業務効率化
公開日: 2021.01.13 / 最終更新日: 2024.02.08

事務代行は有資格者への依頼がおすすめ!チェックしたい資格や外注先も紹介

会社を経営するにあたって発生する事務業務には、さまざまな関連資格が存在します。今回は、事務関連の資格に関するポイントや有資格者に事務代行を依頼する方法、事務業務に役立つ資格などについて紹介します。

おすすめの事務代行の依頼先は?
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事務代行を依頼する相手に資格は必要?

社内のリソース状況などに応じて、社外の人材に事務業務を代行してもらう企業は少なくありません。この場合、依頼相手に資格は必要なのでしょうか?

依頼業務によっては必要

依頼する業務の内容や範囲によりますが、資格が必要なケースもあります。書類作成や各種申請のうち特定の業務(詳しくは以下で紹介します)については、弁護士や司法書士、社労士などの資格を持つ人に代行を依頼する必要があります。

資格が必要な業務・ケースとは

代行依頼に資格が必要な業務・ケースの例として、社労士などの士業における「独占業務」が挙げられます。企業が代行依頼を行うことの多い業務のなかでは、労働や社会保険に関する法令に基づく申請書の作成及び手続きの代行(1号業務)、帳簿書類の作成(2号業務)などが該当し、これらの業務を有償で代行できるのは原則として社労士のみと決められています。

事務代行に関係する資格とは?

上述した士業のほか、事務代行に関係する資格には以下のようなものがあります。

経理に役立つ3資格

経理関連の事務に役立つ資格として、簿記、ファイナンシャルプランナー、給与計算実務能力検定などが挙げられます。

簿記検定は複数の団体によって実施されており、日本商工会議所が主催する日商簿記検定がよく知られています。初級、1~3級の4階級があり、取得するには財務諸表や税務処理・決算処理、伝票作成などといった経理・会計関連の知識が必要です。

ファイナンシャルプランナーは、会計や経理について広く学べる資格です。ビジネス事務に関する業務知識のほか、税金や資産運用などの知識も身に付きます。1~3級の技能検定にくわえ、さらに上位のFP資格(日本FP協会認定資格)もあります。

給与計算実務能力検定は、職業技能振興会(内閣府認可の一般財団法人)の認定資格で、給与計算に関する知識や技能を習得します。階級には1級・2級があり、いずれも知識問題・演習問題の両方で合格基準を満たす必要があります。

一般事務に役立つ3資格

一般事務に役立つ資格には、以下のようなものがあります。

まず、Word、Excel、PowerPointなどといったMicrosoft Officeのスキルを学べるMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)が挙げられます。合格すると世界共通の認定証を取得でき、業務の効率化にも役立ちます。

秘書検定は、文書や資料の作成スキル、ビジネスマナーなどを向上させたい人が多く受験する傾向にあります。1級、準1級、2級、3級の4階級があり、いずれも理論と実技が課されます。

社内で取り扱う文書・情報に関する知識や、それらの適切な管理方法を習得できるのが文書情報管理士です。2級・1級・上級の3グレードがあり、1級と上級はそれぞれ1つ下の階級試験に合格した人のみが受験できます。また、法令の改変やITの進化に対応するため、5年ごとに資格更新を行う必要があります。

有資格者に事務代行を依頼するには?

有資格者に事務代行を依頼したい場合、次のような方法があります。

社労士・税理士などの事務所へ依頼

社労士・税理士などが所属する事務所へ事務関連の業務を依頼する方法です。労働・社会保険関連の書類や帳簿の作成、手続きの代行などといった社労士資格が必要な業務のほか、給与計算の代行を依頼できるケースもあります。

対応可能業務や料金体系は事務所ごとに異なり、業務ごとの基本料金がやや高めに設定される傾向にあります。また、着手金や成功報酬の支払いが必要となる業務も存在します。

フリーランスへ依頼

事務関連の資格を持つフリーランスへ依頼する方法もあります。口コミや紹介で適任者を探す、フリーランスの所属するエージェントなどを通して依頼するなどのケースが一般的です。対応可能業務や料金はフリーランス個人のスキルや所有資格などによって異なるため、事前の確認が必要です。

クラウドソーシングサービスを活用

クラウドソーシングサービスとは、仕事を外注したい人・受注したい人をインターネット上でマッチングするサービスのことです。テレワーク対応可能な高スキル人材が多数登録しており、事務関連の有資格者や、バックオフィス業務の実務経験が豊富な人材などを探すことができます。繁忙期のみ事務代行を依頼したり、中長期的に経理・会計を任せたりなど、自社の要望に合わせて柔軟に相談できるため、外注の窓口としてクラウドソーシングサービスを活用している企業が多くあります。

有資格者がすぐに見つかる「クラウドワークス」

事務代行などを外注する際は、コストを抑えながらスムーズに依頼できるクラウドソーシングサービスを利用する方法がおすすめです。なかでも日本最大級の「クラウドワークス」は登録者数480万人を超えており、さまざまなスキル・実績を持つ人材が登録しています。

登録ワーカーのプロフィール(実績やスキル、得意ジャンルなど)を事前に確認でき、社労士や税理士、ファイナンシャルプランナーなどの有資格者を探すことも可能です。英語対応が可能な人を探し、社内文書の英訳を依頼したり、Word・Excel・PowerPointなどに詳しい人材に資料作成やブラッシュアップを依頼するなど、事務領域の仕事を幅広く依頼することができます。

【クラウドワークスでの発注事例】
・事務代行(データ入力や資料作成、リサーチ業務など):時給1,000円前後
・経理や会計の代行(領収書の整理、給与計算など):時給1,000~1,500円
・営業事務の代行(営業リスト作成、アポ取りなど):時給1,000~2,000円
・秘書業務の代行(スケジュール管理、問い合わせ対応など):月額3~15万円
・Excelの関数設定やVBAを用いた自動化システムの開発:1万円~

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まとめ

社外に事務代行を依頼する際、業務によっては資格が必要となる場合があります。事務関連の資格は多岐にわたりますが、有資格者に事務代行を頼みたい場合は依頼業務に適した資格を持つ相手を探すことが重要です。適任者を探せるサービスもあるため、活用を検討してみてはいかがでしょうか。

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クラウドソーシングTimes編集部
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