
整体院を運営する株式会社ボディサイン。スクールのロゴの発注に端を発して、デザイン領域でクラウドワークスを活用いただいています。代表取締役の宮本さんに、クラウドワークスを利用したきっかけや、ロゴの発注の経緯、クラウドワークスの活用のメリットなどを中心に伺いました。
目次
整体院を運営し、8万部を売り上げる本も出版
─ボディサインが手掛けられている事業について教えてください。
東京・日本橋人形町の整体院「ボディサイン」の運営がメインです。以前は別の場所にお店を構えていたのですが、人形町への移転を機に有限会社から株式会社化して8年半になります。テレビや雑誌、ラジオなどメディアに結構出させていただいていまして、『歩けなくなるのがイヤならかかとを整えなさい』という書籍を出版し、8万部を突破しました。
あとはスクールを運営しています。行政などの依頼から講演をやったり、イベントにオフィシャルトレーナーとして呼ばれたり、オリンピックのときには現地に出向いて選手に施術をしたりしたこともあります。
─何人くらいの体制で運営されているのでしょうか。
従業員は4~5名です。
「多くのデザイン案から選びたい」という理想を低価格で実現
─クラウドソーシングはどういった領域で活用されましたか。
新たにスクールを開始するにあたり、ロゴを用意する必要がありました。ターゲット層を考えると、やわらかくて明るいイメージで、若年層に興味を持ってもらえるようなロゴを新しく作りたいと思い、クラウドワークスで依頼しました。
─クラウドワークスを知ったきっかけを教えてください。
以前、知人とスクールの話をしていた際、「ロゴ作成を業者に頼むと1~2個の案だけでも15~20万円以上してしまう。もう少し安くしたいし、いろいろな案から選びたい」と話したことがありました。そうしたら、「それならクラウドワークスがあるよ」と教えてくれて、そこから詳しく聞いたのがきっかけです。
詳しく聞くと、その知人が運営する会社のステッカーや会社案内、ポスターなど、あれもこれも全部クラウドワークスで頼んだようでした。「これがいくら、あれはいくら、これはたくさん案を集めて選びたかったから15万円ほどかけた」など。実際に利用してみたら結構な数のデザイン案が集まったそうです。
「これは良いこと聞いた!」と、その場で「クラウドワークス」とメモに書いておき、会社に戻りながらスマホで検索。早速、パソコンから登録して利用を始めました。
─クラウドワークスでは、最初にロゴをコンペ形式で発注したのですね。
そうですね。たしか3万円前後で募集をかけました。自分の想いを募集文面にまとめて、想いに共感してくれる人が提案してくれるのを期待して待っていました。
私自身、実はイラストレーターもフォトショップも使えるので、自分でもある程度はロゴを作れます。ただしプロではないので、1個作るのに、場合により文言や構成を考えこむと数カ月もかかってしまい、これではスタート時期がずれてしまうと思っていました。
クラウドワークスで依頼したのはそんな中だったのですが、わずか3万円にもかかわらず結果的に50件くらいの案が集まり、ロゴが1週間で完成したのです。初めて利用したのがこの時でしたが、この時に自分の感性に合うワーカーと出会えたことも、その後に何回もクラウドワークスを利用していることにつながっています。
─その後はクラウドワークスで発注はされましたか?
その後は、ロゴコンペで採用したデザイナーに会社のロゴや、店舗の外に貼っているポスターのデザイン、看板デザインをプロジェクト形式で依頼しました。
ロゴを封筒でも使いたい・WEBでも使いたい・白黒も欲しいなど、いくつか希望を伝えたのですが、何も指示をしなくてもこちらの希望を汲み取って理解して制作してくださり、全部こちらのイメージ通りのものをいただくことができました。
スクールを再始動して「施術→教育」に移行することは以前から考えていたのですが、ちょうど私が50歳になり、今が動くタイミングだと感じました。そのような時にこのような良いワーカーさんと出会えて、ロゴやポスター、看板のデザインを丸ごと頼めたので、素敵な出会いだと思っています。
─クラウドワークスをご利用いただいて、メリットだと感じられていることはありますか。
メリットは3つあります。まずは価格が安いこと。次に、コンペ形式ならいろいろなデザイナーさんから数多くの提案を受けられること。そして、感性の合うデザイナーさんに出会えることです。
一般的なデザイン会社だと3個か4個くらいしか案がもらえないかと思うのですが、もしイメージと違っていたり感性が合わなかったりしても、その数の中から選ばなければならないうえ、価格帯も高い。その点、クラウドワークスではいろいろな提案を受けられるので、感性の合うデザイナーさんも見つけやすいのだと思います。
心掛けているのは、詳細な情報の共有と素早いレスポンス
─現在、ひとりのワーカーさんとやり取りされているというお話ですが、クラウドワークスを利用いただく中で、うまく案件が進むように工夫された点や意識されていたポイントなどはありますか。
ペルソナを細かく設定するなど、細かい情報を共有しました。ペルソナはこういう人で、こういう人に向けてこういったことを提案したい、お客様はこういうイメージでといったことを細かく挙げて伝えています。それがわからないと、デザイナーさんも多分イメージをしにくいのではと思いましたので、そこは意識しました。
─できるだけ情報を共有することを心掛けていらっしゃるのですね。ほかには意識されている点はありますか。
メッセージのやり取りでは、メッセージが来たときは時間をかけずにお返事することをいつも意識しています。それによってワーカーさんの仕事が早くなりますし、信頼していただけるのではないかと考えています。もちろん仕事都合で2~3日返信ができない時もあります。ですが、忙しいときは、「今日はバタバタしているので明日ご連絡します、ごめんなさい」という一言はすぐに返すようにしています。
デザイン領域で幅広く活用し、仕事の効率性を向上させたい
─イラストレーターもフォトショップもお使いになられるというお話でしたが、クラウドワークスを利用いただくことで、仕事の効率性は向上しましたか。
自分でやってしまうと時間がかかりすぎてしまい、逆に時間の無駄になって生産性が悪くなります。私の時給を考えると、たとえば、ロゴを自分で何カ月もかけて作るよりもクラウドワークスで発注してしまったほうが安上がりですし、メインの仕事に支障が出ません。
最初に利用したときのデザイナーさんとの出会いがあるので、デザイン系で依頼できるものはこれからも全部クラウドワークスを活用しようと思っています。
─今はデザイン関係で利用いただいていますが、今後、新たにクラウドワークスの利用を検討されている領域はありますか。
今はLINE@やLINEのスタンプ、YouTubeなどで利用できないかと考えています。
YouTubeの動画をアップすることも始めたので、編集してくれる人いないかなとか。LINE@も、アカウントを作るところからすべて手伝ってもらえる人はいないかなと考えています。これからも幅広く利用していきたいですね。