コンテンツマーケティングを行う上では、記事をユーザーに閲覧してもらうことが第一の関門です。
SNSで記事を宣伝し閲覧を促す方法も確立され、タイトルとアイキャッチ画像でユーザーを引き込む工夫をすることが、ますます重要になってきています。
そこで今回は、気になる!読みたい!と思わせるタイトルの付け方のコツをご紹介します。
1.「○○する方法」は鉄板
困ったことがあって解決したい時、やりたいことがあるけどどうしたらいいかわからない時には「○○する方法」というタイトルがシンプルで好まれやすいです。
たとえばあと3日で3キロ痩せなければいけない!という時には「3日で痩せる方法」といった自分の求めている答えを提示してくれるようなタイトルが効果的です。
2.指示語を使う
指示語を使うと具体性が出て、他の何かではなくこの事柄が重要なんです!という強調になります。
たとえば「これが正解!今買うべきアイテムはデニムシャツ」とすればデニムシャツがすごく重要なアイテムに感じます。商品や固有のものをおすすめしたいときに有効な表現です。
3.数字で伝える
タイトルに数字を入れることは客観的に利益を証明するのに適しています。
たとえば「プレゼントに喜ばれる花束」といったワードは感覚的なものになりますが「プレゼントランキング1位の花束」とすると事実をもとにしているので説得力が出ます。
4.トレンド感を出す
Webコンテンツを閲覧する人の中には、流行や新しいことを知りたいと思っている人も少なくありません。そんなときに有効なのが、話題性や新規性がある書き方をする方法。
「いまこそ見るべき、恋愛映画はこの3つ」「新事実!○○氏UFO目撃は嘘だった」など「今見なければ損」という気持ちにさせるタイトルにすることでユーザーの好奇心をくすぐります。
5.読み手に語りかける
「あなたは」「わたしは」と人称を入れることで、親しみやすい印象を与えることができます。悩みを解決するためのコラムなどに有効な方法です。
たとえば、「失恋した時に読むべき!(本のタイトル)」とするのと「わたしは失恋したとき(本のタイトル)に助けられました」とするのとでは、後者の方が失恋した人の心に寄り添っているような印象になります。
このように読み手がどんな心情でクリックするのかを考えてタイトルを選ぶことも大切です。
6.読み手のかゆいところに手を差しのべる
当たり前のようですが、Webコンテンツを閲覧する人は、自分に役立つ情報を知るという目的で利用している人が多いです。その心理を汲み取ったタイトルをつけて、「ちょうど今その状況なんだ!」と共感する人が多ければ閲覧数が増えるかもしれません。
たとえば「年末年始、出費がかさんで困っていませんか?」「土日の暇をどうにかしたい人必見」などの文言です。自分の悩み事を解決してくれる記事かもしれない、と思えば読み手の関心も高まることでしょう。
7.Ifを使う
もし~ならばこうしませんか?という言い方をすると、物事を柔らかくおすすめすることができます。
「美味しいものが食べたいなら(店名)にいこう!」というとストレートでインパクトはありますが、少し押し付けられているような印象を受けてしまいます。これにIfをプラスすると「もし美味しいものが食べたいのなら(店名)はいかがですか?」と読み手の意思を尊重した優しい表現にすることができます。
まとめ
このように、タイトルをつける際には様々なテクニックがあります。どれが一番ということはなく、大切なのはターゲットにしたいユーザーの年齢、性別、性格といったペルソナを設定し、読み手の気持ちを予想して適切な表現を選ぶことです。
また、タイトルでクリックしてもらったとしても、コンテンツの中身に興味を持ち、会社のファンになってもらえなければ意味がないので、社内に経験のあるライターがいない場合には、良質なライターを外注で確保するというのもひとつの策ですね。