Plan_C
近年、こういったタイポグラフィが大変トレンドになっているので、起用してみました。
「ミュート、テールピース、f字孔(部分&全体)、スクロール、ペグ、4弦、コマ」と、
弦楽器に関係する部分要素を使って組んだタイポグラフィです。
全体的に細身でシャープながら丸みのある造形で、
顧客の方々への親しみやすさを伝えることができればと思っています。
少しレトロな雰囲気と、デザインのトレンドの技術に、
やはりベタな古くささがないようにゴシック体の欧文タイプを添えたことで
年代を問わないターゲッティングも可能になり、
且つ歴史(過去)ある楽器の現在と未来を語ることのできるデザインです。
Plan_B
造形が印象に残りやすい、シンプルなデザインです。
ヴァイオリンのシルエットにYの字を沿わせ、プレイヤーとのパートナーシップを想起させるものにしました。
木に繋がる緑を、高級感やオールド楽器の価値も伴って見えるように濃い色に設定し、
(業界内で緑のロゴもあまり見ない気がしましたので・・)
スクリプト体や楽器のアウトラインが古くさく見えないように、シャープでも少しポップなゴシック体を使ってロゴタイプとしました。
はじめまして、Yuka Yamaと申します。
4点ご提案させていただきます。
実は、7歳からヴァイオリンを習っており、学生時代は早稲フィルに所属していました。今はHALというアマオケでコンミスをしています。
仕事では、現在イル・ヴィオリーノ・マジコさまのWEBコンテンツアドバイザーをしており、過去には島村楽器様、セントラル楽器様、国立音楽院様、シモクラバイオリン社様の雑誌広告やSPのデザインなどを担当してきました。
音楽業界をデザインでサポートできたらと思い、昨年10月に独立しました。
これも何かのご縁と思い心を込めて制作させていただきましたので、ご検討いただけましたら幸いでございます。
Plan_A
弦楽器の音の要となるスクロールをモチーフに、Yの字と組み合わせた造形をいたしました。
楽器工房はプレイヤーにとってとても頼りになる存在でもあり、心地よい音を作るまで導いてくれる存在でもあります。
それを道しるべの星にたとえ、ペグ穴を星で象りました。
Yの字のリボンのようなあしらいは、よどみなく流れて行く音作りをイメージしたものです。
「おとなのための良い趣味」が伝わるよう、落ち着きと高級感のあるイエローグレーを使っています。
修正変更等ありましたら、ご連絡くださいませ。
メンバーからのコメント
Plan_D
エンブレムの造形です。
余分なモチーフを一切使わず、弦楽器に関係するものだけで作れないだろうかと思案し、デザインしました。
Plan_Cと同様、楽器のパーツのみをちりばめて使いました。
「弦楽器店である」ことだけを伝えることに終始し、
今までの私の案で語って来た、ユーザーにとってのリペアマンの存在や、フレンドリーさなどは一切語らない、
「それ以上でもそれ以下でもない」というブランディングになるようにデザインしました。
(結局はそういうありかたが一番頼りになるブランディングのような気もいたします)。
こういった複雑なエンブレムは、WEBには向かないかもと懸念されていましたが、
ファッションブランドのロゴではかなり例があり、大きさに気を遣えばWEBで使用することも十分可能です。
4案ご提出させていただきましたが、全て修正ご希望等あればご対応いたしますので、ご忌憚なくお申し付け下さい。
どうぞご検討いただければ、幸いでございます。よろしくお願い致します。