マーケティング
公開日: 2018.12.18 / 最終更新日: 2020.01.06

起業する時のおすすめの種類は?失敗しないビジネスの始め方を紹介!

「起業したい」と思っていても、なかなか実行できていなかったりしませんか?その要因は、ビジネスの種類でしょうか?それともアイディアでしょうか?現在は専業主婦など女性でも在宅で起業している例も増えています。今回は失敗しない起業のジャンルや方法についてまとめました。

そもそも起業とは?


「起業」とは、新しく事業を起こすことを指します。多くの場合は法人を立ち上げる際に「起業」と言われます。かつては会社を辞めての起業や学生からの起業が主でしたが、最近では複業を認める企業も増えてきたため、サラリーマンをしながら「起業」することも珍しくありません。

失敗しないビジネスの始め方は?


日本の起業率は2000年以降5%前後で安定的に推移しています。一方で、廃業率は4%前後です。つまり、創業した企業の4/5は廃業してしまっているという実態です。

しかし、成功している企業があることも事実。自分が1/5に入れれば良いのです。失敗しないためには工夫が必要ですが、どのような工夫ができるでしょうか。

スモールスタートでできるビジネスモデル

かつて株式会社を設立するには資本金が1,000万円必要でした。そのため、最初からある程度の規模とリスクを背負う必要がありました。しかし、今は法律が変わり1円からでも株式会社を作ることが可能です。

1人や少人数で始めること、スタートから大きな債務を抱えないことなど、スモールスタートできるビジネスモデルだとリスクはかなり軽減されます。

ブルーオーシャン戦略をとる

マーケティング用語で「ブルーオーシャン戦略」というものがあります。誰もいない、または人が少なくて、青くて魅力的な海をブルーオーシャンと呼びます。ブルーオーシャンの反対はレッドオーシャンです。競争が激しく、血で血を洗う闘争が繰り広げられている海のことです。

これをビジネスの世界に置き換えてみましょう。ライバルが多く、競争が激しい市場よりも、ライバルがいなくてお客さんがいっぱいいる市場の方が成功の確率は高いです。「そんな市場を見つけよう!」という戦略です。

既存ビジネスを研究し足りていないところを探す

既存のビジネスにも不便な点はいっぱいあります。何が不足しているのか、何があったら便利になるのかを探し出し研究して、新たな事業として起業します。いわゆるスキマ産業です。既存のビジネスがあるので、アイディアのタネを見つけやすいこと、ターゲットがわかりやすいことがメリットでしょう。

自分では出来ないスキルが必要な業務は外注する

ビジネスは1人の力では完遂できないことが多いです。スモールな起業をした場合、人員不足やスキル不足に悩まされることもあるでしょう。そうした場合、業務を外注することでリスクを避けられます。

外注先は知り合いの会社や個人でも良いですし、クラウドソーシングでマッチングするのも1つの手段です。

ビジネスの種類別の概要は?


起業して成功するには成功確率の高い種類のビジネスをやるというのが近道です。

インターネット関連のビジネス

インターネット関連ビジネスの魅力は何と言っても初期費用の低さと、学歴や資格が不要な点です。パソコン1台とインターネット回線さえあれば、事務所がなくても始めることができます。業種も幅広くなってきたという点も特徴です。

食関連のビジネス

食のビジネスは私たちの日常生活に欠かすことのできない業種です。そのため、市場が大きいのが魅力です。しかし、特に店舗を構える飲食店では競争が激しいため、市場調査やビジネスモデルが重要になります。また、管理栄養士や食品衛生責任者など様々な資格が必要になってきます。

美容関連のビジネス

女性を中心に人気が高いのが美容関連のビジネスです。当然お客さんも女性が中心になります。常に流行の最先端にいるオシャレな業界であるという点が魅力でもあり、大変な部分でもあります。

教育関連のビジネス

少子高齢化の中、縮小市場かと思いきや、対象年齢幅が上下に伸びている成長産業が教育関連ビジネスです。塾にしても語学教室にしても基本的に資格は不要で、設備も最小限で済むという点が特徴です。インターネットを介しての教室も増えてきており、ますます参入しやすくなった業界ともいえます。

医療関連のビジネス

医療関係のビジネスは資格や設備投資が必要になりますが、資格を取得し開業してしまえば一定の収入が見込めるという魅力があります。資格取得後すぐに開業するよりも、ある程度実務経験を積んでからの方がお客さんからの信頼も得られやすくなります。

カウンセリング関連のビジネス

ストレス社会において、拡大しているのがカウンセリングビジネスです。臨床心理士のように資格が必要なものもありますが、多くは特に資格がなくても開業が可能です。収納カウンセラー、掃除カウンセラーなどアイディア次第でオリジナルの分野を開拓していけるという魅力もあります。

専業主婦でもできる在宅におすすめプチ起業とは?


在宅で行うプチ起業が人気です。専業主婦でもできるプチ企業をご紹介します。

スキルを活かしたクリエイティブな仕事

専門学校や独身時代に培ったクリエイティブなスキルはプチ企業に活かせます。WEBデザインや各種イラストなどは自宅のパソコンで作成し、納品することが可能です。自前のホームページで集客、クラウドソーシングで依頼を受注することもできます。

知識を活かしたコンサルティング

前職の知識や、保有している資格、経験を活かしたコンサルティングという仕事で起業も可能です。企業に訪問したり、WEBで相談を受けたりします。自分の予定に合わせてアポイントを入れられるのが魅力でしょう。

自分で作ったものを売るネット上での物販

小物を作ったり、編み物をしたり、創作活動が好きな場合、趣味が起業につながることもあります。ネット上では手作りのものを欲しがっている人はたくさんいます。今ではスマホひとつで出品から集金までできるのが魅力です。

まとめ

起業するハードルは一昔前と比べて格段に下がっています。しかし、誰しも失敗はしたくないもの。そのためにはアイディアと工夫が必要になります。成功率の高いビジネスに進むのも1つの方法ですし、在宅でプチ起業するのも良いでしょう。しっかりとリサーチと準備をして起業に臨んでください。

スタートアップが成功するために
考えるべき「外注体制」について紹介します。

人や資金が少ないスタートアップ時に、外注体制を整え、成功する組織作りをするポイントを事例と共に紹介します。

【こんな方におすすめ】
・創業時に成功するカギを知りたい
・体制作りの成功事例を知りたい
・外注の体制構築方法を知りたい

伊藤孝介
セールスプロモーション会社を経て独立し、フリーランスで地方自治体や中小企業のマーケティングリサーチ、販促企画などに携わる。 業務拡大のため2017年に合同会社を設立し、現在経営中。 マーケティング系ライター歴5年。マーケティング用語の解説や、事例紹介、WEBマーケティングなどが得意。

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