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公開日: 2020.10.06

営業資料はデザインが重要!優れたデザインの条件や外注のコツも解説

企業が作成する対外向け資料の中でも、特にデザイン性が重要とされるのが営業資料です。今回は、デザイン性の高い営業資料の条件や、優れた営業資料を作成することが難しい原因、外注する際のポイントなどを紹介します。

営業資料の役割とは?

まずは、営業資料の持つ役割について解説します。

営業資料は会社の顔

営業資料は、自社のサービスや商品を知ってもらうためのツールであり、「会社の顔」ともいえる資料です。不特定多数の人が目にする会社案内の資料とは異なり、営業資料は顧客・顧客見込みの企業や個人へ向けたものであることから、相手にあわせた内容で作成することが望ましい資料ともいえます。

営業資料のデザインを重視すべき理由

営業資料のデザインを重視すべき理由として、「会社の印象を左右するため」という点が挙げられます。営業担当の社員が客先へ出向く際に身だしなみや清潔感を大切にするのと同様に、営業資料も初見の印象が重要です。自社の企業イメージや商品・サービスのイメージを損なわず、効果的にPRできるものに仕上がっているかどうか再確認してみましょう。

優れたデザインの営業資料とは?

では、優れたデザインの営業資料とはどのようなものを指すのでしょうか?以下で詳しく紹介します。

色、デザインなどが見やすい

優れた営業資料は、見やすいものである必要があります。文字のフォントや大きさ、使用フォーマット、色味などが見やすいことにくわえ、挿入されているイラストや図などがわかりやすいことも重要です。ビビッドな色彩や特殊効果(影・コントラストなど)の多用は見る人の目を疲れさせ、見にくさを感じさせてしまうケースもあるため注意しましょう。

ポイントがきちんと伝わる

優れた資料の多くは、ポイントがきちんと伝わるデザインになっています。文字とイラスト・図・グラフなどのバランス、1ページに入れ込む情報量などが考慮された営業資料は内容が伝わりやすく、訴求力も高い傾向にあります。

プリントアウトした資料を渡して対面で説明する、スライド形式の資料を用いてプレゼンテーションを行う、メールに資料を添付して任意のタイミングで読んでもらうなど、営業資料の提示方法はさまざまです。それぞれのシチュエーションや資料の形式(ドキュメント、冊子、スライドなど)に応じて、相手にポイントが伝わりやすい資料に仕上げましょう。

興味を持って見てもらえる

営業資料の役割を果たすには、興味を持って見てもらえる資料であることが大切です。上述した「見やすさ」や「わかりやすさ」のほか、最後まで飽きずに読める構成になっていることも大切です。また、営業先の企業・個人に関係するデータや情報を多めにする、自社の商品・サービスのメリットを補強できる資料を別途用意するなどといった方法も効果的です。

よいデザインの営業資料ができない理由

次に、よいデザインの営業資料が作成できないときに考えられる理由を紹介します。

リソース不足、スキル不足

営業資料の作成にあたり、リソース不足やスキル不足は珍しいことではありません。営業資料の作成に専念できるリソース・資料作成に十分な時間を割けるリソースが不足している企業では、一部社員の残業によって営業資料を作成しているケースもあります。また、高いデザインスキルを持つ社員がいない、資料作成に適したツールやパワーポイントなどを使いこなせる社員がいないなど、営業資料作成スキルを持つ社員の不在に悩む企業も見られます。

営業担当との連携不足

営業担当者が自ら営業資料を作成する場合もありますが、そうでない場合は営業担当者と資料作成担当者が十分な情報連携を行う必要があります。営業サイドの意見や方針、商品のアピールポイントなどが正しく反映されていない資料はデザイン性や訴求力が低下してしまうことが多く、営業時に伝えるべき内容をきちんと伝えられない可能性があるためです。

