マーケティング
公開日: 2020.10.22 / 最終更新日: 2023.11.20

セブンイレブンのロゴマークにこんな意味が!印象に残るロゴの仕組み

誰もが目にしたことのある「セブンイレブン」のロゴ。注意して見ると、ある仕掛けが隠されていることに気づきます。企業のロゴは、ユーザーに伝えたいメッセージを込めることができるツールです。
今回は、セブンイレブンのロゴを例に挙げながら、ロゴ作成のポイントをわかりやすく説明します。

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セブンイレブンのロゴマークができるまで


出典元:セブンイレブンジャパン 公式ホームページ

セブンイレブンのロゴは、いつ頃デザインされたものなのでしょうか。

そもそもセブンイレブンとは

国内最大規模のコンビニエンスストアチェーン、セブンイレブン。元々はアメリカのサウスランド社という会社が現地で展開していた店舗で、日本発祥ではありません。セブンイレブンの最初の店舗は、1927年にアメリカのテキサス州で誕生した小さな氷販売店でした。

コンビニエンスストアの原型となったのは、氷の他に卵や食料品、日用品などを売るようになってからです。しかも、当時はセブンイレブンという店名ではありませんでした。のちに事業が拡大し、日本での展開が始まったのは、イトーヨーカ堂がサウスランド社とライセンス契約を結んでからです。

ロゴマークの誕生

現在使われているロゴマークは、アメリカでコンビニエンスストアの原型としてビジネスを開始した頃に考案されました。1946年に店名を「7-ELEVEn」としてチェーン展開を行うようになり、現在のロゴマークはこの頃にデザインされたものです。ちなみに、「セブンイレブン」という店名は、展開当初の営業時間が朝7時から夜11時までだったことに由来しています。

ロゴに込められたメッセージと「n」の意味


セブンイレブンは、創業が1927年・ロゴの発表が1946年と比較的古い会社であることから、残っている当時の資料は多くありません。セブンイレブン・ジャパンでも、ロゴの正確な由来についてはわかっていないとしていますが、いくつかの説があります。

緑・赤・オレンジのコーポレートカラー

世界中のセブンイレブンで共通のカラーとして使われている「オレンジ」「緑」「赤」。この由来についてもはっきりとした意味はわかっていないそうです。セブンイレブン・ジャパンの見解では、オレンジ色は「夜明けの空」、緑色は「砂漠のオアシス」、赤色は「夕焼けの空」をイメージしたもの、としています。当時のセブンイレブンは朝7時から夜11時までの営業形態が大きな特徴だったため、「朝から晩まで人々のオアシスになるように」との意味を表しているのかもしれません。

「n」の説1:デザイン性

セブンイレブンのロゴマークは、文字で書くと「7-ELEVEn」となり、最後のnだけ小文字になっているのが正式です。このロゴが生まれた2つの説をご紹介します。

1つ目の説はデザイン面による理由です。ロゴ考案当時、社長の妻が「ELEVENの文字をすべて大文字にするより、最後のNだけ小文字にしたほうが美しいのでは?」と提案したといわれています。確かに、すべて直線のみで構成される文字よりも、一部だけ曲線が入ったデザインのほうがおしゃれに見えるかもしれません。

「n」の説2:商標登録問題

もうひとつの説は、商標による理由です。当初、「7-ELEVEN」と全て大文字で登録しようとしたところ、申請が通らなかったため最後のNのみを小文字にした、という説もあります。「7-11」などのような単純な数字だけでは商標登録ができないため、なんとか考え出された苦肉の策なのかもしれません。

印象的なロゴを作るには?


では、セブンイレブンのような印象的なロゴを作るコツを紹介します。

色やフォントを工夫する

ロゴが人々に与えるイメージの大半は、色使いやフォントに左右されます。セブンイレブンの場合では、オレンジ、緑、赤と自然をイメージするような明るい色合いのため、元気でハツラツとした雰囲気を与えます。

一方で、ブルーやネイビーなどの色は、堅実さや誠実さを感じさせるため、一般企業でも多く使用されている色です。フォントに関しても、ゴシック体なのか明朝体なのかでも大きく印象が変わります。どのようなイメージを自社に抱いて欲しいのかを考えながら、ロゴを作成しましょう。

そのほかのポイントや企業のロゴに関する事例などは以下の記事でも詳しく紹介しています。こちらもあわせてチェックしてみてください。
関連記事:【事例多数】有名企業のロゴと意味を紹介!企業ロゴ作成のポイントも解説

プロのデザイナーにロゴ作成を依頼する

ロゴの色やフォントで迷った場合や、良いアイデアが浮かばない場合は、プロのデザイナーにお任せする方法もあります。今では、クラウドソーシングサイトを利用して、ロゴ制作をお願いしている企業も増えています。

例えば、クラウドソーシングサイトのひとつ「クラウドワークス」には、ロゴデザインのスキルを有するクラウドワーカーが多数在籍しています。その中から気になったデザイナーに発注したり、多数のデザイン案を募って選んだりも可能です。

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また、実際にクラウドワークスを利用してロゴやポスターを作成した企業に、ロゴの発注に関するお話を伺いました。どのようにクラウドワークスを活用したらいいのか、ぜひイメージしてみてください。
関連記事:整体院のロゴからポスター、看板とあらゆるデザインを発注。感性の合うデザイナーと出会う秘訣とは:株式会社ボディサイン

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まとめ

セブンイレブンのロゴが記憶に残る理由は、コーポレートカラーが持つメッセージと、一捻りされたデザインにありました。実際にロゴ制作をする際には、デザインのポイントを踏まえ、良い案を出すことが難しければプロのデザイナーに依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。

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