個人 / 男性 / 50代前半 ( 大阪府 )
最終アクセス: 4ヶ月前
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デザイン界隈の何でも屋、タキグチデザインラボと申します。
デザインとは何でしょうか?
ものを見栄え良く作る仕事でしょうか?
もちろん分業の上では最低限の役割ですが「ものを売る」というプロジェクトにおいて、渡されたものを右から左へ見栄え良くレイアウトするだけでは、少なくない費用や企画に応えられるだけの結果を残せません。何を誰にどう売りたいのかが分からなければ、デザイナーという「形を作る」は出来ないと、これまで携わってきた色々な仕事から学びました。
もともと雑誌が作りたくて編集の学校に入学したのが始まりですが、なかなか思うようにならず、全く畑の違うメーカーに就職。しかし一生の仕事として身を捧げることには納得できず、フットワークが落ちる前にと退職しました。
当然、三十路前の未経験の人間を採用してくれる会社などそう簡単にあるものではなく、厳しいものでしたが、めげずに歩き回った結果、最初のデザイン事務所に拾ってもらいました。
その事務所は大手通販会社のカタログを請け負っており、そこで「ものを売るためのデザイン」を1から厳しく学ばせてもらいました。少しずつ色々な仕事を任せてもらえるようになった頃、Webサイト制作を請け負うことに。しかしまだインターネット黎明期で会社にノウハウはなく、再び1から勉強をしなおすことに。小さな案件からコツコツ続け、やがて通販サイト全体のデザインを任されるまでになり、さらに大手家電メーカーのサイトに携わったりと、大きな仕事が増えていく一方で、紙とWebという二足の草鞋は重く、体を壊し退職しました。
そして一年の休養の後に就職したのは旅行・観光に特化した編集プロダクション。最初の希望がここに繋がった訳です。入社早々に任されたのがフリーペーパーの立ち上げ。カンプから企画、時にはライターまでほぼ全てに関わりながらディレクターとして、再び紙とWebの二足で、会社の実績を作っていきました。しかし再び無理がたたり体調を崩し、体調を管理しやすい自宅でフリーランスとして独立しました。
それから十年、振り返れば無駄なものは何一つなく、制作の全てを経験してきました。何を誰にどう売りたいのか、ここまできてようやくデザインというものが判りかけてきたような気がします。
色々迷いながらも得た豊かな経験、それが私の商売道具です。
ご縁があれば宜しくお願いいたします。
大阪
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