osamu.murata

ビジネス・マーケティング・企画

自己紹介

商社では海外先進技術を国内での新規事業開発を主な仕事にしており、
単発プロジェクト事業や商品化プロジェクトなど経験してきました。

一例として、1980年代、
海外よりCGクリエイティブシステムを日本に紹介し
映像産業はもとより、新開発商品の可視化など
コンピュータグラフィックスの幕開けに貢献しました。

アニメーションは手書きのフレームに彩色する時代ですから、非効率な生産性の
低い産業でした。三次元空間ではアニメーションがカメラワーク設定で自動生成
できるシステムです。市場ニーズは高いと思われました。
しかし、日本市場には早すぎました。
現在はゲーム機やPC、Macでも３Dアニメーションは当たり前ですが、
当時CGシステムは高額コンピュータでしか稼働しない限られた環境で、
使いこなすクリエーターも技術者もおらず、
結果的に先進的三次元CGクリエイションシステムは売れませんでした。

販売部門に対し、当時ソフト技術者を説明員にする販売体制に代わり、
芸術学科の新卒者を採用し、CGクリエイターとして効果的利用方法を
紹介する営業を提案した結果、日本に三次元CGブームを起こすのに
時間は掛りませんでした。

現在の３Dゲーム機、アニメ、CM,TVなど映像産業や
自動車メーカー、建築建設業界、土木業界、など可視化シミュレーションに
欠かせない技術登場の物語です。
その後、製造業や映像産業が必要な、三次元CGクリエイターの育成も含め、
新たな雇用機会も生まれ、新たな業界も形成されました。

その他に、製造システムにおける製品データベースシステムや
産業機器のリモート監視システムなどがあります。

現在は、地域産業活性化のためのシステムで、再生可能エネルギーシステム、
ネットスーパーシステムなどの提案が可能です。