10月までに100万円貯めて、海外へ行く。私に決断をさせた3つの理由

はじめまして。Meg Takano(@meg_takano)と申します。

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「会社にとらわれず自由にお金を稼ぎたい」

「好きな時間に好きな場所で働きたい」

社会人として働人なら一度は考えたことはないでしょうか?

しかし、そうした理想の働き方を空想することはあっても、実際に行動を起こすのはなかなか勇気がいるものです。

私もそんな1人。仕事が忙しい割に給料がなかなか上がらないことに嘆きつつも、現状を変えようと努力してきませんでした。でも、ここ1年の間に様々な人と情報に触れてきてようやく「会社にこだわらず自由に働く自分像」を具体的にイメージできたように思います。

今回はその考えに至った経緯を紹介します。

同じように今の会社員生活に疑問を持ちつつもなかなか動き出せない人の背中を押すきっかけになれたら幸いです。

 

「このまま何もなかったら……」きっかけは彼からの言葉だった

外国人の彼氏と付き合って数ヶ月、彼の本音を知る

彼氏と出会ったのは、2017年の秋でした。 私は用事があって大阪に来ていました。

 週末の大阪は5000円~1万円程度の手頃なホテルの予約が、なかなか取れないんです。「一人旅だし、どうせ寝るだけならここでもいいや」と選んだのがパックバッカーが出入りしてそうなドミトリー式のホステルでした。

そこで出会ったのがカナダに住む外国人の彼でした。

 付き合ってからは、ほぼ毎日LINEやメッセンジャーを使って会話をしていました。

最初の段階からカナダで生活してみないかといった話は出ていたのですが、日本からほとんど出たことがない私にとって海外生活なんて未知の世界すぎます。

カナダへ行く話が出るたびに、すぐに行けない理由を伝え、具体的な話はしないようにしていました。

 しかしある日、彼からこんな事を言われたのです。

 「このまま1年以上何も起きなかったら時間を捨てたことになる」

 この後に「僕は待てるけど」とも言われたけど、私は結婚するには十分なほど年を重ねているし、彼の優しさや芯の強さにも惹かれていた。

結婚を焦っているわけではないけど、このままダラダラと他愛もない会話を続けて1年後「時間をムダにした」なんて、私だって思いたくない。

 けど、その時はすぐに「わかった、じゃあ海外で暮らすわ」とも言えませんでした。

 

すぐに「行く!」と言えなかった最大の理由

すぐに行くと言えなかった最大の理由は、やはり「仕事とお金」でした。

 彼のもとへ行くには、日本での今の仕事や住まいを捨てなくてはいけません。でも私は女性が仕事を持ち続けるのは大事なことだと思っていたので、これまで積み上げてきたものすべてを捨てて海外へ行くのに強い抵抗があったのです。

 英語もろくに話せない私が、海外へ行ってすぐ就職できるとは思えない。

けど彼に頼りすぎるのは心配なので、自分1人でも生活できる手段は持っておきたい。

さあ、どうやって海外で暮らしていこうか。

「10月までに100万円貯めて海外へ」そう決断した3つの理由

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結論から言うと、年内には彼のいる国へ行ってみることに決めました。ずっとメッセンジャーで電話していても、直接会わないとこれから先ずっと彼との関係が続けられるのか確信が持てなかったからです。

海外へ行くにあたって「10月までに100万円貯める」という目標を立てました。

恥ずかしい話、私は1年間で50万円すら貯めたことがないほど貯金下手です。それでもやると決意したのには3つの理由がありました。

1人でも生きていける力を身に着けたかった

私は現在、IT系企業のスタッフとして働いています。興味があった仕事に就けて、毎月決まった額のお給料が振り込まれる。贅沢はできないけど生活はできるという環境はすごく幸せではあるけど、ふとしたときに「今の会社が潰れたときに、私は生きていけるのだろうか」という不安がよぎります。

 

ビジネスのトレンドは日々、めまぐるしいスピードで変化しています。そのような中でも、新しい情報を自分で手に入れて時代の変化についていけるような人になりたい。そのためには今の状況にあぐらをかいてはいけないと感じました。

視野を広げたかったから

私は九州の小さな田舎町で生まれ育ちました。

高校卒業を機に家を出て、現在は地方都市に暮らしていますが、やはり都会で生活している人は、目の前の課題に対処するスピード感や、現状のままだと食べていけなくなるという危機意識がぜんぜん違う。

海外でバリバリ仕事をしている彼氏は、なおさらです。

そうした人たちと話すと、自分はいかに小さいコミュニティで生きてきたのかと痛感しますし、常識にとらわれず、状況が変わっても「なんとかなる」と言えるだけの余裕を持ちたいと思うようになりました。

会社勤めで給料をもらう以外にも生活費を稼ぐ方法はあると知っていたから

ここ10年で、人々の働き方は大きく変わったと実感しています。クラウドソーシングを使って個人で仕事をしたり、SNS等を活用して新たな仕事に繋げたり……。

ネットのおかげで、会社で働く以外にもお金を稼ぐ方法が増えたのは本当にありがたいです。  

 

もちろんそう簡単に稼ぐことはできないけど、収入の糸口がたくさんあると今回のようにライフスタイルが変わりそうなときに必要以上にアタフタしなくて済みます。

 

私はイラストを描いたり文章を書いたりすることを続けていたので、今後はこれらの特技を仕事としてやってみて、どこへ行っても働ける状態になれないか模索したいと思います。

自由に生きていくためには「知ること」「活動場所を増やすこと」が大事

彼と出会い、海外へ行くことが自分の人生のタスクに入ってきたことで、どうやって生きていくかを真剣に考えるようになりました。  

正直怖いです。うまく行かなかったときのリスクを思うと、今も不安で眠れないです。

けど、もし自分の力でしっかり稼げるだけの力が持てたら……という期待もゼロではありません。それでもやっぱり怖さのほうが上ですが。  

 

どこでどんな働き方をしてもしっかり稼いでいくためには、必要な情報を積極的に取っていくこと、自分が働いていける場所を増やしていくことが大切です。

社会人としてもライターや絵描きとしてもまだまだ爪の甘い私ですが、資金を貯めて海外へ行けるように生きていく方法を模索していきます。