営業担当者と資料作成担当者が異なる場合には両者の間で十分な情報連携を行い、資料のレビューを入念に行うなどの対策を講じましょう。

外注で資料のデザイン性を高める方法や注意点

社内に営業資料作成の適任者がいない場合や、資料の作成時間を捻出できない場合、外注も可能です。外注する際の主な依頼先や、依頼時の注意点などを紹介します。

資料作成専門会社へ依頼

まず、さまざまな資料の作成を専門に請け負う会社へ依頼する方法があります。パワーポイントの資料作成を中心に行う会社、各種ドキュメントを幅広く手掛ける会社など、依頼できる資料の種類や量、得意分野などは事業者によって違い、料金体系も異なります。短納期での依頼や、ボリュームの大きな資料の作成依頼などは高額に設定されている場合もあるため、確認が必要です。

資料作成専門会社へ依頼を検討する際には、事前に資料のサンプルを見せてもらったり、費用の見積もりを出してもらったりすると良いでしょう。

デザイン事務所、デザイナーなどへ依頼

資料のデザイン性を特に重視したい場合、デザイン事務所やデザイナーへの依頼も可能です。プロならではのスキルや専門性の高いソフトなどを駆使した、見栄えの良い営業資料がほしい際の依頼先に向いています。各事務所・個人によって得意とする分野・業種・テイストなどが異なるため、こちらも事前にサンプルを確認させてもらうのが良いでしょう。

高いデザイン性を期待できる点はデザイン事務所やデザイナーへ依頼する大きなメリットですが、一方では依頼料金が高額になりやすいというデメリットもあります。

オンラインアシスタントへ依頼

オンラインアシスタントとは、オンライン上でビジネス事務などの業務を依頼できる仕組みです。依頼したい業務に合わせて、適したアシスタントをマッチングしてくれるサービスもあります。依頼可能な業務や利用料金はサービスによって異なるため、事前確認が必要です。また、営業資料の作成経験が豊富なアシスタントがいるかどうかについてもチェックしておくと良いでしょう。

外注する際の注意点

上記で紹介したような営業資料の外注先は、それぞれスキル・経験・得意分野などが異なります。そのため、外注したからといって必ずしもバランスの良い資料ができるとは限りません。文字・データ・画像などのボリュームが偏っている、デザインのみが先行して情報に乏しいなど、営業資料として望ましくない過不足が生じる可能性もあります。

また、資料作成会社やデザイナーを外注先に選ぶと料金が高額になりやすいだけでなく、修正を依頼することによって追加料金が発生したり、高水準な仕上げが別料金であったりする場合もあるため注意が必要です。

優良デザインの営業資料作成なら「ビズアシスタントオンライン」


先ほど外注先として紹介したオンラインアシスタント(オンラインアシスタントサービス)の中でも、営業資料の作成依頼におすすめしたいのが「ビズアシスタントオンライン」です。

アシスタントのスキルや経歴、職歴などを事前確認でき、希望の人材を確保しやすいというメリットがあります。「高いデザインスキル・資料作成スキルを保持していて、営業現場の知識もある人材」などのような具体的なリクエストも可能なため、より営業資料の作成に適したアシスタントを探すことができます。

また、秘密保持契約(NDA)を締結できるため、自社情報・取引先情報などを掲載する営業資料であっても情報漏洩リスクの低減につながります。 1回限りの依頼・継続依頼のどちらも可能で、専門会社やデザイナーなどに頼むよりコストパフォーマンスが良い点も特徴です。修正の有無や納期、資料のボリュームなどによる追加料金は発生せず、登録料・利用料などもかからないため、アシスタントへの報酬のみの支払いで利用することができます。
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まとめ

営業資料は、会社の印象を左右する重要なものであり、デザインや内容に配慮しながら作成する必要があります。自社にリソースやスキルが不足している場合は外注も検討し、より良い営業資料の作成を目指してみてはいかがでしょうか。

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佐藤カイ
オウンドメディアを持つ複数の企業において、WEBチームマネージャーとしてWEBマーケティング、GA解析、リスティング広告などを担当した経歴を持つ。現在クラウドワークスを中心にIT系の記事などを書くライターとして活動中。

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