マーケティング
公開日: 2019.03.20 / 最終更新日: 2023.11.20

【事例多数】有名企業のロゴと意味を紹介!企業ロゴ作成のポイントも解説

有名企業のロゴにはどのような意味があるか考えたことがありますか?ロゴは企業のアイデンティティを示すものであり、他社との差別化が欠かせません。今回は企業のロゴの役割や意味、作り方のコツなどについて解説します。

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企業のロゴの役割とは?

ロゴはコーポレートアイデンティティを表すものです。「企業のシンボル」という言い方もできるでしょう。一般的に名刺やWebサイト、各種広告などに掲載されます。企業の理念や文化を表現した独自のロゴは、企業のブランディング・他社との差別化には欠かせません。また、企業の認知度や信頼性の向上、ビジョンの共有にも役立ちます。

ロゴデザインの種類や、ロゴをデザインする際に役立つサイトなどは、以下のページでまとめています。

関連記事:ロゴデザインの種類や使えるサイトは?基本知識をまとめて紹介

かっこいい企業のロゴ一覧とその意味

スピードを表現した「ナイキ」


出典元:ナイキ

ナイキのロゴは、社名の由来でもあるギリシャ神話の勝利の女神「ニーケー(Nike)」の翼をモチーフにしていると言われています。名称は「スウッシュ (Swoosh)」。躍動感やスピード感を表現しており、1971年に商標登録されました。

複雑なロゴへ進化した「コカ・コーラ」


出典元:コカ・コーラ

コカ・コーラのロゴは、最初から現在の形をしていたわけではありません。実は、コカ・コーラの長い歴史の中で、ロゴデザインは幾度となく変化してきました。1886年に作成されたロゴは非常にシンプルなものでしたが、現在はより複雑なデザインに生まれ変わり、インパクトを強めています。

若者へのアピールを目指した「アップル」


出典元:Apple

アップルのロゴマークには、「コンピュータを温かく親しみやすい存在にしたい」という願いが込められています。ちなみに、リンゴマークの右側がかじられている理由を知っている人は少ないでしょう。多くの説が存在しますが、「他の果物と間違わず、一目でリンゴだと分かるようにしたかった」ということです。

三角星に独自の意味を込めた「メルセデス・ベンツ」


出典元:メルセデス・ベンツ

メルセデス・ベンツのロゴは、三角星を象徴としています。実は、これは単なる星ではありません。「陸・海・空」を表しており、「それぞれの世界でモビリティーの発展を進めていく」という意味を持っています。

実は頭文字ではない「マクドナルド」


出典元:マクドナルド

マクドナルドのロゴは、イニシャルの「M」が由来ではありません。イリノイ州シカゴ郊外のマクドナルド第1号店に建てられている「2つのゴールデンアーチ」がモチーフになっています。ゴールデンアーチがモチーフになる以前は、複雑なロゴデザインでした。

赤×白でブランドを想起させる「リーバイス」


出典元:リーバイス

リーバイスのロゴは、赤い背景に白い文字で、ブランドイメージをシンプルに伝えていると言えるでしょう。ジーンズのウエスト部分に貼られている初期のロゴは、「馬が引っ張っても破れない」という意味を持ち、ジーンズの頑丈さを表現しています。

4色には意味がある「グーグル」


出典元:Google

グーグルのロゴは、三原色(青・赤・黄)で構成されています。しかし、「L」だけが三原色に当てはまっていません。実は「L」が緑色になっているのは「グーグルはルールにとらわれない」という経営哲学が込められているからです。

シンプルさを追求した「マイクロソフト」


出典元:マイクロソフト

最も有名なソフトウェア会社であるマイクロソフトのロゴは、シンプルさを追求しています。2012年には、25年ぶりに新しいロゴに生まれ変わりました。ウィンドウズで馴染みのある4色を使用し、ブランドバリューをアピールしています。

3本の線が象徴的な「アディダス」


出典元:アディダス

アディダスのロゴは4種類あることを知っていましたか?いずれのロゴにも、有名な「3本線」が使用されています。この「3本線」は、創業当初に靴を補強するために装着された「3本のバンド」をモチーフにしています。

女神ではなく実は人魚!「スターバックス」


出典元:スターバックス

スターバックスのロゴに描かれている女性は、女神ではありません。ギリシャ神話に登場するセイレーン(人魚)です。創業者の1人がノルウェーの木画版に描かれているセイレーンを見つけ、ロゴに採用しました。以来、ブランドの象徴として使用され続けています。

有名企業風のロゴを作れるジェネレーター


「ロゴを作ってみたいけれどイメージが湧かない」「有名企業風のロゴを作成してみたい」と思ったことはありませんか?企業ロゴジェネレーターを使うことで、好きな文字列のロゴを無料で作成することができます。

使い方はシンプルで、企業ロゴを選択し任意の文字を打ち込むだけです。遊び感覚でロゴのイメージを掴むことができるので、ロゴの作成を検討している人は、ぜひ使ってみてください。

そのほか、ロゴ作成に特化したツール・アプリ・サービスを利用することもできます。それぞれの特徴や選び方については、以下のページでまとめています。

関連記事:【無料のロゴ作成ツール】おすすめや選び方のポイントを詳しく紹介

関連記事:ロゴ作成に使えるツール・アプリ・サービス

ロゴを作成する方法は?


