マーケティング
公開日: 2019.08.08 / 最終更新日: 2020.11.19

販促チラシ作成のポイントとは?デザインのコツやテンプレートも紹介

販促チラシは集客や販売促進で重要な媒体のひとつですが、ただ単に制作すれば良いわけではなく、ターゲットとなる人に対して訴求力のある内容でなくてはいけません。そのためには、なぜ作成するのか目的を明確にしておくことが大切です。この記事では作成のポイントやデザインのコツ、内製するときに活用できるテンプレートを紹介します。

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販促チラシとは?


販促チラシとは販売促進をサポートする紙媒体のことを指し、紙をパラパラと撒く「散らし」という言葉が語源です。身近な例を挙げると、スーパーマーケットのチラシも販促チラシのひとつ。そのほかにもイベントの告知、クーポンを配布するなどさまざまな用途があります。

BtoBチラシとは?


販促チラシの中でも、BtoB(法人)向けに特化したものは、一般消費者向けのチラシとデザインや内容などを変える必要があります。

BtoBチラシとは、自社の商品やサービスを案内するためのチラシです。見た目のクオリティが会社やブランドへの信頼に直結するため、ベネフィットの伝達や裏付けとなる製品力、テクノロジーの説明などを入れることで、プロフェッショナルな印象になるよう意識することが必要です。

販促チラシの効果を高めるデザインのコツ


ここでは販促チラシの効果を高めるデザインのコツを4つ紹介します。

目的やターゲットを事前に決める

チラシは販促物のひとつなので、作成の前に目的やターゲットを設定しておくことが重要です。「誰に」「どのような行動を促す」ためのものなのかを明確にし、デザインやコンテンツ、メッセージ内容などもブラッシュアップしてください。

情報の優先順位からレイアウトを決める

チラシは読み物ではありません。情報の優先順位を決めて、伝える内容を絞ることが重要です。そのあとでレイアウトやデザインなどを検討していきましょう。上記の目的にも関わりますが、何を伝えたいのか、どのようなアクションを促したいのかを明確にしておくことがおすすめです。

タイトル、コピーにこだわる

タイトルやコピーにもこだわり、一目で理解できるもの・インパクトのあるものを採用しましょう。チラシを読む際、本を読むようにじっくり読んでくれる消費者はほとんどいません。パッと見た印象で伝えたいことを伝達するには、一つ一つの文言にこだわることが重要です。

写真で世界観を表現する

最も重要な要素のひとつと言えるのが、写真やイラストなどのビジュアルです。写真を有効活用すれば、コンセプトや伝えたい内容を一瞬で伝えることができ、アイキャッチの役割も果たします。解像度などクオリティの高いビジュアルを活用しましょう。

販促チラシの作り方とは?


ここでは販促チラシの作り方を3通り紹介します。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自社のニーズに適した方法を選択しましょう。

自社でデザインを行う

自社にデザインチームがあり、デザインができる担当者がいる場合、社内でチラシを制作できます。商品やサービスのコンセプトをよく理解している人がデザインするほうが、世界観は統一されます。なお、デザインの自由度や納期、コスト面でメリットがある一方、印刷の手間などが発生する点がデメリットです。

制作会社に依頼する

自社でデザインが行えない場合、制作会社に依頼する方法があります。もちろん、チラシ制作のプロフェッショナルが担当するのでクオリティ面は期待できる一方、デザインコストが発生することや、デザインの修正回数などに制限がある場合もあることには注意が必要です。

クラウドソーシングを活用する

最後に紹介する方法は、クラウドワークスを利用してアウトソーシングする方法です。デザインの経験があるフリーランスを探すことができ、個人とのやり取りなので納期やコスト、デザイン修正などは制作会社に比べて柔軟に対応してくれることもあります。

さらに、デザインのアイデア出しやキャッチコピーのみなど、部分的に依頼することも可能です。細かい単位で案件を発注できるため、自社の予算などに合わせて自由にできることもメリットです。こちらの資料もぜひご覧ください。
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チラシ制作に活用できるテンプレートを紹介


最後に、チラシ制作に活用できるテンプレートを紹介します。自社で制作する場合に活用してみてください。デザインテンプレートに加えて、実際の印刷までまとめて発注できる会社もあります。

パワポン:パワポを使って簡単にできる

名前のとおり、パワーポイントを使って簡単に本格デザインが制作できるサイトが「パワポン」です。無料でダウンロードできるテンプレートが約1,500点あり、飲食店のチラシ、セミナーの案内、求人広告などテンプレートの種類も豊富です。

出典元:パワポン

ラクスル:印刷も同時に発注可能

「ラクスル」は、完成度の高いデザインテンプレートから選べる点が特徴です。カテゴリーから簡単に選択でき、サイズ変更機能も便利です。印刷も同時に発注可能なため、印刷を別で依頼する手間を省くことができます。

出典元:ラクスル

KINGS printers:作成のコツなど情報が豊富

「KINGSprinters」はラクスル同様、豊富なデザイン提供に加え、印刷のサービスも提供しています。さらに、チラシデザインを行ううえでのコツやポイントなども紹介しています。イラストレーターやフォトショップに対応するファイルを提供している点も特徴のひとつです。

出典元:KINGS printers

まとめ

販促チラシのデザイン効果を高めるコツ、実際の作成方法について紹介しました。情報がオンラインに移行している中でも、実際に手に取れるチラシはオンラインでは実現できない効果があります。制作する際、社内にデザインチームがなく内製できない場合は、クラウドソーシングでフリーランスに依頼してみるのも手です。内製する場合は最後に紹介したテンプレートなども用いて、販促チラシ制作の参考にしてみてください。

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消費財メーカーでマーケティングを担当。消費者調査、コンセプト・商品開発、ブランディング、メディア戦略立案、販売戦略立案などブランドマーケティング全般、WEBマーケティングについてはオウンドメディア管理、SNSマーケティング、SEOなどを実務として経験。

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