起業して成功したいと考えている人は日本でも増加しています。起業において、どのような事業で起業するのかのアイデアはとても重要です。
起業をしたいけれどアイデアが思いつかない、成功するビジネスのアイデアがわからないという方に向けて、アイデアを生み出す発想のコツや実現方法を紹介します。
目次
起業アイデアがない悩みを解決する方法は?
自分の好きなことを考える
何をする時が一番楽しいでしょうか?自分が楽しいと感じていることは起業する上でも大きな動機の一つになります。起業は大変なことや辛いこともありますが、好きなことを仕事にするからこそ大変なことや辛いことにも耐えられる、乗り越えていけるものです。「自分が好きな何か」は起業のアイデアになります。
自分の得意なことを考える
「自分の得意なことは何か」という点も事業を作る上では重要です。得意なことはイコール他の人にはない能力や技術ということにもなります。自分にできないことだから他の人にお願いしたくなり、それが事業やサービスに繋がります。
自分の困っていることを考える
事業として発展させるためにはニーズを捉えることです。人が困っていることを解決することはニーズに繋がります。しかし、見ず知らずの誰かが困っていることなんて想像しがたいと思います。そこで、まずは自分が困っていることを考えてみると良いでしょう。自分が困っていることが解決されたら、少なくとも自分は嬉しいはずです。
そして同じように困っている人も喜ばせることができるかもしれません。それは事業に発展可能性のあるアイデアです。
消費者が喜ぶサービスはなにか考える
趣味と違って、事業やサービスは自分一人では成り立ちません。それを買ってくれるお客さんがいるから成り立ちます。お客さん、つまり「消費者が喜ぶことは何か」は事業を考えるヒントになります。どのようなものがあったら喜ぶのか、何をされたら喜ぶのかを考えてみましょう。
起業アイデアの発想法とは?
既存の事業の真似をする
アイデアをゼロから作り出すことは大変なことです。誰もが何もないところからアイデアを生み出せる能力や才能を持っているわけではありません。しかし、何か考えるためのヒントがあったらどうでしょうか。
既にある事業をベースにオリジナル要素を加えるなど、カスタマイズしていくということであればゼロから生み出すよりもハードルが下がります。言い方はよくないですが、既存の事業の真似をするというものアイデア発想の手法の一つです。
周りの人に相談する
アイデアは自分の中からしか生まれてこないと思い込んでいませんか?確かに、アイデアは自分の中から湧き出るものです。しかし、一人でやらないといけないものではありません。企画会議などでよく複数人でブレーンストーミングを行うように、人と話して見えてくるものもあります。
会話をすることで自分のやりたいことやアイデアが客観化され、まとまとまっていくこともあるのです。一人で煮詰まっているときは周りの人に相談してみましょう。
二つのアイデアを掛け合わせる
世の中にあるサービスや事業はゼロから作り出されたアイデアばかりではありません。最も多いのはアイデアの掛け合わせによってオリジナル化されたものです。
例えば、ツアー旅行という既存のサービスにローカル体験というアイデアを組み合わせてできたのが民泊体験です。一つ一つは既存にあるサービスでも、二つのアイデアをかけあわせることによってオリジナルの事業に変わる可能性があります。
起業アイデアを実現方法は?
アイデアを具現化し、サービスに落とし込む
どんなに素晴らしいアイデアでも、イメージだけでは何も進みません。アイデアを形にしていくことが必要です。形にしたプロトタイプのものをできるだけ多くの人に試してもらい、ユーザーの声を聞いて改善することを繰り返すのです。そしてようやくサービスとして落とし込むことができます。
サービスの認知を図る
サービスの形が整ったとしても、それがユーザーの元に届かなければ意味がありません。自分に必要だったとしても知らないものは選択しようがないので、まずは知ってもらうことが肝心です。
認知を図る方法としてメジャーなものはやはり広告宣伝です。広告費を払って広める方法が効果的ですが、予算が限られている場合はSNSを使ったり、ブログを使ったりできるだけ費用がかからない方法を選択することもできます。
起業のアイデアを元に資金調達する
アイデアを形にして広く認知を図るためには資金が必要になるかもしれません。起業に必要な資金を調達するためには、自己資金の他に金融機関からの借入や投資家、VCからの資金調達、クラウドファンディングといった方法があります。必要な資金額やサービスの実態に合った形で資金調達方法を選択しましょう。
まとめ
起業のアイデアは自分の好きなことや得意なこと、困ったことや社会のニーズといった身の回りのものをヒントに考えていくことができます。そうして出てきたアイデアの種を人に相談したり掛け合わせたり工夫して育てていくことでサービスや事業に成長していきます。まずは自分自身のことから考えてみてはいかがでしょうか。