企業インタビュー
公開日: 2018.06.07 / 最終更新日: 2020.01.06

コンペで電車広告のデザイン提案数が150件以上も?発注理由やポイントを紹介:社内事例

通勤などでよく目にする電車のつり革広告ですが、よく目にする機会があるかと思います。ただいざ自分たちがつり革広告を用いたプロモーションを検討した場合、クリエイティブはどうするか迷われるかと思います。

今回は、そんなつり革広告のクリエイティブ作成にコンペを実施した、クラウドワークスの安藤さんにお話を伺ってみました。

入稿の納期が決まっているがクオリティも落とせない、そんな広告のクリエイティブをコンペで作成したお話になるので、是非興味がある方は参考にしてください!

スピードとクオリティの両立を目指してコンペを発注

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ー発注をしたきっかけを教えてください

クラウドワークスの新たな取り組みとして、つり革広告に出稿を行うことになりました。
これまでウェブでの広告しか実施したことがなく、初めての試みだったため、社内に展開できるクリエイティブもなく、新たに制作する必要がありました。


ーどうしてクラウドワークスでの発注を選んだのですか?

実はもともとは社内のデザイナーにクリエイティブ作成をお願いする予定で、相談を進めていました。
ただ、入稿期限も迫っている中、デザイナーがつきっきりでクリエイティブ作成に携わるというのは、他のプロジェクトもあり難しい、ということが見えてきました。

そこで、クラウドワークスを利用して、コンペ形式でお仕事を発注し、選定をデザイナーと相談しながら行うことにしました。


ーお仕事の発注に際して不安な点はありましたか?

正直にいうと、発注前はかなり不安もありました。
というのも、電車という公共交通機関への広告出稿ということもあり、入稿規定がかなり細かく、それをしっかり参加者に伝えて、規定に沿った作品を作ってもらうことができるのだろうか、という気持ちがありました。


ーなるほど。どうやって不安な点を解消したのですか?

やはり、入稿規定をしっかり伝えられるか、が一番重要なポイントでした。
ですので、募集文面に詳しく入稿規定を記載することはもちろん、デザイナーの方に協力してもらい、入稿フォーマットを作成し、それを添付して募集を開始しました。

また、コンペの完了後にクリエイティブの最終調整を依頼することをあらかじめ伝えることにしました。
細かな部分でサービスのイメージに合わせた修正や、入稿規定に合わせた修正をする必要がでてくる可能性があったからです。

募集文面に採用作品が決まった後、修正をご依頼することを了承いただいたうえで応募していただくよう記載しました。さらに、採用決定のご連絡をする前に、修正の対応をいただくことが可能か確認したうえで採用作品を決定しました。

結果としては、ほとんどの応募が入稿規定に沿ったものとなりました。
また、当選したワーカー様も、こちらのスケジュールよりも大幅に早く修正のご対応してくださり大変満足のいく発注となりました。


ーそれはよかったですね!お仕事の報酬額はどのように設定しましたか?

今回のコンペでは、長期間の広告に使用するため、高いクオリティの作品が必要だと考えていました。
また、企画としてもりあげていきたかったということもあり、社内のデザイナーにも意見を聞き、10万円での発注を行うことにしました。

150提案以上の提案が。社内の認知が広がる効果も

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ー実際に発注をしてみて、結果はどうでしたか?

80提案程度を想定していたのですが、最終的に150を超える多くの提案をいただくことができました。
王道のご提案から、文字要素だけで勝負した提案、アイデア勝負のものなど、本当に様々な提案をいただいて選定に頭を悩ませましたね。

また、思わぬ効果として、多くの作品が応募されることで、社内からも面白い!と注目が集まり、広告への社内の理解が深まるという効果もありました。


ー嬉しい悲鳴ですね!逆に不満だったことはありますか?

不満、ではないのですが、次回に生かしたいと思っていることならあります。
今回、本当に様々なご提案をいただき、アイデアは非常に面白いがデザイン的には、少し力不足かな、という提案などがありました。

ですので、次回このような大きなコンペをするときは、アイデアのみのコンペと、それをもとにしたクリエイティブ作成の発注に分けられれば、さらにおもしろい取り組みにできるのではないかと考えています。


ー最後に、何か一言!

何より、迅速な対応をいただいたワーカー様に感謝を伝えたいですね。
作品のクオリティももちろんですが、一緒に仕事をするパートナーとして、非常に安心して仕事を進めることができました。

コンペを通して、信頼できるクリエイターさんと出会うことができるというのも大きな魅力だと思うので、クリエイティブ作成に困っている方は、ぜひ一度コンペの発注に相談してみてください。

まとめ

クラウドワークスを活用して、クリエイティブを外注するときのポイント

    • ・入稿規定はしっかり記載。心配な場合は入稿フォーマットを作成すると安心。
    • ・採用後の対応をお願いする可能性がある際は案件詳細に記載する。
    • ・アイデアが重要なコンペはアイデアとクリエイティブ作成の発注を分けるのもおすすめ。

お仕事の発注にお困りの方がいましたら、CWコンシェルジュまでご相談ください。CWコンシェルジュは、クラウドワークスの使い方や発注内容をヒアリングし、募集文面の作成などを無料で行います。

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