ファッション専門リサイクル業を営む、株式会社ロハスリーディングの代表取締役社長 和田猛生さんは、ブランド紹介記事作成やオウンドメディアの立ち上げ用の記事作成、画像素材の撮影など、多岐にわたってご利用いただいています。
今回は、クラウドソーシングでを活用し、オウンドメディアの立ち上げに必要な900本もの記事を、たった2週間で制作したお話を伺いました。
目次
社内で記事をつくることに限界を感じ、クラウドソーシングを利用することに
ブランドの古着などの買い取りを行うWEBサイトをリニューアルするにあたり、買い取り対象のブランド紹介記事を900件ほど作る必要がありました。
当初は通常業務の合間に社員で分担して執筆を行っていたのですが、1ヶ月に100件程しか作ることができませんでした。プロのライターではないので時間もかかりますし、得意・不得意もあります。
「このペースで内製を続けると、完成まで半年以上かかってしまう…」と感じ、クラウドワークスを利用することにしました。
内製で半年以上かかるはずだった900記事が、たった2週間で完成
初めてクラウドワークスを使う際、発注方法がよく分からなかったため、CWコンシェルジュに申し込みました。発注内容を電話でヒアリングしてもらい、発注文面の作成まで行っていただいたので、私がやったことは、もらった文面を確認し、公開するだけでした。
※CWコンシェルジュとは、クラウドワークスでお仕事を発注する際の、発注方法や発注文面を無料で相談できるサービスです。
最初に100記事を発注したところ、4日間で高いレベルの記事が集まったので、その後は120記事、その次は400記事と、徐々に発注記事数を増やしていきました。
その結果、今までは1ヶ月で100記事も制作できなかった状態から、2週間で900もの記事を制作させることができました。
CWコンシェルジュの、具体的なサポート内容について
CWコンシェルジュでは大量の記事を効率的に発注する方法を教えていただきました。
900件のブランド紹介記事は、ブランド毎に執筆してほしいテーマが異なります。テーマ毎に仕事を発注すると100件以上もの仕事を作る必要がありますが、1つの仕事で複数のテーマを一括発注する方法があることを、CWコンシェルジュの方に教えてもらいました。
具体的にはCSVファイルに執筆してほしいテーマを入力して、クラウドワークス上のフォームにアップロードする方法なのですが、最初はやり方がよく分かりませんでした。
この部分についても、CWコンシェルジュの方がファイルの作成方法からアップロードまで代行してくださり、その時に一連の流れを教えてもらったので、2回目以降は自分でも発注できるようになりました。
記事制作を外注する際のポイント
お仕事をしてくださったライターの方に、フィードバックをしてあげること記事制作を外注するときのポイントですね。
リサイクル業界なので「一度作ってもらったものをそのまま捨てるのはもったいない」という意識もあり(笑)提出いただいた記事がイメージした記事と異なっていたとしても、きちんとフィードバックし修正を依頼するようにしています。
具体的には「この部分は言い回しが重複しているので、少し変更してもらえませんか?」という形でメッセージを送っています。そうすると、ほぼ全員がきちんと修正して納品してくださいます。
修正依頼を都度ライターさんに出すのは少し手間だと思う方もいるかもしれませんが、修正に応じてくださったライターさんは少しずつ成長し、徐々に修正の必要がない記事を作成してくださるようになるんです。
また、複数回発注しているうちに、我々の方でも相性の良いライターさんが分かってくるので、最終的には、弊社が厳選したライターさんの中から「スカウト」した方のみが作業を行える「非公開の形式」で業務を発注するようになり、継続してお仕事をしてもらうことができました。
ライターさんが記事を執筆しやすくするための工夫
記事を書くために必要な情報を提供することですね。
例えば、「グッチのサンダルについて書いてください」という依頼の場合、ライターさんはインターネットで商品を検索して情報を集めます。ですが、検索しても情報がないと、執筆をうまく進められない事もあります。
そこで、弊社で持っているグッチのサンダルの画像を送って、ライターさんが執筆するための情報収集の手間を省くようにしています。執筆する対象の画像があることで、ライターさんは画像から分かる情報を記事に加筆でき、よりオリジナリティのある良質な記事を作成してもらうことにつながるのです。
不安だった素材撮影案件もCWコンシェルジュに相談しながら発注
他には記事内に表示する、画像素材の撮影もクラウドワークスで依頼しています。
実は社内で撮影を行っていたのですが、これもクラウドワークスで発注できないかと、CWコンシェルジュに相談しました。
撮影には実際に商品を郵送する必要があるため、不安もあったのですが、「契約時に別途契約書を締結する」という提案をCWコンシェルジュの方から受け、これなら安心できると思い、発注することにしました。
具体的にはプロジェクト形式というお仕事形式でカメラマンさんと契約し、商品の郵送後、写真を指定のWEBサイトにアップロードしてもらっています。
今後もインターネットからの集客に注力していく
リサイクル業を営む上で、買い取り数を増やすことが一番の課題です。
これまでは新聞の折り込み広告等で告知を行っていましたが、最近ではインターネットを通じての買い取りの割合が年々増加しています。
弊社でどのような商品を買取しているのか、より多くの方に知ってもらうため、WEBサイト上で買い取り例コンテンツを充実させる必要がありますが、社内で対応すると時間がかかってしまいます。
クラウドワークスを利用すると短期間で多くの方の力をお借りでき、今までできなかったスピード感でコンテンツを充実することができます。
また、発注前の相談から、機能の利用方法まで分からないことがあれば、CWコンシェルジュに幅広くサポートしてもらえるので、これからもぜひクラウドワークスを利用したいと思います。
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