ロゴを作成する方法は、主に3つあります。

自社で作成する

自社でロゴを作成する場合は、社内公募などの方法がとられることが多いでしょう。様々な技術や知識を持つ社員から、多くのアイディアを集めることで、自社のイメージに合うロゴデザインを作れるかもしれません。

外部に依頼するよりもコストを抑えられる上、打ち合わせなどもスピーディーに進められます。しかし、最低限のノウハウがないと、効果的なロゴを作成することは難しいと言えるでしょう。

制作会社に依頼する

ロゴの作成を外部の制作会社に依頼する企業も多いです。専門性の高いプロに依頼することで、クオリティーの高いオリジナルロゴを作成ができます。ただし、デザイン制作会社を選ぶ際は必ず実績などを確認するようにしてください。会社ごとに得意分野は異なるので、自社のブランドイメージに合う制作会社に依頼しましょう。

ロゴデザインの依頼方法や、依頼先ごとの料金相場については、以下のページを参照してください。

関連記事:ロゴデザインの相場とは?依頼方法やケースごとの金額も紹介!

クラウドソーシングを活用する

クラウドソーシングを活用しロゴ制作を外注化する企業も少なくありません。一般的に、制作会社に依頼するよりもコストを抑えられる場合が多いです。個人のデザイナーを募集し、多くの提案を集め、その中からデザインを選ぶという方法もあります。登録しているデザイナーが多いクラウドソーシングサイトを利用してみましょう。

企業ロゴの作成依頼なら「クラウドワークス」

ロゴ作成の依頼先はいくつかありますが、クラウドソーシングを利用する方法がおすすめです。なかでも日本最大級の「クラウドワークス」は登録ワーカー数が480万人を超えており、フリーランスのデザイナーやイラストレーターが多数登録しています。

コンペ形式での発注もできるため、予算を決めたうえで複数のロゴデザインを募集し、その中から気に入ったデザインを選ぶことができます。コンペ形式は採用したロゴデザインにのみ報酬を支払うシステムで、高い費用対効果が期待できる依頼方法です。ロゴデザインのおおよその相場は1~5万で、通常であれば30~50提案ほどのデザインが集まります。以下のように料金や応募期限などを設定してから、ロゴデザインを広く公募できます。

【コンペ形式を発注する際の入力例】

報酬:3万円
掲載日:◯月◯日
応募期限:◯月末まで
ロゴのイメージ:文章で説明するか、参考画像を添付する
希望する色:青を基調とするなど
納品ファイル:ファイル納品(.jpg)、Illustrator(.ai)、Photoshop(.psd)など
利用用途:名刺や封筒、パンフレット、自社サイトのバナーなど

また、登録ワーカーのプロフィールを見れば、ロゴ作成の実績やデザインのテイスト、目安料金などを確認できるため、希望する条件に合った人材を探してスカウトすることも可能です。過去に開催されたコンペの採用作品を公開しているため、デザイナーを探すときや、ロゴのイメージを決める際の参考にすることもできます。

過去のロゴ作成コンペではこんな作品が採用されています!

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企業のロゴを作成するときのポイントとは?


最後に、企業ロゴを作成するときのポイントを紹介します。

意味やストーリー性を持たす

企業ロゴは、コーポレートアイデンティティを示すものです。よって、様々な意味や想いが込められていなければなりません。ロゴが持っているストーリーが濃いほど、対外的な印象も強くなるでしょう。企業のコンセプトや経営理念が伝わりやすくなり、ブランディングにも役立ちます。意味やストーリー性が弱いロゴを使用している場合は、新しいロゴの作成を検討してみてください。

様々な状況で使えるようにする

企業のロゴは、様々な状況で使用されます。名刺やWebサイト、各種広告に掲載されるだけに限りません。例えば、いくらカラフルなロゴでも、白黒の紙に印刷すれば単色になってしまいます。白黒になったときに印象が薄れてしまうようなロゴは、使い勝手が良くありません。どのような状況で使っても見栄えが悪くならないように、シンプルで力強いデザインにしましょう。

色の持つ効果に注意する

ロゴの作成において、「配色」は非常に重要な要素です。微妙な色の違いでも、人が持つ印象やイメージは大きく変わってきます。自社のブランドイメージを最大限に表現できる色を選びましょう。また、他社との差別化を図る上でも、ロゴの「配色」は大事です。競合他社のロゴカラーと被らないように、入念な事前調査を行ってください。

フォントの権利関係を調べる

既存のフォントを使用して企業ロゴを作成する場合は、フォントの権利関係に注意しましょう。ライセンス情報を必ず調べ、商業利用は可能なのかどうか、フォントの加工は許可されているのかどうかチェックしてください。フォントの提供元の規約を確認せずに企業ロゴを作ってしまい、後々損害倍書を受けたという事件も多いです。

アプリのアイコンも同時にイメージする

新しく企業ロゴを作成する場合は、アプリのアイコンも同時にイメージするとよいでしょう。スマートフォンの普及に伴い、スマートフォンアプリを作る企業が増えています。自社のロゴをアプリアイコンに活用することができれば、ブランディングにおいて絶大な効果を発揮します。ロゴ作成を外注化する際は、アイコンの作成も一緒に発注するとよいかもしれません。

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にしすん
早稲田大学商学部卒業後、コンサルティング会社で人事業務を担当。新卒・中途採用全般に携わる。 その後、フリーランスとして独立。WebマーケティングやWeb広告の分野で活躍中。マーケティング・金融・会計・人事労務など、幅広い知識を持つ。

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