ログミー川原崎代表に聞いた!テープ起こし(書き起こし)記事発注術

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代表取締役CEO川原崎晋裕様

クラウドソーシングにヒントを得て「ログミー」のサービスを始めた

-クラウドワークス利用の経緯を教えてください
実はサラリーマン時代に「起業しよう」と考え「どんなサービスをやろうか」と考えていました。
”テープ起こし(書き起こし)記事ばかりを集めたサイトがあったら面白いかも…”と興味をもったものの、僕自身出版社出身で、記事執筆や編集業務を経験していたことから、テープ起こし(書き起こし)の大変さをよく理解していましたし、業者に依頼すると60分の音源で15,000円程かかってしまう。原稿の対価としては全く見合わないため悩んでいたところ、「クラウドワークスを使えばできそうだ。」という話を耳にしたことがサービス開始のきっかけでした。クラウドソーシングにヒントを得てログミーが始まったんです。

必要な時に、必要な分だけ発注できる点が便利

-クラウドワーカー(受注者)の方をどのような方法で選びましたか?

基本的に、テープ起こし(書き起こし)の仕事は、日本語がわかる方であればどなたでもできます。ですが、書き起こしの内容によってはその分野に関心があったり、知識がある方を選ぶ必要がありました。

例えば、ITスタートアップ系イベントのテープ起こし(書き起こし)は、ITやビジネスの知識がないと難しく、用語を知っているのと知らないのとでは、全く違う聞こえ方になってしまう場合もあります(笑)

そのため、発注前に「こういうキーワード分かりますか?」という質問をし、その方の知識レベルを確認していました。

また、テープ起こし(書き起こし)以外にも”仕事の実績があるかどうか”という点もよく見ていましたね。納期ぎりぎりでクラウドワーカー(受注者)の方が対応できなくなったり、何の連絡もなく納期が遅れてしまうと、その時点から自分たちで対応しなければなりません。そのリスクを軽減するため、発注前に「他の仕事でもきちんと業務を行っている方か」、「納期を守っている方か」という点を確認するようにしていました。

このような方法で事前にある程度絞り込みをし、20名程のライターさんにテープ起こし(書き起こし)を依頼しました。最終的にその20名の中から良かった方5名程に絞り、継続発注をしていました。

ライターさんを雇う際、一番忙しい時期の業務量に合わせて人数を確保してしまうと、業務が落ち着いた時に人手が余ってしまうという問題があります。一方クラウドワークスでは、”必要な時に必要なだけ”仕事を発注できるため、業務量が変動しがちなサービス開始直後にはとても助かります。

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-一定のクオリティを保つために工夫していたことはありますか?

主にこのような内容で発注をしていました。

・ケバ取り

・聞き取りづらい場所にタイムスタンプ

・こちらのつくったマニュアルに合わせて表記などを統一

・しゃべり言葉の雰囲気を伝えるために、直し過ぎない

まずテープ起こし(書き起こし)の基本として、「えー」「あー」といった言葉の「ケバ取り」をしてもらいます。

また、注意事項として、聞き取りづらかった部分を想像で書いてしまわないよう、伝えるようにしています。そのかわり、後から編集の人間が確認しやすいように分からなかった部分には、墨付きかっこ”【】”とタイムスタンプを残してもらっています。

その他にも依頼時にマニュアルを渡すようにしてます。
例を挙げると、納品前にワードの校閲機能を利用し、細かい表記ゆれを修正した上で納品してもらったり、「?」マークの後ろにスペースを入れるかどうか、「笑」なのか「笑。」なのかなど、細かく指示をマニュアルにまとめるようにしています。

イベントのスピーカーや講演者の中でも、多くの方は正しくわかりやすい日本語で話すことができないものです。主語や目的語が抜けていたり、同じ話を何度も繰り返していたり、文章がねじれていたり、口癖があったり・・・。

そのまま書き起こすと読みづらいのですが、かといってしっかり校正し直してしまうと、臨場感がなくなってしまうため「バランス」が必要になります。

このようなコツ・読み手の気持ちなどを伝え、ライターさんを教育しながら発注をしています。

特に大切なことは、”その場の雰囲気を文字で伝える”ということです。

テープ起こし(書き起こし)記事は、音声ではなくテキストなので工夫が必要です。同じ文章でも、(会場笑)や、(笑)が付いているのと付いていないのとでは、全く意味も違って読めます。細かい会場の雰囲気や話し手のニュアンスも伝わるように書いてもらっています。

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一般ユーザーの視点があるからこそ新サービスのテストが可能

-他にはどのようなお仕事で利用していますか?

「ログミーgraf」という新サービスのテストで利用しています。「ログミーgraf」は、ログミーの中の”名言”を集めている読者投稿型のサービスです。このサービスの立ち上げ時に、「一般ユーザーは魅力的な名言を投稿できるのか?」という点を試すため、クラウドワーカー(受注者)の方に「ログミー」を見てもらい、名言だと思った言葉を抜粋してもらいました。

-テストでの結果はどうでしたか?

集まった名言を見て、一般の方と編集のスキルを持った僕たちで、魅力的だと感じるコンテンツに大きなかい離が見られないということが分かりました。

更に、僕らだと「名言」だと感じるハードルがマニアックだったり、一般の読者と観点が違うケースもあるのですが、クラウドワーカー(受注者)の方は「一般読者目線」で記事を読んで「名言」をピックアップしてくれる点が良かったです。

このテストから一般の方でも「名言」の判別が可能であることが分かり、「一般投稿型が成り立つ」という結論にいたりました。

-今後はどんなお仕事で利用してみたいと思いますか?

海外や地方で開催されるスタートアップ系のイベントなどは、我々が現地に行って録画したりすることが困難なため、現地に住んでいるクラウドワークスのワーカーさんに代わりに現場に行ってもらい、録画から書き起こしまで手がけてもらう、といった取り組み方は面白いかなと思っています。場所の制約を取り払えるというのは、クラウドソーシングの便利なところですよね。

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