいます。

ワーカーの検索ページからデザインスキル・経歴などを指定してデザイナーを探すほか、コンペ形式で名刺デザインを募集して気に入ったデザイナーへ発注することも可能です。

契約前にデザイン料の見積もりを依頼することもでき、追加料金・オプション料金などはかからないため、他の依頼先に比べて料金を抑えやすいことが特徴です。また、秘密保持契約(NDA)の締結も可能であり、個人情報の取り扱いを事前に決められるため、名刺の情報漏えいのリスクを軽減できます。

クラウドワークスの使い方や事例、発注相場がわかる資料をダウンロードする

まとめ

名刺作成をデザイナーに依頼すると、おしゃれな名刺・こだわりのある名刺を作ってもらえるなどのメリットがあります。名刺作成はWebからも依頼することができるため、依頼先や注意点などを事前に確認してから発注を行いましょう。

クラウドワークスのサービス資料
サービス特徴、活用事例、発注相場などを紹介しています。

本資料ではクラウドワークスの特徴、事例、使い方、ワーカーの属性、発注相場などサービスの情報をまとめています。

【こんな方におすすめ】
・サービスを詳しく知りたい
・外部人材の活用を検討したい
・発注相場や事例を知りたい

ippo(一歩)
ビジネス系Webメディアにて執筆を担当。カード決済会社など、複数のオウンドメディアでの執筆経験あり。自身が従業員の教育や指導で得た経験を活かした、業務効率化やビジネス知識の解説などのテーマを得意とする。ブログ運営やビジネス心理学講座で1年半以上学んだ知識や経験をもつ。

コメントは受け付けていません。