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2019.11.08
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採用課題を解決する具体的方法とは?新卒・中途採用別に徹底解説!

自社に必要な人材をどのように確保するのかは、多くの企業における大きな課題です。応募数の少なさや採用コスト面など、企業が抱える採用の課題はつきません。新卒と中途の採用でもそれぞれ課題は異なるため、どのように解決すべきか、具体的な方法を確認していきましょう。

日本企業における採用難の現状とは


日本企業は採用難であると言われており、理由は大きく分けて3つあります。1つは就職環境の変化です。2018年9月の有効求人倍率は1.64倍で、これは「売り手市場」であることを浮き彫りにしています。売り手市場では内定が出やすいため、求職者はより良い条件の企業へと流れていく傾向にあり、あまり条件が整っていない企業には求職者が集まりにくいのです。

2つ目は転職市場の活性化が挙げられます。ひと昔前とは違って終身雇用制度はほぼ崩壊しており、転職市場も活況です。日本企業の9割以上を占める中小企業は、大企業に比べて定着率が低く、人材の確保に四苦八苦しています。そして3つ目は少子化による労働人口減少です。そもそもの母集団が少なくなるため、これまで同様の採用活動では人が集まらなくなってきています。

新卒採用の課題とは?


新卒採用の課題について考えていきましょう。新卒の採用活動においては、主に3つの課題が挙げられます。

応募数が少ない

新卒採用を始めると、最初に当たる壁は「応募数」です。不人気業種・企業規模が小さい・知名度が低い・ベンチャー等、さまざまな理由で応募が敬遠されることがあります。応募数が少なければ、採用できる人数も自ずと限られてしまいます。

質の高い学生を採用できない

新卒を採用したい企業は、学生のポテンシャルを重視しているケースがほとんどです。企業にとって「質が高い」と感じる条件はいろいろとありますが、たとえば、上位校の学生や理系の学生、リーダー候補の学生など、本当に欲しいと考えている人材が応募してこないという課題もあります。

内定辞退が多い

上でも述べたように、求人倍率を見るかぎり日本の就職環境は売り手市場です。優秀な学生であればあるほど複数の内定をもらうため、内定辞退が起こります。そうすると、採用の必要人数に満たなくなり、採用計画の見直しが必要になることもあります。

新卒採用の課題の解決方法


新卒採用の課題に対してどのように解決できるのか、具体的な方法をまとめました。

露出を増やす

「応募数が少ない」という課題に対しては、企業の露出を増やすことで解決ができます。自社のリクルーティングサイトを作ったり、合同企業説明会にしたりして、一人でも多くの学生との接触機会を増やすことが重要です。

採用ページ制作にはコツが要ります。こちらの記事もあわせてご覧ください。
関連記事:採用ページ制作のポイントは?デザインのコツや最近の傾向を紹介!

ターゲットを明確にする

「質の高い学生を採用できない」という課題に対しては、ターゲットをより明確にして募集を行うことが重要です。大学と連携して希望の学生を紹介してもらったり、ソーシャルメディアを活用した採用を行ったりすることで、精度を高めることができます。

内定者フォローを充実させる

「内定辞退が多い」という課題に対しては、内定者のフォローを充実させることが必要です。内定者と連絡を取り合い、内定者同士の交流会などを企画して接触機会を増やすと、内定辞退率の低下につながります。また、入社後のモチベーションアップ効果も期待できるでしょう。

クラウドソーシングの活用

新卒採用に関する業務をアウトソーシングすることで、課題を解決する方法もあります。具体的には、採用業務を委託したい企業に希望人材を伝え、採用活動を行なってもらう方法です。場合によっては自社で採用活動するよりも低コストになることもあります。

中途採用の課題とは?


中途採用における課題には何があるのでしょうか。

応募数が少ない

新卒採用と同様、中途採用においても応募者が少ない点は課題です。そもそもの母集団が少なければ、希望する人材を見つけることも難しくなります。たとえば、中小企業の場合はどうしても大企業に比べると知名度が高くないため、大企業のようにたくさんの人数から選ぶことができず、少ない人数の中から採用することになります。

また、自社が採用したいとイメージしている人材からの応募が少ないのも課題です。条件に合う人材でないにもかかわらず採用選考を進めてしまうと、悪循環に陥ってしまう可能性もあります。

採用コストがかかる

新卒採用とは異なり、採用期間の定めがないのが中途採用の特徴です。良い人材が見つからなければ見つかるまで、もしくは人材不足の課題が解決されるまで採用活動が続きます。長期間での採用活動はそれに比例してさまざまなコストもかかってくるでしょう。

離職率が高い

中途採用ではマッチングの問題も大きいです。転職市場が活況であるため、「合わない」と感じたらすぐに辞めてしまうことも多く、中途採用者の離職率の高さも大きな課題になっています。

中途採用の課題の解決方法


中途採用における課題の解決方法について見ていきましょう。

自社に合った媒体を分析する

「応募数が少ない」「採用したい人材からの応募が少ない」という課題には、採用媒体の見直しが必要です。中途採用を募集する手段は求人サイトだけでなく、ヘッドハンティング、求人誌、職業安定所など数多くあります。特に、求人サイトはサイトによって特徴が異なり、サイトごとに利用するターゲット像も変わります。

募集をかけても集まらない原因は、ターゲットに情報が届いていないことが考えられます。今一度ターゲット設定をしっかりと行い、どういう媒体であればターゲットの目に留まるのか、ターゲットが求めている条件になっているかを確認してください。

自社サイトやSNSを使用した採用も隆盛しています。企業による実際の採用事例も紹介しているので、ぜひこちらの記事もご覧ください。
関連記事:求人応募を増やす採用の方法とは?ユニークな最新採用手法も紹介!

入社前の段階で相互理解を深める

「離職率が高い」という課題は、お互いのミスマッチが原因であると考えられます。面接などの採用過程で募集要件や自社の雰囲気をしっかりと伝えることで、入社後のミスマッチを防ぐことが可能です。

ミスマッチを防ぐためには採用基準を見直すこともひとつの手です。こちらの記事では採用基準を作成する時のポイントをまとめています。
関連記事:採用基準とは何か?新卒・中途それぞれで作成する際のポイントを解説

クラウドソーシングの活用

中途採用者がなかなか見つからない場合、その業務の穴埋めが必要になります。発生する業務を穴埋めする一時的な方法として活用できるのが、アウトソーシングのひとつであるクラウドソーシング。クラウドソーシングでは案件ごとや短期間での契約も可能なので、必要に応じてプロフェッショナルな人材の活用ができます。

まとめ

採用は多くの企業が頭を悩ませている課題のひとつです。新卒採用と中途採用では課題内容が異なる部分もありますが、共通して重要になることはターゲットの明確化と自社に合った媒体の選定です。まずは必要なターゲット像をしっかりと定義して、自社にマッチングした人材を見つけていきましょう。

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伊藤孝介
セールスプロモーション会社を経て独立し、フリーランスで地方自治体や中小企業のマーケティングリサーチ、販促企画などに携わる。 業務拡大のため2017年に合同会社を設立し、現在経営中。 マーケティング系ライター歴5年。マーケティング用語の解説や、事例紹介、WEBマーケティングなどが得意。

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