株式会社トークナビ様は営業リスト作成からお問い合わせ対応までの業務とデザイン作成の業務においてクラウドワークスをご利用いただいております。今回は代表取締役樋田かおりさんと営業部の鈴木優花さんにインタビューをさせて頂きました。
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「声で未来が変わる」をテーマに事業を展開
ーどのような事業を展開されていますか?
伝え方専門の研修事業をしています。お客様は経営者の方や、社員のプレゼンテーション力・コミュニケーション力を改善したい企業様です。私たちの会社は、元々アナウンサー経験のあるメンバーで構成されています。そのような背景から、声のプロであるアナウンサーとしての経験を活かして、「声で、未来が変わる」をテーマに講師として研修がメインですね。
また、研修以外にも新商品発売のイベントや記者会見などでの司会を代行するサービスを月に80本程ご依頼いただいています。
ーそのような会社を作られた背景は?
深夜、早朝の仕事が多いテレビの仕事は、ライフワークが変わると働きにくい環境なのです。そして、テレビ局を退職し、別の仕事を探していても、なかなかアナウンサー時代に獲得したスキルを発揮する環境を見つけることが難しい状況でした。
一方で働きたいという気持ちを持った方は多いので、アナウンサーの声を活かした仕事をつくり社会貢献したいと思い、このような会社を設立しました。
ー現在はどのようなチーム構成なのでしょうか?
現在は30人のアナウンサー経験者が在籍し、多くは講師として企業に訪問しています。他に、事務や新規事業を担当しているアナウンサーもいます。
ー事業を展開する上で大事にされている指標は何になるのでしょうか?
基本的には、継続を重要指標として考えていまして、おかげさまで多くのお客様に継続いただいておりました。そして、サービス開始から3年たち、安定したサービスも増えてきましたので、今年からは新たに新規営業も力を入れていこうと思っています。
外部を利用して、営業リスト作成からお問い合わせ対応まで
ーなるほど。新たに新規営業をはじめるにあたり、課題などはありましたか?
今年鈴木さんが営業として加わったのですが、やることが多く、また鈴木自身も営業経験がなかったので、いきなりテレアポなどを行うのは大変だなと考えていました。
そこでアポ獲得までは外部へ依頼し、アポ獲得した企業様への訪問営業を彼女が担当する役割で行うようになりました。
ーアポ獲得を外部に依頼したとのことでしたが、どのような座組で依頼したのですか?
この部分はクラウドワークスで依頼をしました。クラウドワークスのワーカーに私たちのターゲットとなる企業の属性をお伝えし、リスト作成と対象企業の問い合わせフォームへのメール連絡をお願いした形です。
ーリスト作成から1次問い合わせを依頼したのですね。結果はどうでしたか?
3,000件くらいのリストを作成し、配信してもらったのですが、非常に多くの反響がありました!配信した初日から想像以上に反応があり、私たちのサービスを求めている人がこんなにもいるとは知らず、非常にやってみてよかったと思っています。
また、問い合わせに対して反応する業界等もわかり、ターゲットとなる業界の調査にもなりました。リスト作成からお問い合わせまで一括でお願いし、私たちもそこまで工数をかけずに実施できたので、また必要なタイミングで是非お願いしたいと考えています。
「まるで、『社内にウェブ担当者が入ってきた』という感覚でした。」
ー他にクラウドワークスで発注していることはありますか?
DMやSNSアカウントで利用するデザインをお願いしました。以前は自分でデザイン作業も行っていたのですが、なるべく自分の時間は企画などの創造性が必要な自分にしかできないことに集中したく、デザイン作業は外部への依頼をする必要性を感じていたのです。
また、自分が作っていたWebデザインがあまり納得いくものではなく、このようなWebデザインに関してはプロへ依頼する必要性も感じていました。そこで、依頼しようと考えたのですが、知り合いにデザイナーがいるわけではなかったので、プロのデザイナーに依頼ができるクラウドワークスを用いてお願いすることに決めました
ーデザインをご依頼する上で何を重要視していましたか?
デザインの質を一番にこだわっていました。デザインの中でも、今流行りのデザインから少し古いデザインなど幅広くあるかと考えていまして、自分たちが作りたいデザインにマッチしたものにしたいという思いがありましたね。
最初に依頼した「封筒デザイン」に関しては、コンペで募集したのですが、コンペを開始してからすぐに30件ほど応募があり、その中から比較して良いデザインを選べられたので、納得がいくデザインになりました。自分のデザインとは全く違い、もっと早く頼めばよかったと思っています(笑)
次に依頼したのがSNSアカウントで利用するデザインなのですが、こちらは個人の方に依頼を検討していました。初めての方への依頼ということもあり最初は不安があったのですが、プロフィール画面で過去のデザインを見ることもでき、また「ビズマッチ」という事前に面談を挟んだ上で依頼ができるサービスを利用したことで人となりを理解できたので、結果的に安心して依頼することができ、良かったです。
ー個人のデザイナーに依頼してみてよかった点はありますか?
今回依頼した方はクラウドワークスでお仕事をすることに慣れている方だったので、コミュニケーションコストがかからず、非常にスムーズに進められたことが良かったです。
今回依頼させていただいたデザイナーは、こちらが依頼した内容をすぐに理解し期待どおりのデザイン物を納品して頂いたり、逆にそのデザイナーからクラウドワークスの使い方なども教えてくださったりと期待以上の結果で大変満足しています。まるで、「社内にウェブ担当者が入ってきた」という感覚でした。
ーデザイナーとのやりとりで意識した点はありますか?
クラウドワークスに登録しているデザイナーは多くの企業様とやり取りされていると思うので、できるだけ少ないメッセージのやり取りで対応できるように工夫した点があります。その際はクラウドワークスに既に用意されているメッセージテンプレートなどを有効活用しました。
クラウドソーシングを仕組み化して、 社員は社員しか出来ない業務を
ー今後クラウドワークスに外注を考えていることはありますか?
今回の依頼を通して、他の現場でも活用させていただきたいと感じました。なるべく、時間がかかる部分や疲弊してしまう部分に関しては外注して仕組み化し、社員しかできない部分を社員が行っていくという体制にしていきます。
そのため具体的には今回依頼した外部営業チームでの新規アポ獲得はこれからも続けていきたいです。今までは私が外部営業チームの運用をしていたのですが、これからは他の社員でも活用できる体制づくりをしていこうと考えています。また、現在お仕事していただいているデザイナーの方には今後も新しいデザイン業務のお願いをしようと思っています。
それ以外では、ちょうど自社メディアを運営しているので、ライターにライティングや記事内で利用する画像の用意をお願いできないかどうかなども検討しています。
まとめ
以上、トークナビ様のインタビューでした!ワーカー様とも社内にWeb担当者が入るくらいにスムーズにやり取りをされて、クラウドソーシングの活用方法も様々で非常に参考になりました。トークナビ様、ありがとうございました!